5月3日、奈良倉山~鶴寝山~大マティ山を歩いてきました。
メンバーは3名、TさんとK地さんです。
JR上野原駅からバスに乗ります。
(駅長さんが登山のパンフを配っていました)
:上野原駅
:鶴峠
9:25 「鶴峠」でバスを降り、奈良倉山へ向かいます。
:green shower
:コウライテンナンショウ :ハルリンドウ :ミヤマネコノメソウ(イワボタン)
:ハシリドコロ :ヤマウツボ(寄生植物) :Wanted
:傘屋さん
ヤブレガサ(umbrella for sale)
:奈良倉山
10:30 奈良倉山頂へ
:奈良倉山(1349m)大菩薩峠から東の三頭山方面へ延びる牛ノ寝通りと呼ばれる長大な
尾根があり、広葉樹林の広がるゆったりとした道が続く。奈良倉山はほぼその中央に位置する。
富士山頂が望める大月市が選定した「秀麗富嶽十二景」に選ばれている。
前回来たときは、富士山が見えなかった、今日はこの通りです。
:カラマツ
カラマツ林を松姫峠へ下ります。
:ツクバネソウ
:松姫峠
11:15 松姫峠、大月市と東京都小菅村の境界になります。
ライダー(man)とサイクラー(woman)が休んでいました。
:登山口
「牛の寝」を経て「大菩薩峠」へ続く、登山口になります。
:分岐
ニリンソウ群生地への分岐です、今回は鶴寝山へ向かいます。
(ニリンソウ群生地ルートは鶴寝山をトラバースする)
:鶴寝山
緩やかな尾根道を歩いて、11:37 鶴寝山です。昼食をとりました。
:鶴寝山(1368m)ミズナラやクリ、ブナなどの木々が豊富で、山頂近くには「巨樹の道」
があり数多くの巨木に出会うことができる。富士山のビューポイントでもある。
:ビューポイント
あいにくに隠れて富士山は見えませんでした。
:山沢入りのヌタ
12:20 山沢入りのヌタ、ここから大マティ山をピストンします。
(:ヌタとは甲州に多い地名で、山越または尾根筋の平地をいう。
ヌタの語義は山中の湿地で、猪、鹿のヌタバで知られたヌタという語から出ている。
猪が躰を冷やすために泥土を掘り返す湿地は、ヌタバという=山ことば辞典より)
:山頂分岐
見慣れた景色になりました、落ち葉をかき分けて登っていきます。
:大マティ山
12:45 大マティ山頂、広葉樹林の中、広い山頂でした。
山沢入りのヌタへ戻り、小菅のへ下ります。
(変わった名前ですが調べたけどわかりませんでした=【日本山名辞典:三省堂】不記載)
:ハシリドコロ :ミツバツツジ :キジムシロ
①トップ ②その下
③中段 ④根元です。
樹齢6~700年と推定される栃の木(別名マロニエ)の巨木、”威厳さえ感じました。
(おじいちゃん×10倍のキヤリアです)
:後光が・・・
感動もんでした。
:弟分です
少し先に弟分が控えていました。
:ヒトリシズカ :エイザンスミレが「パラサイト」しています
:高指山分岐
13:45 高指山(1274m)分岐
:ワサビ田
沢筋を下ると「ワサビ田」が出てきました。
管理されているのか?微妙な雰囲気でした。
:ワサビ(土の上) :ワサビ(水の中) :シロバナエンレイソウ
沢筋の道は花が豊富に咲いていました、
:チゴユリ
:小菅の湯
ワサビ田から林道を歩いて、14:35 小菅の湯に無事下山。
上野原駅へ戻るバスには1時間待ちます、ユッタリ時間をつぶしました。
*
行程:標高差509m、11.5km、約5時間
8:15 JR上野原駅 =9:20 鶴峠バス停 ⇒10:30 奈良倉山
⇒11:15 松姫峠 ⇒11:37~11:50 鶴寝山・昼食 ⇒12:20 山沢入りのヌタ
⇒12:45 大マテイ山 ⇒13:13 山沢入りのヌタ ⇒13:30 栃の巨木
⇒13:45 高指山分岐 ⇒14:00 ワサビ田 ⇒(林道) ⇒14:35 小菅の湯
**
今回もスミレの花をいくつか見てきた。
”敬意を表してスミレ(Viola mandshurica)について書いてみます。
Viola:[ラテン語]スミレ属の植物
和名は、花を横から見ると大工道具の「墨入れ」に似ているからとの説が一般的です。
「墨入れ」のことを墨壺ともいうから、墨壺を立てたような形はタチツボスミレという。
(諸説あるようですが・・・・・)
:墨入れ
気になったのですが「道志・秋山・丹波・小菅」は山梨の山奥の村を集めた言葉でした。小河内ダムが出来てから交通や水源林では東京都状態ですが、まだ山梨に留まっています。