7月4日(水)草津白根山に登ってきました。
M旅ツアー、TDはK桐、K林の両名、KKコンビです。
**********
白根と名のつく山は、南アルプスの白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)日光白根と草津白根がある。
白根が白峰あるいは白嶺から来たことはいうまでもない。
志賀高原から渋峠を越えて草津に出る途中、芳ケ平あたりで、眼の前にこの山を大きく見上げる。
今はバスが通じて便利になったが、以前は馬の背やカゴに揺られて行っやという万座温泉、そこから
この山は近い。 (注:白根山に登ったと思われる=現在は火山ガスの関係で登れない)
(中略) この山の南方三キロに本白根山がある。こちらの方が十数メートル高いから、これを草津白根の
本峰と見なすべきかもしれない。(日本百名山:草津白根山より抜粋)
この案内図を見ても白根山がいくつかある。
左上の白根山△2160これが深田久弥が紹介した草津白根山 ⇒現在は登れない。
左下に本白根山△2171があるが、これは何なのかよくわからない。(登山道も不明)
今回登ったのは、その下に遊歩道最高点とかかれた場所だ。
(この案内図には載っていないが遊歩道最高点の下に本白根山の三角点がある、
ここも火山性ガスの発生があるので通行禁止となっていた=往復30分程度でピストン可能か?)
参加者は総勢31名、大型観光バス利用で、11:15 白根山
レストハウスへ。
天候は”ピーカン”気温も25℃を超えていた。(標高は2000m
を越えている)
まず「湯釜」を見に行った、観光客も
登ってくる。
火山性ガスが溶け込んだ酸性水が見せる、”色のマジック”です。
:アカモノ :ツマトリソウ :タンポポ(多かった!!)
:奥のピークは「逢ノ峰=2110m」手前の池は「弓池」
12:10 逢ノ峰へ、整備された木道を登ります。
12:20~12:40 この ”VIEW” を見ながら
昼食です。
:下に見えるのが分岐
逢ノ峰ゲレンデの木道を「本白根スキー場分岐」めざし下ります。
リフトを横目に、ゲレンデを横断し、林に入っていきます。(いい天気
だぜう・・・)
:ミツバオウレン :イワカガミ
ダケカンバ、ナナカマドの林を抜けると視界が開ける。
:カモシカ?
本白根山の火口跡が目前に拡がる、何か動いてる!!大きな動物だった。
斜面には待望の「コマクサ」の群落が。 『一挙公開します・・・。』
「赤」が強いものが多い。
:火口跡内を
歩く
火口跡内で見た花たちです。↓
:ゴゼンタチバナ :コケモモ :地衣類(ミヤマハナゴケ)
:地衣類(ミヤマハナゴケ)
地衣類は菌類と藻類からなる共生生物で、外見が似るコケ植物と混同されるが、菌類であって植物で
はない。 ミヤマハナゴケは、高山の地上に生育する地衣類。地衣類の菌類と共生する藻類との関係
は原則として特定のパートナーと共生関係を結ぶと考えられている。
:前方に探勝道
最高点
13:45 「探勝歩道最高点」へ着く、今日の”折り返し地点”最高峰になる、展望です。↓
:本白根山2170mピーク? :本白根山展望所 :本白根山三角点ピーク(通行禁止)
:本白根山展望所ピーク
:本白根山展望所
14:10 本白根山展望所(混んでる)、山頂からの展望です。↓
:四阿山(奥のピーク) :雲を被った浅間山 :草津
温泉
街
:鏡池
14:35 「鏡池」に着く。
鏡池:旧火口跡に水が溜まってできた。冬季の凍結によって底の石が大小に分離され、円形や亀甲形
に並ぶ、全国でも珍しい現象がある。水量が減る秋には地底の幾何学模様が見られる。
15:20 登山道をグングン下り、「本白根スキー場分岐」に、ここからは舗装道路を歩く。
「弓池」奥の山は逢ノ峰
「弓池」を一周する、ワタスゲが見事だった。↓
15:45 レストハウスへ戻る、雲が出てきていた。
:町営岩櫃(城)
温泉
17:00 町営岩櫃温泉で汗を流し、帰途に着いた、ちなみに
入浴料は400円でした。
http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/
***********
行程:標高差155m、約8.5km、4時間30分
11:20~12:00 湯釜往復 ⇒12:10 逢ノ峰登山口 ⇒12:20~12:40 山頂(昼食)
⇒12:50 本白根スキー場分岐 ⇒13:15コマクサ群生地 ⇒13:40 展望所分岐
⇒13:45 探勝道最高地点 ⇒14:05 展望所分岐 ⇒14:10 本白根展望所 ⇒14:35 鏡池
⇒15:20 本白根スキー場分岐 ⇒15:30 弓池 ⇒15:45 白根山レストハウス