池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

初夏の自然教育園

2019-08-01 18:16:07 | 散歩

いやぁ、、、暑いですね。

早朝の散歩なのに既に汗だくです。

その後、1、10、20日は5%OFFのツルハでティッシュ、トイレットペーパー、洗剤やら買い込み、

10%キャッシュバックのため、炎天下の時間帯にOKに買物行って(平日は8:30に開くので、朝のうちに買物は済ませたいのですが、10%は大きい)、、、

しかし、その後、午後一のシャワーが気持ちいい♪

主夫の役得(苦)

 

さて、昨日行きました自然教育園についてです。

そもそもは、東京都庭園美術館に興味がありました。

それでwebサイトで情報を得ようと、敷地マップを見たのですが、なんか地図アプリでみる緑の面積と比べて小さいような。。。

地図上の緑の面積の多くは、実は、自然教育園の敷地でしたので、

こちらもwebサイトで確認すると、国立科学博物館の附属施設でした(ブログの記事はこちら、国立科学博物館(2019.4.13))。

こんな都心で、豊かな自然を感じることができるとは。

ちょうど、その辺りに行く用事もありましたので、まずは9:00に開く自然教育園へ。

その後、10:00に開く庭園美術館の庭だけ行ってみようと。

で、自然教育園を満喫してしまったので、庭園美術館はまたの機会に、となったのでした。

 

庭園美術館と入口は並んでいます。片やお洒落な雰囲気に対して、こちらは鬱蒼とした雰囲気です。

券売機で310円の入園券を買い、ピンクのリボンを付けて入園します。

(ピンクのリボンをつける理由はわかりません。返却しますし。)

まずは、教育管理棟で、軽く事前勉強します。

 

表に出て、森の中へ入っていきます。

この時、私の頭の中では、ジュラシックパークのテーマ曲が流れていました♪

エリアとしては「路傍植物園」で、

通路の両サイド、様々な植物が名札とともに生えています。

ウバユリは、”今週の見頃情報”に載っていました。

花が咲く頃、葉が枯れるため「歯がない」に音を合わせ、姥(うば)の名前がついたとか。

 

また、エリア分けの他、何カ所かビュースポットと呼ぶところがあります。

webサイトでは”絶景ポイント”と、チャレンジングな言い方をしていますが、さてどうでしょう?

(結果から言うと、今の時期は、ちょっと絶景とまでは言えないかな)

 

ひとつ目のビュースポット「A. シイの巨木」です。

 

どんどん、しかし、園内は本当に心地よいので、ゆっくり進みます。

ところどころ、休憩用であったり、のんびり、池などを眺めていられるよう椅子が設けらています。

時に、のんびりと、森の雰囲気に、身も心も委ねるのもいいですね。

 

それと、園内のところどころ、雰囲気を壊さぬ程度にボードがあって、色々勉強にもなります。

 

 

路傍植物園のエリアから、ひょうたん池の方へ向かいます。

途中、次のビュースポット「B. 紅葉の新緑・紅葉」

悪くはないですが、季節柄、いろいろ生い茂り過ぎて、ちょっと観づらい。

秋に、周りの草が枯れて、赤く紅葉したら綺麗でしょうね。

 

続いて「物語の松」です。

一帯が、江戸時代、松平讃岐守の下屋敷であった名残です。

 

ひょうたん池に到着しました。

上高地を思い出しましたが、

池に倒木があるのは、なんか”お約束”なのでしょうかね(苦)

 

その先は、「水生植物園」のエリアになります。

ひょうたん池とは別の池があります。

トンボが飛んで、亀が水中から、水面のアメンボを追いかけたり、小さな水鳥が魚を取ろうと潜ったりしているのを観ることができます。

私のiPhoneでは遠すぎて写真に残せなかったのですが、

他の皆さん、長〜い望遠レンズ付きの一眼レフで、鳥や昆虫を追っていて、、、

初めて、ああいうカメラが欲しいと思いました。

 

通路の両サイドは湿地になっています。

こちらも、看板付きです。ひらがなってのが良いですね。子供だけでなく、大人にも優しい。

ところで、どくだみ(写真中央辺り)って水生植物だったの?

子供の頃、胃腸がホント弱くて(お腹がゆるくて)、正露丸とドクダミ茶ばかり飲まされていました。

ベトナムでは、何の料理にも生野菜が付くのですが、ドクダミはよく入っていました。

あの野菜、ハーブは、サラダというより、毒消しでしたね。

ぐるっと水生植物園の池を周ったら、

森の小道を進みます。「武蔵野植物園」のエリアとなります。

途中、ビュースポット「C. 小川と湿地」がありましたが、

今の季節、植物が伸び過ぎて、小川も湿地も見えません(苦)

まさに、武蔵野の森の小径です。

すぐ外側を、首都高2号線が走っているので、車の音は随分聞こえるのですが、

ここがそんな都会の中にあるという事が驚きですね。

 

「武蔵野植物園」のエリアを過ぎた辺りに、「大蛇(おろち)の松」があります。

先の「物語の松」同様、松平讃岐守の下屋敷にあったもので樹齢約300年、いつの頃からか、大蛇の松と伝えられていると。

樹皮が、心なしか蛇の鱗のように見えますが、だからかな?

木漏れ日が綺麗な季節です。

足元のシダ類をみて、原生林を感じます。

 

ビュースポット「D. 水生植物園」

先ほどの「水生植物園」のエリアと池を俯瞰できそうですが、こちらも生い茂った草木でよく見えません(苦)

 

続いて「いもりの池」というのは、「ひょうたん池」同様、いもりの形に似ているのかしら。

そして「水鳥の池」。水鳥がいるようにも見えず、まして水鳥の形ではないかな(苦)

くすのき、けやきの大木を観ながら、進むと、中世の豪族の屋敷跡があります。

路傍植物園のエリアには、土塁跡がありました。

 

以上、路傍植物園の通路を引き返して、自然教育園見学はお終いです。

くどいようですが、これが都会の真ん中にあるのが不思議に感じますし、

それにも増して、自然のスケールが大きくて、驚きでした。

季節折々に来たいものですね。

 

今の季節、あまり花は見かけませんでしたが、

おばちゃんグループが、路傍植物園を整備中の方に「あのオレンジの花は何ですか?」と聞いているのが聞こえ、

係員の方が「キツネノカミソリ(狐の剃刀)です。」と即答したことに、すっごく驚きました。

すっごい小さい花なので、iPhoneをめっちゃ寄せて撮影。

wikiでヒガンバナ科とありましたが、花びらの感じは確かにそうですね。

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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