毎日暑いですね。
しかし、今年の梅雨明けは、昨年より30日遅く、平年より8日遅かったので、
暑い時期が、短くて済む?とも言えます。
まあ、人間はそれで良いのですが、
自然界では夏の暑さを待っていた生物、植物も多いことでしょうから、
暑さも二、三割増しで、夏全体の熱量の帳尻を合わせていただければと思います。
ダメ?
その暑さを待っていたであろう蝉について、
今朝、蝉そのものでも良いのですが、抜け殻ないかな〜と木の幹を見上げなら洗足池を周っていたものの、
なかなか見当たらずにいたのですが、
昨日お話しした自然教育園の見頃情報にウバユリと一緒に掲載されていた、ヤブランが咲いている、と視線を落としたところ、
抜け殻がくっついていました。
おやっと思い、足元の方に注意を向けると、あるわあるわ(驚)
確かに、よく考えると、公園の遊歩道を歩いていて、立派な樹木は、根元はアスファルトで固められていて、
幼虫が潜っているようには思えません。
花壇の柔らかい土の中で育って、いざ地上に出てきて、目の前の茎を登るとすれば、
その草木の丈次第ですが、だいたいは地表に近いところで羽化することになるのでしょうね。
ところで、蝉の抜け殻って、見つけると、なんかラッキーな感じしません?
蛇の抜け殻だと、財布に入れておくとお金が貯まると言われますが、蝉の抜け殻には御利益はないのかな?と思って、ちょい調べると、
一応、縁起は良いと言われており、
家にくっついていたら取り除かないとか、箪笥に入れておくと着物が増えるとか(着替える感じかな)、”引っ掛かっている”ので、受験の御守りにするなど出てきました。
それと、マイブームの東洋医学においては、蝉の抜け殻は「蝉退(せんたい)」と言う生薬で、解熱作用があると。
う〜ん、東南アジアで色々な虫は食べてきましたが、蝉はともかく、抜け殻となると、エビの身を食べずに、殻だけ食べるような、なんか違和感が。。。
あれ?一般の人とは違う感覚でしょうか?(笑)
まあ、バッタやタガメも揚げると、中身が飛んでしまって、殻だけパリパリ食べる感じだから(塩かけると、ポテチみたいになる)、抜け殻も一緒かな。
それに、エビの殻も、揚げてスープの出汁に使ったりするので(シンガポールにいた時、牛肉板麺が大好物でしたが、出汁はエビの殻でしたね)、蝉の抜け殻も、煎じて飲むといい味がでるかも。
なお、私は福島の田舎の出で、イナゴとかハチノコが普通に食卓にのっていましたので、元々免疫はありましたが、
虫に限らず、東南アジアの、日本では食べない食材は、現地の食文化への敬意と共に、違和感より、どんな味や食感なんだろうと言う興味が勝ってしまっていたのですよね。
ではでは