朝方、散歩している時は、今日は涼しいかも、と一瞬思ったのですが、
池上まつりの日が、涼しい訳がない。
と言う事で、今年も暑い中、池上まつりの開催です。
会場の池上会館は(超)近所なので、昨年も行きましたが、
昨年は余りの暑さに、野外ステージを観る気も起きず、建物内で落語を聞いて、伝統工芸の展示、昔の池上の写真、東急さんが作った鉄道模型を観て、早々にに退散しました。
そして、夕方、野外ステージのトリを務める原田真二は、、、
暑いからいいや、になってしまいました。
しかして、今年は、、、
(祝)二年連続スペシャルゲストは原田真二!
しかも、登場は、午前中!
去年盛り上がらなかったのかな?
と言うのは、午前から昼時にかけて、人出が多く、出店やイベントブースが盛り上がっていましたが、
午後遅くから夕方にかかると、もうお仕舞いの雰囲気が漂いますせん?
日曜の夕方は、家でご飯食べるし、サザエさんシンドロームもありますからね。
まして、とんでもない暑さだったので、日中、池上外から来た人は、一日中、池上会館にいるとは思えませんし、
私のように、家が近いので、一旦帰ってしまったら、また出かける気にもならなかったのでは。
なので、今年は、開会式の後、池上太鼓があって、
次が原田真二(感)
池上仲通り商店街を出発した、パレードが到着するまでの約30分間、野外オンステージです。
「だって、外なんでしょ・・・」と言う奥さんは放っておいて(笑)、
池上太鼓から(ポジショニングも兼ねて)観に出掛けました。
この池上太鼓、お寺さんのイベントなどでよく観ますが、迫力もあって、見応えがあります。
まあ、お祭りですから、野外ステージのオープニングは、これでないとね。
そして、太鼓が片付けられ、司会者が原田真二の経歴の紹介をしていると、
おもむろに、原田真二がステージに、、、
ステージの前に立って待っていた観客は、私も含めて、息を呑んだような一瞬の間が、、、
太い。。。(腹が出ている。。。)
まあ、私が小学生の頃、ベストテンとかで観ていた人ですから、年相応の体型にもなりましょう
でも、大田区のホームページは、この写真です(苦)
(確か、去年もこの写真でした)
しかし、パフォーマンスが始まると、凄く迫力があって、
初めて生声を聞きましたが、昔のイメージとは異なり、ちょっとハスキーでパワフルでした。
(黒いブーツ履いてた)
エレキで歌った、オープニングの歌名を知りませんでしたが、
続く、キャンディ、タイムトラベルは懐かしい限りです。
キャンディのところでは「皆さん、知っていますか?」と言う自虐(苦)、
キャンディキャンディ(アニメ)のイントロを弾いて笑いをとったり、
原田龍二ではないと言ったり、
一部のファン(?)が、間奏のところでかける「真二〜!」を、
昔は嫌でしたが、今は、自分からリクエストします、と観客に練習させたり、
タイムトラベルでも、サビの「時間旅行のツアーはいかが?いかがなもの?」をリフレインさせたり、
とても親近感の高いMCぶりでした(感)。
丸い顔もいいよね。
そして、てぃーんずぶるーす。
最後は、時間を気にしながらも(パレードが到着しますから)、メッセージと、これも歌名を知らないのですが、素敵な楽曲を聞かせていただきました。
ただ、曲の最後の方は、パレードが到着してしまい、子供達の鼓笛隊の音が被ってしまい、本人もちょっと苦笑いでした。
結局、5曲を歌われて、特別ファンでもない私ですが、子供の頃聞いたヒット曲が3曲。
盛り上げ方も上手で、自分でも意外なほどテンション高く楽しませてもらいました。
なんだか、昔のヒット曲目当てでコンサートに行くのもいいかな、と。
歌だけではなく、当時の自分の思い出も重なるような。
ただ、二、三時間は持たないでしょうね。
30分で5曲、内、その世代の人が知っているヒット曲が3曲のミニコンサートってのが塩梅がよろしかったのでしょう。
(ファンの方には、失礼かもしれませんが、ご容赦ください。原田真二さんの国連関係の活動などには感銘を受けています)
MC部分で、自転車で通っているところで歌を歌うのは変な感じが、とか
知っている人が通りがかるので、と言っていたので、
この辺りに住んでいるのが切っ掛けで呼ばれているのかもしれません。
(出身は、広島と言っていましたから)
そして、原田真二コンサートが終わるのを待っていたパレードが、ピーポ君を先頭に動き出し、
私は、自宅に一時避難です(苦)
暑いし、パレードの参加者も加わって、人出が凄いので。。。
そして、自宅で、奥さんに昼ごはんを食べさせ(笑)
今年は、再出動します!
室内ステージで、こどもミュージカルを観て、落語を聞くために。
これらは室内ですからね。
伝統工芸などの展示コーナーは、まあ、今年はいいかな(毎年変わるものでもないでしょうから。すみません)
こどもミュージカルは、劇団みるき〜うぇいによる「オズの魔法使い」。
それに先立ち、職員20名が準備を手伝ったと言う、税務署の署長さんの挨拶とe-Taxのプロモーション(スマホでできるようになりました、とか)。
子供向けのステージなので、親が付いてきていますから、ターゲティングとしては間違っていないようにも思えますが、
小さい子供を連れた若い親御さん達が、e-Taxを使う自営業か、と言うとどうでしょう。。。
起業家ってことでもないと思えますし、次のステージの、落語の観客の方が合っているような気も。。。
ともあれ、子供向け設定だと思うのですが、「オズの魔法使い」面白かったです。
最近、複雑に凝ったストーリー、難しい世界観のドラマや映画より(付いていけない)、
子供も対象にした映画、アニメ、TV番組(Eテレとか)が、構えずに観ることができ、楽しく感じるんですよね。
身体の老化と同時に、精神の退化も起きているのかな(苦)
そして、落語です。
噺家は、大田区出身の茂手亭小丸(もてていこまる)さん。
去年も大田区出身の噺家さん。
池上本門寺の石段を造った加藤清正にちなんで、「荒大名の茶の湯」でした。
さて、今年は「片棒」。
枕は「始末の極意」の「六日知らず」と「うなぎの匂い」のくだり。
ところどころ、地名を池上、寺を本門寺にアレンジしたりしてはいました。
この「片棒」と言う噺ですが、ごく最近、何かで聞いた記憶があったんですよね。
何で聞いたのか思い出せないのですが、
あるとすれば、Tokyo FMの立川談笑の「落語千金」(お金にまつわる落語(古典、創作)を紹介。みずほ証券がスポンサーなので)のポッドキャスト。
でも、この番組は終了してからしばらく経つし。。。
で、何が言いたいのか、と言うと、
「片棒」のストーリー、オチまでしっかり記憶しているのに、
この茂手亭小丸さんのは、ものすごく面白かったということです。
周りにいた方々も終わった時「上手だったね〜」とか言っていました。
ただ、この方の情報がWebで見当たらないんですよね。
主な演目は、古典落語のようですので、また聞いてみたいですね。
以上、池上まつりでした。
今年は、野外ステージ2本、室内ステージ2本、パフォーマンスに特化した楽しみ方でした。
暑いことは暑かったのですが、観たかった野外が午前中で、観たかった室内が午後に当てられていたもの、私にとって都合が良かったです。
さて、来年はどうかな。
原田真二は来年も来るのかな?
ではでは