孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

無錫・塩城の旅 Part 10 (塩城にて その4)

2013年11月23日 01時41分57秒 | 旅行(中国)
11月19日も快晴。今日は塩城市のいろいろな工場や施設を見学するので楽しみ・・・

最初に向かったのは、SINOVEL(華鋭風電)の工場。 この会社は風力発電では世界的なメーカーだ。

SINOVELに向かう道路傍にあったモニュメント。 自然環境も豊かな場所で鶴は塩城が有名な飛来地です。


SINOVELの風力発電の模型


工場の様子 
写真撮影禁止と有り、一団の皆さん写真撮影しており、怒られなかったけど、ブログへのupは下記のみとします。
風力発電機の心臓部を製造しており、これが(まるで小型バスの中にモーターが乗ったような)空中数十メートルの塔の上に設置されるのかと思うと感動デシタ。
写真撮影禁止とあったので、画像加工させていただきました


どうしても風力発電機の様子を見たい方は、下記URLを見てください。
2010年に河北省の工場を見学した写真です。

河北省 張北の旅 Part2
http://blog.goo.ne.jp/chohbey/e/79f5c7392d602504f6140314e56172ae

河北省 張北の旅 Part3
http://blog.goo.ne.jp/chohbey/e/77a71d389bf648d336bbd9bba4b2ba8a

SINOVEL見学の次は機械工場ですが、旋盤写しても面白くないのでパス。
とはいえ、スペースに余裕がありさすが中国の工場は広いなぁと・・・

トランス製造の工場にも行きました。
トランスの製造現場といえば、家電用程度の現場しか見た経験が無かったので、これだけ大きいトランスは初めて。



コアの板を一枚一枚手作業で重ねていました。


出来上がると、こんな形です。


トランスの仕様確認のために、出来上がったトランスを分解して確認する作業は得意だったけど、こんなサイズは勘弁だなぁ!!
でかっです。


自動車の製造工場も見学しました。 塩城市の空港から韓国への直行便が飛んでいます。つまり韓国企業の進出が盛んな地域です。塩城の自動車会社として韓国企業としえはKIAの工場があります。

KIAの工場建物






完成品がずらっと並んでいました。 壮観です。


この工場では年間48万台の生産とのコトです。 自動車会社なので、当然ここも建物内部は撮影禁止。
でも撮影しても怒られませんでしたが、自主的に撮影は控えましたので工場内部での写真は下記の1枚のみupします。

ボンネットに有名な人のサインが書かれたK3(180ccの大衆車)が展示されていました。


製造工場に入ると巨大なプレス機があり、ドア部を製造していました。
プレス機のドカーン・ドカーンという腹に響く音が印象的でした。
そしてHYUNDAIと書かれた(韓国企業だから当然、製造機械も韓国メーカー)自動ロボットが溶接の火花を上げていました。
工場のラインに掲示されていた標語です。
品質是占領市場的武器
この言葉、印象に残りました。

それと、自動車三包の競合他社の保障対応状況などの比較掲示があり、侮れない韓国企業を感じた見学でした。