孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

無錫・塩城の旅 Part 11 (塩城にて その5)

2013年11月24日 23時23分23秒 | 旅行(中国)
塩城もそろそろ終わりに近づいてきた。 ここでのupは住宅事情に関して。
塩城でいくつかの住宅を見学した。

まず、高齢化社会を迎えるにあたって、ビジネス市場として期待が大きい老人ホーム。
老人ホームと言っても単独のホームが建っているわけではなく、下記のように大きな病院有り、遊戯施設有り、コミュニティありという一大高齢化住民が暮らせる街のイメージ。
説明を聞いたら、外国人も歓迎との事。でもビザの問題はどうするのだろう??

中心にある池の周囲に、収入にしたがって(だと思うけど)小さな部屋、別荘的な部屋、病院などが配置。


56平方メートルの部屋のレイアウト


モデルルームのベッドルーム


トイレも高齢化対策を行っている。 このトイレの右側がシャワーです。
このトイレとシャワーが一緒というのが、何年中国に暮らしていても好きになれない文化です。



次に向かったのが、別荘と言うべきか、住宅開発中の場所
日本で言う建売住宅が建築中でした。 一部の部屋を見せてもらいましたが、内装は何もなし
(中国では内装無しで顧客に引き渡すのが普通です)




最後に、勤労者向けの住まいです。
敷地内にいくつかの棟があり、売店や食堂、そしてネットカフェも充実。
会社が部屋を借り切って従業員用の宿舎にも使っているようです。
下記は独身の若い人向けの部屋で、1部屋に4名。 部屋代は1部屋1200元(つまり一人300元)と格安。
同行した人たちから、こんな狭いところに一人? 荷物はどこに置くの?
という、声が聞こえたけど、日本だって若年層の寮なんて、昔はもっとひどかったし、そんな状態から這い上がってきた。


班長さんクラスになると二人部屋になるようです。
下記は、家族の部屋のリビング。 ちょっと安っぽいけど、良いんじゃないでしょうか。


敷地内では魚を釣っている人がいました


コミュニティの場所の表示
韓国語併記というのが、悔しいけど世界に飛び出している韓国企業のパワーを感じます。


塩城での予定を終了して、連雲港空港へ向かった。
高速を飛ばして2時間以上はなれた場所。 高速で一回休憩時にちょうど夕日が沈むところだった。


連雲港空港に到着。 道路が順調すぎて、出発時間の4時間前の6時に着いてしまった。
この空港はローカル空港で付近には何もなし。
しかも、8時のチェックインまで中には入れず、売店はしまっているし、寒い・・・


閑散として連雲港空港のロビー。 売店は閉鎖されていた。


8時にチェックインして、中の売店で唯一の食べ物であるインスタントラーメン(中国製だけど10元した)を食べた。
ここは軍用空港併設なので、約10分ごとに戦闘機がアフターバーナーを光らせて離陸している。
塩城である人から、ここで写真写しや駄目だよ、先日も捕まった人いるよ、と警告が。
搭乗口に軍事空港写真撮影禁止の表示があった。 夜だし、戦闘機の離陸を眺めるだけにしよう・・・

北京行きの飛行機に搭乗してタキシング中の滑走路傍の格納庫には、戦闘機が駐機していた。