
吉祥寺といったら“いせや総本店”です。
そして井の頭公園といったら“いせや総本店<公園店>”です。(本店は別の場所にあります)
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この




やっぱ入るしかないですよね。


こういうシブイ店では、生ビールはたのみません。
なぜならば、赤星があるから。
では、いっぱいやりながら店の紹介を、イラストレーターの安西水丸氏にお願いしてみましょう。
*井の頭公園の自然に触れながら呑める
まだ日も落ちていない夕方四時。店内はすでに多くの人で席が埋まっている。足を踏み入れると、一瞬昭和にタイムスリップしたかのような内観が目に飛び込んできて、子供の頃を思い出させてくれる。
井の頭公園の入り口にある「いせや総本店公園店」は、さながら公園への入場ゲートのよう。焼き鳥を焼く煙のアーチをくぐって公園へと入っていく人々、そして帰っていく人々を、長い間見守り続けている。
いせやのよいところはアットホームな雰囲気だろう。店先から、お店の様子をいつでも確かめられる。常に店内は賑わっており、大学生から年配の方まで年齢性別に関係なく酒と肴を楽しむことができる。
――つづきは買って読んでね――
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さて、赤星といっしょに写ってるのは、

煮込みです。
煮込み探検隊名誉隊長熊川洋一としては、これを外すわけにはまいりません。
醤油ベースなのか、あっさりとしているけど、塩気があって、いっぱい歩いて汗をかいたあとにはもってこいです。
この店は基本的には、ひとり客よりも集団、あるいはカップル乃至ふたり連れがいいみたい。

こういう店では、わいわいガヤガヤ呑むのがいいんです。
けれど、ぼくのようにひとりぼっちでも大丈夫ィ。
入り口を入ってすぐのところに、とってつけたようなカウンターがひとり客専用としてあるから。
従業員の通路みたいな場所なので、注文をするのが楽でいいです。
目の前が焼き場で煙がもうもうとたってると、

どうしても食べたくなっちゃう。
今回はミックスでお願いしました。
やきとりをつまみながら、ホッとため息のでる瞬間。これがなによりも楽しいんです。
ビールもなくなったことだし、

ホッピーと酢の物かなぁ。
ぼくは時間帯がよかったのか、すんなり入ることができたけど、ふと外に目をやると、

席待ちの長蛇の列ができてました。
休日の夕方はこんなことになってしまいます。注意しましょう。

暮れなずむ黄昏時の公園口。
今日も元気で“いせや総本店<公園店>”は営業しています。
さ~て、本日の脳内JAZZは、
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から「FRAGILE」をどうぞ。
ちなみにこのアルバムの7曲目には、宇多田さんちのヒカルちゃんの名曲「First Love」が入ってます。さすが天才ヴァイオリニストだけあって、チョーすごい「First Love」に仕上がってます。
【くりす的全国名酒場紀行/いせや総本店<公園店>】←詳細
