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アリゾナは思い出深い場所です。
いまいる場所は聖なる大地セドナです。
この写真は20世紀の終わり頃。
チャールズ・バークレーがまだ現役でNBAアリゾナ・サンズにいたころのものです。
ぼくは以前、アリゾナに住んでいたことがあります。
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赤○で囲ってあるところが首都フェニックスです。
その隣り赤で矢印してある場所。Scottsdale(スコッツディール)という街にすんでました。
現役をリタイアしたヒトが好んで住みたがる街で、日本人には会ったことがありません。
たぶん住んでないのでしょう。
【
N Scottsdale Rd, スコッツデール, Arizona 85253, USA】←詳しくはここ(Google Map)。
そして、そこをズズズイーと上にのぼると、セドナ(青○で囲んであるところ)があります。
途中、緑で囲んであるところは、21世紀に入ってからクマルさんと行きました。
その日は、ものすごい大雪で、もちろんノーマルタイヤ。デンバー・コロラドの悲劇再来。いや、worse(もっと酷い)か。
LAに飛行機で着いたその日、寝ずに運転してアリゾナまで来ました。
出発したのは深夜。
夜を徹してドライブし、朝早くグランドキャニオンに着きました。
最初のうちは天候もよく、暑いぐらいだったのが(それでも季節は正月前の冬)、午後から天気が怪しくなり、挙句の果てには大雪。
セドナに入る前のFlagstaff辺りでは積雪がかなりありました。
これはまた、れいのデンバーのときのように南へ逃れるしかない。
しかも、今回は乗用車で、トラックのように車重がないので、タイヤが滑りまくり。
たぶん、フェニックスあたりまで逃げれば、雪はなんとか回避できるだろうと、頭が寝不足と時差でボロボロなのに、そう決断しました。
ところがクマルさんったら「セドナあっちって書いてるよ」だって。
あ・の・ね!
ブチギレそうになるのを抑えに抑えて、「あのねクマルさん、あっちの道には車の通ったわだちが見えないでしょ?ってことは、この車であんなところ入っていったら遭難しちゃうんだよ。それよりも、こっちの大きい道通れば、交通量も多いし、雪でスリップする可能性が少なくなるでしょ」と、ぼくは優しく諭しました。
ところが、不満度120%のクマルさん、ブーイング。
けれど、その試みは正解で、南へ降りていくにつれ、雪が少なくなりはじめました。
けれど、大渋滞にはまってしまい、ホテルを探し当てたのは、またもや深夜。
はたしてぼくは、あのとき何日寝てなかったのでしょうか?(飛行機で眠れないたちなんです)
まあ、とにかくその日はレッドロブスターで、チョーでっかいロブスターを食べ、もしも明日天気がわるかったら、明日はLAに戻ろう。そうクマルさんに言いました。
するとクマルさん、半べそかいてます。
クマルさんは、ここへ来る前に日本でセドナについて沢山勉強していました。
(↑↑↑クマルさんが読んでいた本です)
しかも、むかしぼくが住んでいたことを知っているので、安心してついてきたのに……。
しょんぼりして海老さん、バクバク食べてるクマルさんを見ていて、不憫でこころが張り裂けそうになりました。
だからぼくはいいました。
「クマルさん、クマルさん」と、ロード・マップをとりだし、
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最初の地図の緑○したところを指し、「明日ここまでもどって雪が消えてるようだったら行こうか?」そう訊きました。
クマルさん、希望が持てたことで安心したのか、さらにバクバクと海老さん食べてしまい……あれぇ、ぼくの分は?
…………。(ちなみに注文したのは丸々一匹です
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)
翌朝、クマルさんの呪文「念彼観音熊」が効いたのか、驚くほどの快晴。それは正しく雲ひとつない日本晴れ。……いやいや、アリゾナ晴れ!)
とりあえず緑色のマークまで車を進めます。
アリゾナに住んでいたぼくも、ここへくるのは初めて。
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うわぁ、なんかここ楽しいかも。
Sinaguaって呼ばれる先住民の住居跡で、つまり遺跡です。
Montezuma Castle National Monument(モンテズマ・キャッスル)。
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望遠で最大にしてるけど、これ五階建てなんだそうです。
よくこんな断崖の洞窟内にこんなもん作りましたよね。
【
Montezuma Castle National Monument】←web site
これならセドナにも行けそうですね。ってことで、
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やってきました聖なる大地。
ここ、ボルテックスといって、パワースポットのひとつ。
そのむかし、インディアンの神聖な場所だったようです。
ボルテックスは場所によって波動がちがい、ぼくがいちばん好きな場所はここ、
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ボイントン・キャニオン。(写真が少ないのでカレンダーをコピーしました。空の色ちがうでしょ)
ここなら一日中居られそうです。
そしてもっとも得意じゃなかったのは、
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ベル・ロック。
ここは男性的なパワーを秘めているらしく、上から押さえつけられるようなエネルギーを感じ、湯アタリみたいな感じになってしまいました。
エネルギー負けです。
けれど、場所によっては穏やかな波動が流れています。同じベルロックでも表と裏(どっちがどっちか知らないけど)では、まったくエネルギーの流れ方がちがいます。
ほんと周りを歩いているだけで分ります。
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スキャンした写真じゃ分りづらいけど、山のてっぺんに光臨のようなものが見えました。
これは裏側。(もちろんそうは誰も言ってないけど、ぼくたちが駐車したパーキングから見て裏なんです)
ここの気はいい感じです。
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そんでもって、ここがクマルさんのお気に入りの場所、キャセドラル・ロック。
ここは、ものすごく柔らかい女性的で穏やかなエネルギーが流れています。
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クマルさんが、お絵かきの時間に描いたやつは、ぼくの部屋に飾ってます。
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ガイド・ブックの表紙にもなってました。
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ガイド・ブックにも載ってたけど、ここはメキシコ料理が食べられるから安心です。
アリゾナに来たら、一度は訪れてみてくださいねぇ。
あ、ちなみに、ぼくの住んでいたところをウロウロしても何もないですからね。
おじいちゃんとおばあちゃんしか住んでないから。
だから、アパートのプールとサウナはほぼ毎日ぼくの独占でした(家賃は五万円程度です)。
次回は、グランドキャニオンだよぉ。