店の構えがよかったので、なんの予備知識もなくふらりと入りました。
店に入ると客は誰もおらず、女将がひとり「あ、ミズホのお友だち?」と訊いてくるではありませんか。
え???
確か店名が「みずほ」だよね。
ってことは、お店のお友だち?って尋ねられたのかな?
妙な質問だなぁ。
とりあえず「違います」と応えておきました。初めて来た店だし。
ひょっとすると一見さんお断りなのかな?
と、思いきや、
フツーに飲むことができました。
店のつくりに歴史を感じます。
訊いてみると、建物は蓄60年。(文化遺産じゃないですか!?)
今の女将は三代目で、それでもここで24年やっているとか。
カウンターはL字型で、背にした壁一面には、ところせましとサインが書かれてありました。
まるでそれは浅草の“捕鯨舩”のよう。
【
捕鯨舩@Chris's monologue】←たけしが来る店だよ
呼び捨てやめろ!
うわ!区長さまも来てるんだ。あ、「大、大、大、原○大」のヒトも来てる。
それって○区住民にしか、分からんって。
ニンジンいっぱいの煮物。
おふくろの味。
そーこーしてると、お客さんが入ってきました。
常連さんのようです。
話の内容から、ようやく最初の質問の意味が分かりました。
どうやら店名になっている「みずほ」というのは、女将さんの娘さんのようです。
で、いま来た常連さんは、その娘さんの働いている会社の同僚らしい。
なるほど、それで「ミズホのお友だち?」と尋ねられたわけですね。
つまり、ミズホさんは、この店によく友だちや会社の同僚を連れて来るってわけ。
ミズホさんは、会ったことないけど、旅行好きで一人旅とかよく行くんだって。海外とか。
女将さんに似て、さぞ美人なことでしょう。
ミズホさんの妹さんの写真が店内に飾ってあったけど、こちらもチョー美人さんでした。
その美人姉妹と直接会わずに店を出たんだけど、まあ、そのうちオトモダチにでもなったら
します。
お店の詳細はそンときにでも。
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