Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

『カツシンの座頭市 全26作品』 with 宝焼酎ハイボール

2013-01-22 07:55:57 | くまんず的感想文のようなもの

貧乏なので紙パックに降格させられました

ペットボトルと紙パック、どっちがいいかと問われても

まあ、いつまでもダラダラ飲んでられれば、どっちでもいっか
映画は、
座頭市物語 DVD-BOX座頭市物語 DVD-BOX(2007/01/17)森一生、三隅研次 他商品詳細を見る

勝新太郎主演の座頭市シリーズ全26作品。
マンネリズム的には寅さんのシリーズの上をいってます。
だって、寅さんの場合は、お話的にはマンネリでも、変化球がたくさん使えたからね。
たとえば、甥の満男の話にシフトしたりとか。
けれど、座頭市は主人公以外に魅力がないから、どうしても話が単調にならざるをえない。
寅さんより本数少ないのに、見終わるまで、だからかなり時間がかかりました。
勝プロダクションで製作する以前は、いろいろ手をかえて撮っていたんだけど、後半はゲストの豪華さだけが際立ち、座頭市は超人的な存在だけになってしまいました。
最初の頃は、目が見えないってことでいろいろ取り組んでいたんだけど。たとえば暗闇で、水に入れば音を頼りにできるから、目開き(目の見えるヒト)よりも優位に立てる、とか。それが、後半はただたんに強い剣士になってしまっているのが残念。
で、どうでもいいことはこだわってるんだよね。
冒頭シーンの独り言とか、酒をこぼさず注ぐお家芸みたいなのとか。
あと、ちょっと得意でなかったのは、あの品のないご飯の食べ方かなぁ。
キャラクター設定がそうであって、勝さんがそうなわけではないんだろうけど、ちょっと生理的にいただけませんでした。
さて、マンネリ映画大作、寅さんと座頭市のシリーズを見終わったので、次回からは趣向を変えて、監督シリーズでいきたいと思います。
ということで、次は黒澤映画全作品いってみたいと思います。

暇でしかたがないのか!? 少しはクマルさんの仕事を手伝え!!