週一寺社めぐり

原則として週一回 神社仏閣を訪れる

油掛地蔵 川西町吐田  2012.09.02

2012年09月02日 | インポート

油掛地蔵 磯城郡川西町吐田(はんだ) PK-spaceあり                                                            聖徳太子の通学路(筋違い道)沿いに「油掛地蔵」が格子のお堂の中に安置されています。1523年(大永3年)造立で、舟型光背のある高さ約61センチ(台座とも)の地蔵立像で、泥田の中に埋もれていたのを引き上げて、ここにお祀りしています。クサ(できもの)ができている子供の母親がこのお地蔵さんにお祈りをして油を掛けたら、クサが治ったと云われており、願をかける時には油を掛ける習わし(燃灯供養)があることと、当時近畿には京都市嵯峨野に一体、大和に二体、京都市伏見区に一体の油かけ地蔵が祭られている。信仰の内容はそれぞれの地蔵によって違ってはいるが貴重な油をかけての願掛けは人々の信仰の深さを感じる。

住吉区「浄光寺」の油掛地蔵

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