先日このようなニュースがありました。
すごい研究だと思います。だけどちょっとモヤモヤもするんですよね。ダウン症であることを否定されているようなそんな気持ちもします。もちろん、これから生まれてくる子がダウン症だと分かりそれを治療出来るとするならばそうしたいと思う親の方が多いとは思います。
ただ、我が子に限って言えば、今の姿がムスメのすべてであり、ダウン症であるということも含めてムスメなので、今「治療できますよ。」と言われても多分私はしないと思います。治療をして、急に何でもサクサク出来るようになったりしたらもうそれは今までのムスメではないような気分になると思います。
優生思想というのが元々あまり好きではないので、余計にモヤモヤするのかもしれません。いろんな人がいていいじゃん。ありのままでいいじゃんって思うのです。ただ、そんな綺麗ごとではいられない現状というのも仕事上、よく見てきています。なので、やっぱり「障害」と言われるものは治療出来るものなら治療した方がいいんだろうなというのも分かります。
この治療が確立されたら、ダウン症は治療できるものとなり、ダウン症を持った人がどんどん減っていくのかもしれないなぁと思うとなんだかちょっと寂しいような・・・ダウン症の人って本当に超平和主義な人が多くて、接しているとホッコリするんですよね。ムスメに関してはイライラさせられることの方が多いですが(笑)なので、ダウン症であるという事が必ずしもネガティブなことばかりでないということもあるので、この治療に関してはゆっくり論議を重ねて欲しいと思います。
でもまぁ私が生きているうちは、治療が出来るようになったとしてもそこまで浸透しないような気もしますし、とりあえずは、このまま楽しくやっていこうと思います(笑)