ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

理想と現実

2017年07月06日 | 育児
ムスメは市立の小学校の特別支援学級に行きながら、放課後は
週三日はごく普通に健常の子と一緒に学童で過ごし、週一日は障がい児のための放課後等デイサービスに行き、
もう一日は別の放課後等デイサービスに行っています。
毎日、朝から夕方までよく頑張っているなぁと感心します。

ある時、「今日学童だよ。」と伝えると
とっても小さな声でしたが、

「イヤだな。」

っと言っているのを聞き逃しませんでした。

聞いてみるとやっぱり放課後等デイサービスのほうが楽しいようです。

でも、行ってくれるんですけどね。
イヤだ!イヤだ!!って駄々をこねることは今のところまだないんですけどね。

だけど、やっぱりペースが違うなぁってことは感じているのかもしれません。
健常の子はなんでもサクサク出来ちゃって、早くて、びっくりします。
それに追いつけず、今の状況とか把握できずに戸惑う時間とかもしかしたらたくさんあるのかも。
人数も多いですし。

学校にしても、「こんなんで大丈夫???」って思うくらい
ゆ~~~~っくり、ゆ~~~~~っくりだし。
放課後等デイサービスも障がい児のためのサービスなので、個々に合わせたペースで
時間を過ごせるように配慮してくれているはずです。

統合教育とか本当に理想だし、素晴らしいと思うけれど、
現実問題、なかなか難しいなぁと思う瞬間もたくさんあります。

身体的な障がいのみで知的には問題がなければ、ある程度の支援を受けて
同じことを学ぶことが出来ると思います。
でも、知的障がいの場合、それが難しい。
大人数の中にいることだけでも結構プレッシャーなのかもしれないし。

この間の学校公開で学校でのムスメの様子を見ましたが、
ムスメは進んで手を挙げて発言をしててビックリしました。
でもそれはやはり6人という少ないクラスだからこそ出来ることであって
普通学級に入っていたらあんな風に発言することはあり得なかったと思います。

理想と現実、難しいですね。
とりあえず、ムスメが学童でも楽しく過ごせるように祈るばかりです。
コメント
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