ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

自閉症の僕が跳びはねる理由

2017年08月05日 | その他
子供が生まれる前は読書が好きで、本を持ち歩いていないと落ち着かないくらいでしたが、
子供が生まれてからはすっかり本から遠ざかってしまっていました。

読書にはまっている時は、次から次に読みたい本があったのですが、
一度遠のくと読みたい本も見つからないものです。

ところが、NHKの番組で東田直樹さんを知って、本も出版されていることを知り、
絶対読みたい!!と思えた本がこの「自閉症の僕が跳びはねる理由」です。
久しぶりに読書をしました。

まず著者の東田直樹さんですが、彼自身が会話をすることが難しい自閉症の方です。
その彼が心のうちを綴ったのがこの本です。
彼はトレーニングをして、パソコンのキーパッドのような文字盤を使って文字を書くようになり、
想いを文字で伝えるようになりました。

自閉症のことをいろいろと研究された著書はたくさんありますが、
自閉症の方ご自身の言葉で書かれた著書は珍しいと思います。
現にこの本はいろんな言葉で翻訳されて世界中の人たちに読まれています。

この本を読むと、私が勤務している施設の利用者さんのこともこんな感じなのかなぁ?と想像することが出来ます。
例えば、笑っていると、周囲の人は、

「楽しいのね。喜んでいるのね。」

っと思うかもしれないけれどそうとも限らないと。
自分の意思とは関係なく笑ってしまうこともあるとか。

言葉が話せないからといって子ども扱いしないで欲しいとか。

健常の人にしてみたら些細なことでも凄く気になり、心配になり、パニックになってしまうことがあるとか。

支援する方はいろいろ想像しながらベストかなと思う方法で関わっていても、
もしかしたらすごーーーーくトンチンカンなことをしてしまっているのかもしれないなぁと反省します。

またうちのムスメはダウン症ですが、怪我をしたところなどをやたらと隠したがります。
転んで足を怪我したりするとショートパンツを履きたがりません。
私が腕を怪我した時も、私が袖の短いものを着るととても嫌がりました。
なんでそんなに???って思うことがありました。

この本を読むと東田さんもそのようで、ほんの小さな怪我でもすぐに絆創膏を貼りたくなるそうです。
怪我した部分が見えなくなるととても安心するのだそうです。

もしかするとムスメもそうなのかもしれません。

いろいろとても参考になる本でした。

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