友人から借りた本です。
「注文をまちがえる料理店のつくりかた」
ホールスタッフが皆さん認知症の方々で、注文を間違えてしまうかもしれないレストランを六本木で3日間限定でオープンされた時のお話です。
とても面白かったし、素晴らしい試みだなぁと感動しました。
もちろん間違える前提ではないのですが、間違えたとしてもお客さんもそれを許容出来るレストラン。楽しそうですね!
実際に開店時の様子も書かれていますが、お客さんも間違えたからと言って怒る人もおらず、むしろ間違えられる事を楽しんでいるようです。
スタッフさんとのコミュニケーションがサービスのひとつのような感じです。
いいなぁ、こんな試み。
これは認知症の人でなくても、障がいのある人でも成立しますよね。普段触れ合う事が少ない障がいのある人とのコミュニケーションを楽しみながら、美味しい料理を頂く。注文したものと違うものが出てきても、それも楽しめちゃうお店。
想像するだけで、ワクワクするなぁ。障がいのある人って、我々の想像を超えている人が多いので、それだけでもうどんな展開になるのか、、、ワクワク。
思いもよらない事が起こりそう。前もってそれもアリなんですって言っておけば、それを楽しみに変えられそうです。
現実的には物凄い努力が必要なのだと思いますが、その時だけは、その場だけは理想的な社会が創り出せますね。
世の中にはいろんな方面からいろんな楽しい試みをしている人がたくさんいらっしゃいますね。