先日の朝日新聞の記事です。
「定年後が退屈になる原因のひとつは、「失敗」する機会がない事だ。
この言葉に妙に納得してしまいました。
この記事は仕事について、失敗すると確かに傷つくこともあるけれど「面白味」も確実に増すと書いてあります。これって仕事に限らず、人生において「失敗」って本当に大事な経験だなぁと思います。
私なんて失敗だらけの人生ですが、あの失敗がなきゃ今がなかったかも・・・と思う事もよくあります。
そしてただいま絶賛ハマり中のキャンプですが、どうしてこんなにハマるのか考えた時、「失敗」するからなのかな?という自己分析に至りました。
定年までにはまだ時間が少しありますが、それでも50歳を過ぎて以前出来たことが出来なくなることが多くなっています。以前より速く走ることも出来ないし、体力も落ちてるし、老眼も進んでよく見えないし、記憶力も・・・っと衰えをやたらと感じる今日この頃ですが、キャンプに行くと前回失敗したことが出来るようになっていたりして自分がアップデートされていくのを実感できるのです。それがとても嬉しいのです。
もちろん自然の中に身を委ねてリラックス出来て、マイナスイオンをたっぷり浴びて、キャンプはいい事だらけですが、私がキャンプにこれだけハマったのは「自分がアップデートされていく感覚を味わえる。」からというのが一番大きいような気がしてきました。そして万が一、相変わらず出来なかったとしても、その「出来なかった」ことも楽しいのがキャンプです。炭に全然火が付かずに苦労したキャンプもありましたが、それもそれで笑えました(笑)しかもこの「炭に火がつかない」経験って何回かしてます・・・下手過ぎます(笑)失敗ばかりの中でひとつでも「成功」するとめちゃくちゃ嬉しいのです。
「失敗」することって、人生を面白くする上でもしかしたら一番大事なことなのかもしれませんね~。これからもどんどん失敗をして、どんどん成長していきたいなぁと思います。