昨日の新聞から。
出生前診断、、、この言葉が出る度に、心がザワザワしてしまいます。個人個人で決めればいい事で、それに関して口出す権利は私には微塵もないのですが、それでも心がざわついて悲しい気持ちになります。
この記事を見ても、陽性確定した後、1083人の人が人工中絶をしています。1083人ものダウン症の方々が産まれて来れなかったわけです。産まれてこれたら、そこのご家庭に笑顔をもたらしたかもしれないのに。。。
ダウン症の方々は我々が持ち得ないくらいの優しさを持ち合わせている人が多くいます。彼らから学ぶこともたくさんあります。
うちのムスメに関して言えば、もう本当に私が思いつかないような発想をして、笑わせてくれます。家では笑いが絶えません。ムスメなしの人生は考えられません。この子を産んで本当によかったと思っています。
ただ、前にも書いたかもしれませんが、こんな私でも、もし妊娠中に出生前診断で陽性と分かっていたら、きっと中絶していただろうなと思います。
あの頃はダウン症がどうゆう人たちら全く知らなかったし、ただただ、私が育てるのは無理ーーと言う想いだけで、中絶していたと思います。
知らないというのは恐ろしい事です。
なので、陽性反応が確定した方々には、ぜひともダウン症のあるご本人、そして、家族ともお話される機会を設けてあげて欲しいです。
どれだけ私たちが、ダウン症のこの子に救われているか、幸せももらっているか、ちゃんと知ってもらいたいです。その上で、改めて考えて欲しいと心から思っています。
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