「知的障害者の高齢化」というテーマの講義を職場で聞きました。
先日書いた通り、高齢化したダウン症の利用者さんがみるみる機能が低下して入所施設に入られたり、職場でもこれは喫緊の課題です。そして、我が子に置き換えてみても先のこととは言え、他人事ではありません。興味津々でした。
そして、衝撃的な数字を知ってしまいました。ダウン症は50代で約40%、60代で約70%の人が認知症になると言うのです!!ビックリです。
ダウン症は認知症になりやすいとは聞いてましたが、こんな高確率だとは、、、愕然としました。ならない方が珍しいくらいの感じですね。
それはアルツハイマー認知症を引き起こす遺伝子がその21番目の染色体上にあり、ダウン症はその21番目の染色体が一本多く、過剰分泌しているとのことのようです。
あんな事もこんな事も出来なくなります、、、と説明が続き、暗澹たる気持ちになってきて、職場だと言うのに涙が出てきてしまいました。
ムスメの将来、40年後、50年後は想像以上に厳しいものなのかもしれません。その頃には私も年老いていて、もしくはもう居なくなっていて助けてあげられないはず。私がいなくても何とかなる道筋だけはつけてあげないといけないのだと改めて思い知らされました。
ただ、そんな想いでずっと過ごすのもつまらない。今は楽しい日々を積み重ねていくことが大事だと感じています。先のことを見据えつつ、今を楽しんでいこうと思います。
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