がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

休日、友人と話して気がつくことがいっぱい

2013-10-14 21:23:52 | 家族、友人
友人と話す休日
わたしの休みの日の最大イベントは友人と話すことか。
平日は働いて寝るだけかな。
連休で気持ちが仕事から離れて、ほっとしている。
こういう時間は必要です。
ほんと、日頃ご無沙汰している。


夫が抗がん治療中の友人
切らずに通院による抗がん治療をしている。
点滴の埋め込みポートを手術で作って、そこからの抗がん剤の点滴。
埋め込み用のポート手術は4時間もかかったという。
かなり長くの点滴を予想してのことだろう。
2週間ごとに4日。

わたしもそうだったが、食欲が落ちて痩せてしまい、口内炎も出来ているそうだ。


がんって大変だ
人にもよるが、わたしは抗がん治療がきつかったから、話を聞くだけでつらくなってしまった。
よく、通院でがんばっているなあ。
抗がん剤によってふらつきも多少あったように思う。

切らずに温存するかわりに、長期にわたり抗がん治療を受けるのも大変だ。

がんてなってしまうと本当に大変だとしみじみ思う。

からだがくたびれてしまうと、発想も気力も湧いて来なくなる。
精一杯笑い、元気を心がけてもどうでもよくなってくる。
だるくて考えられなくなる。

つらいよなあ。


過疎の風景を見ながら帰ってくる
気分がそう見させるのか、今日はえらく過疎が気になってしまった。
わたしが越してきた頃も、閉店した店がずいぶんあった。
加速して店がなくなってきた。
錆びたシャッターを見ているとため息が出る。

この風景のなか、わたしの子どもたちはやっしやしと歩き回り、空や海や川やいろいろなところを自分の庭の様にして育った。
いっぱい発見をして。

だから、主体の感じ方なんだよね。
わたしが過疎にとらわれず、生き生き出来ないのなら、ここにいる意味がなくなっちゃう。
老いぼれた顔でいきるのは、まわりの所為じゃない。
しっかりしろ、わたし。


もう少し、外に出よう
古い建造物など、大好きだから、少し出かけよう。
そんな遠くにいかなくても、近くの郷土資料館なんかでもいいや。
公園により、ゆっくり大きなそれを歩き回って帰ってきた。
すごく気分が落ち着いた。


そうだ、アルゼンチンばばあにならないと
公園でふと思った。
よしもとばなな「アルゼンチンばばあ」を思い出した。

古い洋館に住む、子どもたちがアルゼンチンばばあと呼ぶ奇妙な女性。
アルゼンチンばばあが見えると子どもたちは走って逃げる。
父親の再婚相手がこのアルゼンチンばばあで、彼女のやさしさ、素晴らしさに、父親というフィルタを通して気がつく。

そんなようなお話なんだが(ひどい書き方でわれながらひえ~です)
地域とは違う生き方をする女性。
それでいいんだ。
真似っ子ばっかりしても仕方ないし、
大事なのは自分して、人生にとって大切なものをちゃんと見えないものも視ていくことかな。

アルゼンチンばばあは息子の本棚にまだあるだろうか。
もう一回読もう。

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