がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

自分なりに生きることの大変さと楽しさかな

2013-10-23 23:03:17 | 楽に生きる
風呂でふと思う
風呂ねえ、大好きなんだけど、このところ入るまでが億劫である。
入院中なんて風呂入るありがたさにわなないたのに。
疲れちゃって眠いのだ。
でも、風呂に毎日入る。

入るとふわっとしてふと色々なことを思う。

こういう湧いてくる「ふ」は大事なことだと思う。


今日湧いてきた「ふ」は
一旦寝て就寝前にがんブログなどを読む。
それは、わたしの体調がよくない時の支えになるからだ。

ホスピスを行っている方のブログなど、最初はきつくて読みたくなかった。
自分のがんの先に死があると思いたくない心理だろう。

でもけっこう読むのです。
で、今日おもった。

同じだなあ。

自分なりに行きようとすること。
生きることの大事さ。

それが私たちに与えられたことなんだなあと思った。

わたし、がんにならなかったら混沌としたままがむしゃらに生きていただろうなあ。
こんなからだになったおかげで生きることの大切さを知ったんだなあ


負けない心
負けない心をいろいろ与えられる。

一個は、いっぱいやることだ。
わたしはこどもの頃から人の何十倍も絵を描いてきた。
絵から教えられたことはいっぱいいっぱい描いていれば、自分の表現ツールになること。
人に批判されてもいっぱい描いているから全然へこたれない。

もう一個はとてもエモーショナルな心の声だ。
子どもの声ではない。
同じ大人の声が心を緩やかにくれる。
飾らない、本当のことを言う声だ。

いいことばかり言う人な中にいるとよくわからなくなるわたし。

良い人ばかりがいっぱいいる。

そうすると混乱してよくわからなくなる。

椎名林檎の初期のアルバムなど通勤に聴く。
こどもが好きで買ったものをMDに入れておいたのだが
(子どもたち、特に男の子は好きだった、当時わたしはあまり好きじゃなかった)
独占されてしまった。
こういう堂々さはなんなのだろう。
エロティックでヒステリックで献身的で可愛い。
こういう素直さに人は動かされるんだろうな。

くそ正しいことはもうまっぴら。

わたしはがんのおかげで林檎くらい追い詰められて愛を追いかけられるようになったが、
あまりに穏やかで人類愛しか出て来ない。

歳かな。
歳じゃないな。


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