そごうの魚喜でマゴチを1000円で買いました。生食OKで、なんと54㎝の個体です。うそでしょう。そういえば、料理人さんが45㎝のキンメダイが780円だったと話されていたのを聞きました。コロナの影響なのでしょうか? 料亭の入りがまだまだで、飲食店も5割と言われていましたから、食材は安く手に入れやすいのかもしれません。
・マゴチ
なんと54cmで刺身OKで1000円です。普通は2000円超えでしょう。衝動買いです。
・マゴチ 3枚 アラ 胃袋 真子
デカイので24cmのパレットには入りきりません。身は厚いし、真子もしっかりして、胃袋の状態がいいですね。変な物を食ってないので炎症もありません。いい環境で育った箱入り娘でしょう。
・マゴチの炙り
満点レストランじゃないですが、一言で言うなら、うまーいです。飾り付けに失敗して白身に焼きがくっつきましたが、個体のポテンシャルが高いです。自家菜園の大葉は、ほとんど虫に食われていましたが、4枚だけ綺麗な葉っぱがありました。
・マゴチのポワレ トマトソース
魚好きで洋食好きであれば、イタリアンですが、ソースのバリエーションがもうひとつ欲しいです。フレンチのバター、生クリームを使うソースは作りたくありません。理想はオステリア タムラのポワレとTOVILA osteriaのローストです。トマトソースにレギュームを加えたソースですが、いい感じになりました。ムール貝やカルドンチェッロがなかったので、代用でベーコンを使いました。マイクロハーブが欲しかったのですが、料理人さんが大量購入されるので、タイミング悪いと手に入りません。
【マゴチのその後】水曜 夜
・マゴチの湯引きカルパッチョ(マゴチのブランシール)
湯引きと言うか、ブランシールです。レモンとオリーブ、塩、胡椒のシンプルな料理で、湯引きで臭みは取れるので、誤魔化しは効かないシンプルな一皿です。マゴチの身は美味しいです。
【マゴチのその後】水曜 夜
・マゴチのブイヤベース 三國シェフレシピ
うまいですね。しかしブイヤベース憲章では4種類以上の魚を使うと書いてあります。三國シェフのブイヤベース(NHK みんなのきょうの料理 たらの白いブイヤベース)は、美味しいけどブイヤベース憲章から外れています。簡単に誰でも美味しく作れるように工夫されているのでしょう。うまけりゃ何でもいいのですが、複雑な魚の旨味を出すのは難しいです。オマールエビやムール貝を使うブイヤベースは邪道だそうです。
【マゴチのその後】金曜 夜
・マゴチの湯引き
皮と胃袋と真子と身です。1匹まるごと買ったので、楽しみがたっぷりあります。お勧めは胃袋→皮→身→真子です。胃袋の食感は抜群ですが、皮の湯引きも美味しいですね。身より美味しいので魚は丸ごと1匹買うのがいいですね。真子が一番美味しくなかったですが、胃袋 、皮、身、真子をいっしょに食べると絶品です。うまいです。
【マゴチのその後】金曜 夜
・マゴチのカマ ロースト
今回はハーブローストです。オレガノとクミンシードを少し加えたオリーブオイル焼きです。ジェノヴェーゼソースも少し添えましたが、基本は塩焼きです。ハーブの豊かな香りが欲しいので日本食にはなかなか移行出来ません。香りは洋食の魅力ですね。
【マゴチのその後】土曜 朝
・マゴチのポワレと季節野菜のグリッリア
マゴチの身が厚く、皮パリ、身がふわっと、ほろっとしています。お皿にマルドンのお塩をふっているので、ミネラルたっぷりのお塩をつけながら美味しくいただきました。自家菜園の白いちじく(バナーネ)と生ハム、焼きトマトのカプレーゼは濃厚です。季節野菜のグリッリアはシンプルで香ばしく、ごちゃごちゃ余計なことをしなかったので、食材の味がそのまま伝わります。
【マゴチのその後】日曜 朝
・マゴチのポワレと季節野菜のアンチョビソース
残りマゴチと残り野菜です。カダイフも残り物です。やっぱり野菜も魚もミネラル岩塩が一番うまいですね。
【マゴチのその後】日曜 夜
・マゴチのカマ ロースト レモンバター醤油ソース ガーリックバジリコ風味
身がたっぷりあります。いい香りです。塩焼きもいいのですが、ハーブの香りがほしかったのでガーリックバジリコ風味です。レモンの酸味と醤油の香ばしさがありまあす。デカイマゴチ全ていただきました。完食です。