緊急事態宣言下なので一杯飲みは出来ません。スーパームラカミで、何か買って自炊します。刺身用クジラ肉がありますので、何か作ってみます。チーズや生ハムも冷蔵庫に放置してあるので、それらも使わないと破棄する事になるので、今日はクジラと豚肉を買ってみます。
・くじら刺身用
想像以上に血が多いです。竜田揚げにすれば、悪いところを全て隠せますが、小麦粉をまぶしてブランシールしてみます。
・国産産モモテキカツ
なんとなく目に付いた豚肉です。ミラネーゼにするか、コルドンブルーにするか検討します。
・クジラのブランシール 赤ワインソース クミン風味
クジラ肉のブランシールですが、ヤバイです。ずっと泳ぎ続けるのでしょうから、ヘモグロビンで酸素を大量に運ぶために、細胞の隅々まで血がまわっているのでしょう。ショウガを使って臭いを消すことも出来ますが、今回はクミンを使います。結果は、血の臭みはありません。魚のような肉のような不思議な感覚です。小さい頃に食べた、雑な竜田揚げではなく、個性と繊細さを持ち合わせた食材です。ガーリックやショウガやハーブ使いのテクニシャンなら凄いレベルまで持っていけるのではないでしょうか。面白い食材です。今回はクミン風味なので、うまいことはうまいのですが、クジラのポテンシャルは引き出せていません。クジラの残りは考えてみます。
・国産豚モモテキカツのコルドンブルー
端を繋げ2枚にして生ハムとゴーダチーズを巻いたカツレツです。ガーリックオニオンとトマトのマリネとマッシュドポテトを添えています。マッシュドポテトを付けていただくととても美味しいです。このマッシュドポテトはじゃがいもと大量の牛乳を使って最後にバターモンテした一般的なマッシュドポテトとは味と工程が違います。ロブション風です。とても美味しく、大成功です。
【クジラのその後】水曜 夜
・クジラのミラノ風カツレツ
クジラ肉のコートレットです。フランスでは余り食べられなくなっているようですが、イタリアのコトレッタは人気料理です。日本風ではカツレツになると思います。クジラ肉は日本とノールウェイで食べられているぐらいではないでしょうか。カツレツは日本人好みにカスタマイズされていますが、コトレッタはパン粉がシャプリュ風で細かく、パルミジャーノを混ぜているので、慣れていないとオエって思うでしょう。クジラ肉も個性があるのでオエって思うかもしれません。対策としては、すりおろしにんにくを肉に塗ってしまえば美味しくいただけます。パルミジャーノに関しては、慣れです。とても美味しいです。クジラの基本はレアですね。
【国産産モモテキカツのその後】水曜 夜
・国産産モモテキカツのコルドンブルー の残り
前回食べたコルドンブルーは、とても美味しかったのですが、見た目以上にパサついています。香味野菜のドレスソースといっしょに食べてもパサつきます。牛乳マッシュポテトといっしょに食べるとまあまあです。マッシュポテトを山のように下敷きにして、コルドンブルーをドカッとのせると、お肉のパサツキを誤魔化せたかもしれません。たった1日でお肉の劣化やパサツキが出て、リカバリー出来ませんでした。素人の知識不足です。いい教訓になりました。豚肉、クジラ肉、全ていただきました。完食です。
広島県広島市東区二葉の里1丁目1−55
ナイスムラカミ 二葉の里店の過去記事