WEBダ・ヴィンチ
家人が「伊坂さんの作品リンク最新版」が載ってる!というもので、買いました。あの四人組の銀行強盗の話を、そういえば人質になっていた二人が話してたっけ・・・という感じで、様々なお話のキャラが絶妙に関わりを持っていて、伊坂さんの作品世界は現実世界と同じく、人と人が関わり合って構成されているんだなぁ、と気づかされます。他にも、伊坂さんのインタビューや対談などが沢山!お好きな方は是非ドウゾ♪
ところで映画「アヒルと鴨のコインロッカー」ですが、オール仙台ロケなんですよ。映画を観たら、居たたまれなくてじたばたしそうな予感がします(笑)
そして「WEBダ・ヴィンチNEWS」を観たら「グイン・サーガがコミック化!」という、びっくりするようなお知らせを見つけました。
>グインサーガ(1) 絵:沢田一 出版元 ジャイブ
(表紙絵が、元小説の挿絵を担当されていた加藤直之さんなので、ご注意を)
沢田さんは「魔術師オーフェン」などを漫画化された作家さんですが、現時点で112巻もある原作を、どこまで漫画化する気なんでしょうか(汗)栗本薫さんの作品を未読の方が、これをきっかけに小説を読み始めようと思ったら、嬉しい悲鳴が出ますね。だって112巻もあるんだもの(笑)外伝を足したら、もっと大変です。
「伊集院大介・優しい密室」(絵:まんだ林檎)と「夢幻戦記」(絵:行徒)も同時に漫画化されていて、三冊とも1月に発行されているので、もう既読の方もおいででしょうね。
でも漫画化は、正直なんだか微妙。いや「ペリーローダン」シリーズだって、アニメ化も漫画化もされてますから、大長編の作品を更に楽しむ手段としては、ごく当然の事なんですし、確か舞台化もされてますよね?(あとがきに作者さんが書かれていた記憶がうっすらと・笑)情報量の多い「漫画」という手法だったら、あの濃い世界をもっと判りやすく受け入れられるのかな?文章を読み取るのが苦手とかいう人には、良いかも。
要するに、それを追いかけようと思うエネルギーがもう私には無いという自分の変化が、長年の読者としては複雑な心境をもたらすのね(笑)