What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

山田正紀・恩田陸 「読書会」&あさのあつこ 「ラスト・イニング」

2007年03月14日 11時38分08秒 | 図書館で借りた本
 図書館ですっごく読みたかった二冊を借りて来ました。

(やっぱり森博嗣「奥様はネットワーカ」を面白いと思えなかったです、がっくし。これはもう諦めた方が良いみたい)

>「読書会」山田正紀・恩田陸(ゲスト参加・笠井潔/萩尾望都)

 雑誌ダ・ヴィンチで紹介されていたのですが、好きな人同士が集まって、好きな本について語り合うという対談集です。その対談をしている人が、そもそも凄い人同士なんですが(笑)語られる作品を挙げて見ますと、

半村良「石の血脈」I・アシモフ「鋼鉄都市」ル・グイン「ゲド戦記」沼正三「家畜人ヤプー」小松左京「果てしなき流れの果てに」山田正紀「神狩り」S・キング「呪われた町」「ファイアスターター」萩尾望都「バルバラ異界」恩田陸「常野物語」

 堪らんでしょ!親に知られたら「子供が読むには早い」と怒られないかと、びくびくしながら読んだ(笑)「家畜人ヤプー」と「石の血脈」や、対談されるお二人の名作まであるんですよ、嬉しいなァ♪

>「ラスト・イニング」あさのあつこ

 割と早く予約した本が来ました。もう、じっくり読もうと思ってますが・・・映画版ですが、嫌な予感が当たってしまったような評価が、ネットでは多く見られて残念な気持ちです。
 
 「嫌な予感=家族愛万歳映画になってしまわないか」だったんです。原作を読んで映画を観たら、このお話はそんなものを書いているんじゃないと思われるはずです。私が解釈するには、原作は少年期特有の潔癖さと自分の持つ才能の未成熟からくる不安と焦燥に煽られる少年群像のお話です。時々登場する登場人物それぞれの家族のあたふたした日常はそのままにして、もっと狂おしい程の葛藤を映像にして欲しかったなぁ、と思います。どうもそのへん(配給会社とか提携した会社との兼ね合い)を吹っ飛ばす勇気が(特に少年少女を清く正しく描かないとダメとしちゃうから)日本映画には不足するんですよね~、不満だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はホワイトデー

2007年03月14日 09時51分52秒 | 日常
 昨日降り積もった雪は、見事に解けて無くなりましたが、相変わらず強風が吹き荒れています。何時まで外に洗濯物を干していられるかなぁ(汗)

 さて、毎年恒例の苦行の日がやって来ました、ホワイトデーです。

 家人一名(幼稚園の年中さんからのバレンタインデー不敗記録保持者)の、お返しクッキー作り!近年、本人が動くようになって、随分楽になりましたけどね~。それでも三時間近く、粉から練って形作って焼いて冷まして袋づめの手伝いをしました・・・・ばたり。以前は私がほぼ全部を作ってましたから、苦行以外のなにものでも無かったんです。何時になったらドキドキの、本命相手のお返しになるものやら。
(ちなみになんで家人が不敗かと言うと、必ずお返しをするとお嬢さんたちに知れ渡っていて、物々交換状態だからです)

 もう一名は賢明に、お店でクッキーを自腹で買いました(笑)
その時に「お母さんだったらどれが良い?」と聞くので、はは~ん♪と思い、ダックワース(105円)が良いなと言ったら、それを一個買って、今朝くれました。
今はそれを珈琲のお供にしております♪
(先の家人には、笑って誤魔化されましたさ!兄弟二人でこの違い!面白いですね)

 皆様のホワイトデーが、どんなものだったかお教え下さったら嬉しいな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする