たけくまメモ : 川内康範先生の想い出(1)
ワイドショーで、森進一さんが「おふくろさん」の歌詞をうんぬんという話題を横目で見ていたので、激怒なさっていた相手の作詞家の方が、どんな人なのかまでは判っておりませんでした。
ところが!この川内先生という方、はんぱない人物なのですよ!
>記事内より引用
川内康範先生といえば、詩人で小説家であり、『誰よりも君を愛す』『骨まで愛して』『伊勢佐木町ブルース』『おふくろさん』等、戦後の歌謡界を代表するヒット曲を作詩(詩人である先生は作詞という表現を好まれないので、「作詩」とします)した芸能歌謡界の大御所であり、『月光仮面』『レインボーマン』等子供向けヒーロー番組の原作・脚本家であり、多くの保守系政治家・児玉誉士夫氏ら民族派運動家と交流し自らも憂国論文を多数出版している民族派右翼の大物であるという経歴から、みなさんビビリまくってこれまでは雑誌にインタビューが載ることはめったにありませんでした。
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ひー!「月光仮面」と「レインボーマン」の原作・脚本家さんでしたー!
しかも「究極超人あ~る」の作中、とさかさんも使った「外道照身霊波光線」の出処である「ダイアモンドアイ」も手がけておいででした。
>記事内より引用
ダイヤモンドアイといえば、レインボーマンに比べてマイナー感があるんですが、なかなかどうして、味わいのあるヒーローだったですね。目がダイヤであるだけでなく、ステッキの先まで確かダイヤになっていて、ここから外道照身霊波光線(げどうしょうしんれいはこうせん)というのを出すんです。この光線を浴びた相手は「ば~れ~た~か~」と叫んで、前世の浅ましい怪物(前世魔人)の正体を顕すわけです。
俺としてはマスコミ相手にステッキを振り回した川内先生がダイヤモンドアイに見えて仕方ありませんでしたが、おそらくは森進一さんも先生の外道照身霊波光線を浴びていたに違いありません。
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流石にリアルで観ていませんが「ば~れ~た~か~」と言って、兄が友達と遊んでいたのをうっすら覚えています。
この記事以外も、竹熊さんの凄い人脈と知識を駆使したお話が多数掲載されていますので、特撮好きな方は勿論、そうでない方も面白い読み物ばかりですので、是非お出かけ下さい。