What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

3分クイズ 猛烈に燃える!・・・けどヤバイ(汗)

2007年03月19日 10時15分54秒 | 日常
3分クイズ

 「キルキル探偵事務所」様で、すっごく楽しいクイズを教えて頂きました~♪
これ猛烈にヤバイですよ!何がって、愉しそうなクイズがいっぱいあるんですが、そのどれもが絶妙に難しいんです。でも「ポケモンのタイプ17種類全部」は、クリア出来ましたよキルキル様!とりあえず、これで人としてOKという事で(笑)

 歴代の人気クイズから面白そうなモノを挙げると、

「東京23区」
「ジオン軍のモビルスーツ(シャア専用など派生系は除く」
「野球のポジション全9個(漢字で)」

 新着のクイズから挙げると、

「ハリーポッターシリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校の寮の名前4つを答えて下さい」
「テニスの王子様の氷帝学園の名前が判っている人物10人の名前をフルネームで答えなさい」
「J1J2に所属の全31チームの名称」

 これを3分以内に回答するんです~。
とにかくいけそうな問題をやってみましょう!実際に体験なさって地獄を見てなんぼです!
テトリスの最後、落ちるスピードが速くなってくるとパニくる私には、どれもこれもが、追い詰められるクイズばかりでした・・・。
コメント (6)
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皆川ゆか 「評伝シャア・アズナブル」上・下

2007年03月19日 09時46分19秒 | 
 図書館に行って、あるわけ無いよなァ~と思ったら、上下二冊ばっちり揃ってあるじゃないですか!「読書とジャンプ」のかずは様の感想に敬意を表しつつ、読み進めました。

 まず最初に、この長いシリーズを克明に分析されて、判りやすく時系列に沿って一冊の本にして下さった皆川さんに心からの賛辞を送ります。いや~、これは凄いですよ。すっかり忘れていたような人と人との繋がりや出来事を、注釈つきで書き出してありますから、非常に嬉しく読む事が出来ました。

 私は、リアルタイムな「ファースト」世代ですから、「Z」や「逆襲のシャア」世代の方たちや、後々過去に遡ってファンになられた世代の方たちとは、感想がだいぶ違うと思います。

 ロボットが活躍するアニメが、最盛期を迎える初期の段階だった放映当初は、その深遠なテーマや、その後壮大なシリーズとなるであろうなどとは、主に視聴者だった中・高校生以上の人たちは思いもしなかったのではないでしょうか?中には聡明な方がおいでだったかもしれませんが、私の周囲を見渡す限りでは、そういう風にガンダムを観ていた者はいませんでした。カッコイイモビルスーツの戦闘シーンや、個性的なキャラクターや、戦争を真っ向から描いたお話に、夢中だったのです。

 なかでも、アムロと近い年齢の私たちにしてみれば、シャアは「大人のカッコイイ男」そのものでした。両親に反抗し、人の生死の重さを知らず、戦争によって翻弄される大勢の人たちの境遇など、一切自分には関係の無い事だと喚くアムロを、我が身のように感じ取っていた私たちにとって、シャアはちゃくちゃくと自分の思うままに人生を切り開き、戦争を利用してのし上がって行く、全てを見通した大人の男のように感じられていました。

 でも、今回この本を読んでいて感じたのは、シャアの生き様は私たちファースト世代そのものなんだという事です。

 「ファースト」で憧れたシャアは、「Z」や「逆襲のシャア」という作品の中で、年齢を経ていきました。そして私たちもシャアと同じく年齢を経たいま、「二流」である自分を痛いほど自覚しつつも、周囲がそれ以上を期待してくる状況の中で、自分の矜持を賭けて全力を尽くす戦いを、シャアが名を変え場所を変え、時には惑い、時には無様に振る舞う生き様を、同じく自分が日常的にしている事に気づかされました。

 私を例に挙げれば「主婦」は、家事や炊事に洗濯をこなし日常起きる様々な雑事をこなすという期待をされます。けれども、私は料理が得意ではなく大雑把で金銭感覚が怪しいです。「ピアノ講師」は、すぐにでもモーツァルトの小品やショパンのエチュードを楽々弾きこなす事を期待されます。けれども、電子オルガンを幼い頃から習っていて、ピアノは18歳から始めた私にとっては、譜読みは出来ても猛練習しなければ指が動きません。
 でも、周囲の期待は一秒たりとも待ってはくれません。食事をしなければお腹が空きますし、仕事を選んでいてはお給料を頂けません。しくじって不味い料理になってもごまかし、無い知恵を絞って品数を増やし、買って来た料理を皿に移す術を得ました。子供たちに教える曲を練習し、CDを聴き楽譜を読んで、仕事をしました。
 
 見ようによっては、自分に都合の良い、嘘でかためられた嫌なやつでしょうね。「情」が無いように見えますか?「情」が無いのなら、自分の不甲斐なさに苦しむ事も、失ってから如何に自分が依存していたかに気づかされる事もないでしょう。「ごくまっとうな普通の男」が戦争や出自の重さに振り回され、嵌まり込んでしまったのが、シャアだったんじゃないでしょうか。

 一人の作家さんが、同じ主人公で長い連作を書かれた作品でも、同じように感じた事がありました。シャアは「たかが」アニメのキャラクターで、正確には大勢の制作スタッフさんが関わって、作り上げられた存在ですから、比べられないのかもしれません。ですが、富野監督もスタッフも、その時々のご自分のあり方や生き方を踏まえて、シャアという「稀有でありごく普通の男」を創られたんだと思うんです。だから、私たちは彼に「共振」させられるのだと思います。

 長年のファンとしては「逆襲のシャア」で、シャアとアムロが戦えたのが、やはり嬉しかったです。たぶんずーっとシャアの心の奥底に変わらずあったのは「最高の敵であるアムロと純粋にモビルスーツ戦をしたかった」という想いだったでしょうから。しがらみも責任も放棄して、自分の純粋な望みが叶えられたのなら、どんなに素晴らしいでしょう!でもそれは、大勢の人の不幸や命と引き換えになるのを、私たちは知っています。だからこそ観たかった結末が観れて嬉しかったのです。

 これは相変わらず、偏った感想です(笑)是非、ガンダムファンの皆さんに読んで頂いて(ハッキリ言って、一般の方が読んでもサッパリ面白くない類の本です・爆)感想をお聞きしたい作品です。
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春の雪

2007年03月19日 08時45分21秒 | 日常
 昨日、お供えしたおはぎもお花も、すっかり雪をかぶっているんでしょうねぇ。

 ふり続けるぼた雪を見ていたら、三島由紀夫さんの小説「春の雪」を思い出しました。

 三島さんはどんな意味でこの題名をつけられたんでしょうね?春の雪は、地面の温度が高くなっている時期に降る雪ですから、残らずすぐに解けてしまいます。白く美しい淡雪のありさまとその後のぬかるんだ地面を、子供の時代と大人の時代、あるいは人の心の表裏、美醜に例えたのでしょうか?それとも主人公が何一つ残すものも無く、儚く消えていく様を例えたのでしょうか?

 学生の頃に講義して下さった近代文学の先生には気の毒をしました。着任されたばかりで、やる気満々の方だったのに、ろくでもない学生の私を含め、三人しか選択した学生が居ませんでしたから(笑)「良く判りませんが暗い部分に惹かれます」なんてレポートに書いてましたからねぇ・・・20歳の私には、三島さんの美しい文章よりも、主人公たちの耽美なやりとりや思想に振り回されて、作品そのものを見ていなかったように思います。

 三島さんが思い描いた春の雪がどんなものだったか判りませんが、こちらでは芽吹く緑を潤す恵みの雪です。今年は特に異常気象の影響で雪が少なく、畑も田んぼもカラカラですから、この雪が止んでお日様が出たら、地面に染み込んで、草木を潤す事でしょう。
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