2024年10月30日 相模湾 Figaro Beneteau 3

2024年10月30日 | 風の旅人日乗

久しぶりの油壺

この1年近く
待ちに待った仕事

それは
Figaro beneteau 3 セーリング試乗取材

取材チーム全員集合指令の午前10:30を待てずに

9時前に
確信犯的にチームに先んじて油壺に到着

ファーストマリン期待の新人の社員が一所懸命取材準備中の船に行って
感動の
日本初対面を果たす

実はこのヨット
フランスの大西洋岸の港町ロリアンで
数年前から見知ったヨット

このヨットの外見状の大きな特徴は
両舷から突き出ている
この内向きのC型フォイル

ゆるいヒール角では
復元力を高めると同時に
船体を風上側に押し上げる揚力も発生させる

ダウンウインドでさらに大きくヒールさせると
復元力はさらに高まり
同時に
ダウンウインドでは必要のない風上への揚力が
減少 または消滅する

続きはまた改めて


2024年10月28日 相模湾 コンパスコース・プライベートレッスン

2024年10月28日 | 風の旅人日乗

相模湾で終日プライベートレッスン

セーリングの基本部分で
かなり上達して自信を付けたお客様からの御要望で

レベルを一段階上げて
レースで勝ちを狙うスキル直伝モードのレッスンに入っている

とてもいいムードで
厳しいトレーニングが笑顔の中で続いている


2024年10月21日 コンパスコース・プライベートセーリングレッスン@九州北西部

2024年10月21日 | 風の旅人日乗
一昨日から今週土曜日までの
コンパスコース・プライベートセーリングレッスンの
ベースになっているのは
こんな 美しいマリーナ
 
ここをベースに
海路で長崎市の出島まで行ったり
コンディションが許せば五島列島まで足を伸ばしたりする予定

マリーナの近くにあるビーチの先に高杢島(たかもくじま)がある
有明海で黄金色の砂のビーチを見ることはあまりない


干潮時にだけ歩いて渡れる高杢島は天草富士と呼ばれ
有明海入り口の早崎の瀬戸あたりからは
きれいな正三角形の山として見えて
このマリーナへの最高の目印になる

高杢島の右には
有明海対岸の島原半島にそびえる普賢岳が見える
 
山頂は雲に隠れていることが多く
頂上がこんなにクリアに見えることはあまりない

普賢岳の左下に見える台形の島は
天草・島原の戦いで両者が談合を持ったという湯島


高杢島の裾には金毘羅宮と書かれた鳥居がある

今回も航海の無事を祈った

鳥居左端にとまっているのは
オブジェではなく生身のトンビ
 

2024年10月19日 葉山 九州 コンパスコース・プライベートセーリングレッスン

2024年10月19日 | 風の旅人日乗
 


 

昨日は雨の中

相模湾で
微風から中風まで
とても充実したセーリングレッスン


本日は朝4時過ぎに
歩いて葉山を出て
新幹線で九州へ
 
小倉井筒屋の横を流れる紫川


中学生の頃
この川の上流で
泳いだり潜ったり魚を突いたりした
 
母校小倉高校の体育館と屋上プール
水泳部キャプテンだった
 
中学生から大学を卒業する頃まで
実家はこの校内にあったのさ
 
博多から九州新幹線に乗り継いで
さらに先に向かう
 
困ったな
山口からずっと九州まで
今日は本降りの雨だ
 
ま なんとかなるか

 

2024年10月11日 箱根パワースポット

2024年10月11日 | 風の旅人日乗
芦ノ湖の朝


テントサイトを片付けて
湖沿いのパワースポットに向かう


すごいばかりの数の外国人たちに
たじろぎながらも
千年杉群から発せられる爽やかな香りを
楽しむ


いい苔だなぁ


富士霊園まで
ヨットの大先輩のお墓参りに行ったあと
葉山に戻り
森戸の浜に出たら
素晴らしい夕焼け



さあ
明日からまた海仕事

いろんなこと
いろんな人たちに感謝する

2024年10月8日 若返る

2024年10月08日 | 風の旅人日乗

ちっとも面白くない見積書作りに身悶えて苦しんでいるところに

ヨット専門誌Kaziの編集デスクが
「古いポジフィルムを探して来月号の準備をしていたら
楽しそうな昔の写真をいろいろ見つけましたよ」と
メールで送ってきてくれた

まず最初の一枚は
2000年の第30回アメリカズカップに挑戦した
ニッポンチャレンジ・セーリングチーム選手時代

左のアロハシャツは
開発チームの永井さん

今はKazi誌の新艇紹介レポーター仲間だ

後ろに見えるのは
当時建設中だったプリンセス桟橋のホテル・ヒルトン

二人とも若いな
仕事が終わってこれからパブにでも行くのだろうか?
きっとそうだな

次の写真は
白田正次オーナーのカスタムIRC艇〈ゼネット〉で
ハワイのケンウッドカップのときの
たぶん荒田カメラマンによる激写

後ろ(タクティシャン)と前(メインセールトリム)を
ニュージーランド人の名セーラーたちに囲まれてステアリングする
幸せなレースだったなあ

最終のロングレースで失敗して総合優勝は逃したけど
インショアレース部門では
ディーン・バーカーやテリー・ハッチンソンがステアリングする艇を凌いで
1位だったんだよなあ


もう一枚は

このティラーエクステンションからすると

この写真を見て久しぶりに思い出したけど
ニュージーランド航空がメインスポンサーだった
オークランドでのANZレガッタに
現地の42ftのIMS艇をチャーターして
〈カラス〉チームのNZ合宿として参加したときのもの

斜森オーナーが真面目にランナーを担当している

高野が難しい顔をしてスピネーカーを見ている

アフターガイをトリムしているのは堀江か
まだ髪がフサフサだ カッコいい

ここのところすっかり忘れていたけど
俺たちにだって
活躍していた若い時代があったんだ

もう一息がんばってみようかな

 

 


2024年10月6日 葉山森戸海岸 キッズオーシャンスクール

2024年10月08日 | 風の旅人日乗

森戸海岸で
HELLY HANSEN主催キッズオーシャンスクールの
ヨット体験プログラムを

チームうみすばるとして担当する
 


一般社団法人うみすばるが所有する
10隻のヨットのうちの5隻を東京から運んで
丸一日をかけて40人の小学生たちに
セーリングを体験してもらう
 
初めてヨットに乗る子どもたちに
メインシートを持たせて
 
ヨットの推進力を生み出す
目には見えない風の重さを感じてもらう
 
子どもたちの笑顔がうれしい
 
このような活動で
現代の日本にセーリングが普及するのかと
憎まれ口を言う人もいるようだけど
 
自分たちの目で
その光景を見ることはできなくても
きっといつかは
日本列島のあちこちにその光景が広がる日が来る
 
 
その日を楽しみにして
世代から世代へとその夢をバトンタッチしながら
 
チームうみすばるは
子どもたちを笑顔にする
セーリング体験活動を今後も継続していく