日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

日本政府は無力な政府ではない

2015年01月20日 | 日記

日本政府は無力な政府ではない

 

A.「イスラム国」を自称する組織のビデオ

 

1.二人の日本人を人質にとって、日本政府に対し、「イスラム国」を自称する組織が

2億ドルを要求している。彼らの要求の根拠は何であろうか?

 

2.先ず日本国の首相に対し、彼らは言う。「我々の女性と子供たちを殺し、イスラム

教徒の家々を破壊するために、1億ドルを提供した」。次に、「イスラム戦士に対抗す

る背教者を訓練するために、もう1億ドルを差し出した」。

 

3.この2億ドルを彼らは自分たちにも寄こせという訳だ。しかも、二名の日本人の命

にそれぞれ1億ドルの値段を付けてだ。ここには何の根拠もない。二人を拘束した理由

と、二人のそれぞれの命が1億ドルであるということと、彼らが2億ドルを要求する理

由との間には、何の論理的脈絡もない。

 

4.日本国民に対して2億ドルを支払えと言うのであれば、日本人二人を拘束した理由

を彼らは示さなければならない。そして法と裁判という過程を示さなければならない。

 

5.この法と裁判という手続きも示さず、72時間というタイムリミットを付けて、二

人の人質の命の値段が2億ドルだという要求は、日本国民に対して、暴力行為を彼らが

仕掛けて来ていることを意味する。

 

 

B.日本政府は無力な政府ではない

 

1.人質は救出される。また救出しなければならない。一人の人命たりとも日本政府は

おろそかにしないということを、政府は世界に向って発信しなければならない。日本国

は、彼らの暴力行為と要求には屈しない。その意志を一国民として私はここに示す。

 

 

 

 

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