日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

これからの時代 2

2022年03月29日 | 日記

これからの時代 2

 

1.ウクライナで戦争が始まって1カ月が経過しました。この戦争の本質は、ロシアのプーチン大統領が自分の世界観に基づいて理由づけし、ロシア軍の総力をもって発令した

ウクライナの侵略に対するウクライナの人々の祖国防衛戦争です。この戦争の本質を考えると、1カ月は始まりでしかなく、ウクライナの人々の戦いは、勝利するまで終りませ

ん。その勝利とは、プーチン大統領が、自分が大統領としてある時の根底をなしている人間観、世界観が世界の人々(人類)が苦難の歴史の中で積み上げて来た自由と人権を基

盤とする人間観と世界観に、敗北したことを認める時です。

 

2.この戦争に対するプーチン大統領とロシア軍の冷酷さは、アゾフ海沿岸の港湾都市マリウポリに対する都市そのものの壊滅戦が示しています。ウクライナの人々は、この冷

酷さと戦います。この冷酷さはプーチン大統領が持っている人間観と世界観が戦場に現れたものです。であるが故に、この戦いは、自(おの)ずとウクライナの国家と国民の自

由と生存権(=人権)を確立する戦いとなります。また、そうなっています。ここにウクライナが勝利することの人類史における大きな意義があります。

 

3.ウクライナの人々の勝利は、今、軍政下にある人びと、独裁主義国家、専制支配国家の統治下にある人びとのみならず、私達に対しても、大きな恩恵をもたらし、勇気を与

えます。そして、世界の国々の中で自由と人権を確立しようとする人々に力を与え、軍政政権、独裁主義政権、専制支配政権が力を失い、倒れる時代へと入って行きます。そし

て国連も改革されます。今、世界はこの岐路にあります。

 

4.人類は、今、歴史の変革期にあります。ウクライナ戦争はその行方を決めます。それ故、世界において、自分たちが生きる社会に自由と人権を確立し、活力がある生活を送

り、自分の人生をどのように生きるか自分で決め、選挙においてそのような政府を作ることができる活力ある社会を望み、作ろうとする人は、ウクライナ戦争にウクライナの

人々が勝利するために、あらゆる献身を尽くさなければならないのです。

 

 

               ウクライナ国旗

 

 
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