1.廃炉・福島第一原子力発電所の廃炉処理水の海洋投棄用の設備が完成し、原子力規制委員会が、6月28日から、その完
成検査を始めました。検査は、早ければ6月中に終わります。その後、1週間程度で検査結果を取りまとめ、「終了証」を東
京電力に交付します。
2.全国漁業組合連合会が、この海洋投棄に反対されています。
3.東京電力は、株主総会においても、この廃炉水の海洋投棄について株主の皆さんに同意を求めています。
4.野党は、この問題について国会において明確な討論さえできず、政府決定に従っています。
5.廃炉水の海洋投棄は、メルトダウンを起こした原子炉から燃料デブリを取り出し、それを安全な形で保管するまで、これ
からまだ30年は続きます。燃料デブリの保管方法についても、まだ何も決まっていません。
6.私たちは、廃炉水の海洋投棄を閣議決定した政府の決定をくつがえし、廃炉水からトリチウムまで取り除いて海洋放出す
るか、廃炉水中の放射性物質を凝固させて地中処理することを強く求め、その政府を組織しなければなりません。
7.皆さん、力を合わせてこれをやり遂げましょう!!
2023年6月29日