日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

韓国政府の日韓GSOMIA継続の意思表示に安堵する

2019年11月24日 | 日記

韓国政府の日韓GSOMIA継続の意思表示に安堵する

 

1.韓国政府が、11月22日、失効(11月23日、午前0時)直前にあった日韓GSOMIA(軍事

情報包括保護協定)の継続を、「いつでも失効が可能という前提で(協定)終了通告の効力を停止する」

と、日本政府に伝えたニュースが、同日午後配信され、私は、正直、安堵しました。

 

2.そして、この決定をされた文在寅(ムン・ジェイン)大統領を始めとする韓国政府の人々と、韓国に

粘り強く働きかけて頂いたアメリカ政府の人たちに、心から感謝申し上げます。これで、北朝鮮の言動が

引き起こす緊張はまだまだ続きますが、それ以上の極東の流動化、緊迫化はひとまず回避できました。

 

3.今回の徴用工訴訟から始まった一連の韓国内の動きに対して、日本政府が採った柔軟さを欠いたいわ

ば「相手の基幹産業をターゲットとする」輸出管理強化と、韓国を「ホワイト国」から除外する外交政策

の硬直性は、日本人の私が見ても、日本のオールド保守が持つ体質を如実に露呈したものと言うことがで

き、また友好国に対してとる政策とは言えず、明らかにその外交政策は、それに対応して韓国政府が硬化

したままの姿勢で返せば招いたであろう負のスパイラルに直面するものでした。韓国の皆さんが日本に対

して持つ複雑な思いは、日韓の歴史をたどれば、それは当然のことで、私たちはそれを受け止めてなお共

に進める存在とならなければならないのです。そしてここで、韓国政府が矛(ほこ)を収(おさ)めてく

れました。日本政府もこれに応じ、以前の状態に新たなプラスのものを書き加える状態に日韓関係を改善

しなければなりません。安倍首相と日本政府がそれを果たされることを、私は求めます。

 

別記:

 

1.国境なき医師団から、寄付要請のダイレクトメールが届きました。それによりますと、今、コンゴ民

主共和国南東部の旧カタンガ州ではしかが大流行し、子供たちの命を奪っているそうです。先進国で、は

しかはすぐ直る病気ですが、食料が不足し、子供たちの栄養状態が良好でない地域では、何千人もの子供

の命を奪ってしまうそうです。

 

2.国境なき医師団のホームページのアドレスを記載します。お金と生活にゆとりのある人は、ページの

内容を見て対応してあげてください。よろしくお願い致します。

国境なき医師団:http://www.msf.or.jp

 

 

                                                            11月の空


 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする