オリエンタルラジオの中田敦彦さんを励まし、応援しよう
1.記事を書くにあたって、タイトルをこう付けることは妥当か否か、考えています。
「何々、しよう」とは、人に勧める言葉です。人に勧めるだけの根拠を私は持っているのか? そう考えながらも、私は書きたいと思っています。
2、テレビ朝日に、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」、という番組があります。ここに「しくじり偉人伝」というコーナーがあり、中田さんは、そのシリーズの一人にカール・マルクスを取
り上げられ、プレゼンをされました。その問題提起は正しく、私もマルクスを批判する者として、内容に聴き入りました。そして中田さん頑張れと思うのです。
3.日本の隣国には中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国があります。今、中華人民共和国は一国二制度を採って、社会は功利主義の社会となりましたが、権力構成は共産党独裁のマルクス理論
を国是とします。朝鮮民主主義人民共和国は中華人民共和国よりさらに過激な主体(チュチェ)思想の独裁国家です。
4、こういう環境は日本の社会も無縁ではありません。マルクスを公然と批判する者はさまざまな人の目には見えない風当たりを受けます。それ故、頑張れと思うのです。問題の本質を突く中田さん
のプレゼン能力は高く、私のような凡庸なものからすれば、日本にとって彼は本当に大切な存在だと思うのです。「中田には一本、芯の通った倫理観がある」と、誰しもが認める存在になられれば良
いと思います。風当たりは、しばしば人を疲れさせます。しかし、それは肥やしだと思います。そして、批判はダメ出しに止まらず、課題から新しく私達が生み出して行くものを付け加えられれば良
いと思います。これを、中田さんはマルクスのプレゼンでしっかりと語られていました。このような人に少しでもエールを送りたいと思います。そこで、中田さんを励まし、応援しようと言うので
す。
三四郎の池 2