日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

箏(しょう・そう・こと)のはなし

2014年05月14日 | 日記

箏(しょう・そう・こと)のはなし


A.箏(しょう・そう・こと)のはなし

 

1.5月9日、昼の時間帯にNHKのEテレで、箏の演奏を放映したのを、ほんとうにたま

たま、見ることができました。番組タイトルは、後で調べて 『にっぽんの芸能 邦楽キッ

ズ大集合』と、分りました。

 

2.奏者は、昨年の7月、広島県の福山市で行われた“第31回全国小・中学生箏曲コンク

ール”の金賞受賞者です。

 

a.小学生の部 上田涼花さん  “風にきけ PartⅡ”

b.中学生の部 師田(もろた)響子さん  “鳥のように”

 

3.ブログに書こうと思うくらいです。御二人の演奏に感銘を受けました。特に、師田さん

の“鳥のように”の前半で広げられる箏の世界は、私に、敢えて書きますが、こみあげてく

る悲しみ(これは感覚を揺さぶるものですが、これが悲しみなのか、奏者への共感なのかそ

れは分かりません)の感情を覚えさせました。これは、西洋のクラッシック音楽が広げる雄

大な楽曲に対して覚える感動とも異なるものです。おそらく箏の高音は短調の世界で、その

高音の繰り返しが感覚を揺さぶったのだと思います。

 

4.平家物語に、騎上の武者が遠くに聞こえる箏の音色を聴くというシーン(Webで調べる

と、『巻六 小督(こごう)』と言います)があります。こういう、箏の音色に託されて表

現される日本女性の精神は、現代へと確かに引き継がれています。それを思いました。再放

送されたら、是非、聴いてみてください。

 

5.師田さんと上田さん(年齢順)の御二人の大成を願ってやみません。

 

B.インフォメーション

 

1.現在、英文ブログ・Nichinichirouへアクセスが出来なくなっていることについて、お

知らせ致します。

 

2.原因は、ブログを掲載しているホームページのファイルに新しいソフトをセットアップ

しようとした時、誤ってホームページのファイルを削除したことにあります。

 

3.復元が可能か、今、サーバー提供会社とWordPress社に問い合わせています。サーバー

提供会社からは、回答があり、サーバー上で削除されたデーターはサーバーに残らないとい

うことでした。ただデーターベース(SQL)のデーターはデーターベースを削除しない限り

残っているということでした。

 

4.復元が可能であれば、そうします。できなければ、WPを再インストールしてブログを

再開致します。

 

5.申し訳ございませんが、それまでしばらくお待ちください。

 

 このインフォメーションは、https://twitter.com/CorokuZen/ で、サーバー提供会社から

回答が来る前のものを、行ってあります。

 

 

 

                                                      

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