日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

ロケット ラボ社のロケット、‘エレクトロン’

2018年01月29日 | 日記

ロケット ラボ社のロケット、‘エレクトロン’ 

 

A.‘エレクトロン’ ロケット

 

1.1月21日、午前10時43分(日本時間)、ロケット ラボ社が‘エレクトロン’ という

ロケットを、ニュージーランドの自社射場から打ち上げ、3機の衛星の予定軌道への投入に

成功しました。

 

2.ロケットの大まかな仕様を書いてみます。

a.全長:17m

b.直径:1,2m

c.段数:2

 

d.計画軌道 積載重量(payload):150kg

    〃     高度:500km(payload 150kgの時)

       max payload:225kg

 

e.楕円軌道 近接距離:180km

       遠接距離:300km~700km

       積載重量:212kg~225kg

       軌道傾斜角:45°

 

f.打ち上げ費用:500万us$以下

g.燃料:酸素/ケロシン(kerosene)

h.モーター(エンジン)名称:ラザフォード(3Dプリンターで成型)

i.第一段:離陸推力(lift off thrust):162KN

      最大推力(Peak thrust):192KN

      IPS(比推力):303sec

      モーター:9基 

J.第二段:総推力(total thrust):22KN

     IPS(比推力):333sec

k.ロケット本体:カーボン複合繊維を使用

l.燃料混合方式:電池駆動モーター

 

B.勇気を奮って前へと進もう

 

1.ロケット ラボ社さんが公開されたデータは、ひとつの基準として、またロケットが身近な

ものとして、とても私たちの役立つものとなります。

ロケット ラボ社さんに、このデータを公開されたことを、何よりも感謝申し上げます。

 

2.世界は、今、グローバル化の時代が、次の進化したグローバル化の時代を迎える、その間

(はざま)にあって、大転換期にあります。この間(はざま)の時代の選択が、どのようなもの

であっても、次の時代を新しい社会へと前に進めるのは私たちです。

新しい時代の、都市、水素社会、宇宙、ロボットという社会の四大マトリックスは変りません。

勇気を奮って前へと進みましょう。

 

                 

               1月の夕空

 

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