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次期首相候補は誰?

2005年02月13日 17時08分58秒 | 政治って?
毎日新聞の世論調査(2月12日)によると、次の結果が公表されていました。


「今最も首相にふさわしい政治家は誰か」

1位 安倍      22%
2位 小泉      17
3位 小沢       9
4位 岡田       5
5位 菅、福田     3
6位 中2階      1

『隠れ1位 この中にはいない 29% 』 なるほど! 納得です。がってん・がってん(マイナーだ・・・NHK観てますか?)


この結果を見ると、NHK番組改変騒動で安倍ちゃんの顔ばかり映しているから、露出度・知名度で逆にアップしたんじゃ?3、4位併せても小泉さん1人にも及ばないというのが、現状の民主党の支持と見ていいだろう。何やってんだか、全く。要するに大差で、自民党基盤圧勝じゃないか。しかも、安倍ちゃんに、政治家としての力量はあるかな?大したこと言わないし、やってもこなかった。幹事長時代も大敗くらっただけじゃないか。北朝鮮問題にしても、小泉さんとの2人3脚で、アメとムチの役割演じるだけしかやってこなかった。だが、知名度とテレビで見た目が支持を集めるんだろうな。

NHK番組改変問題の記事では、どちらかと言えば安倍・中川の擁護をした形になってしまったが、こんなことなら、もうちょっと厳しく追及するんだった(というのはウソですが)。


それにしても、ロボ岡田はダメなんだなー。あれ程国会質問で剛直に頑張ったり、退席作戦でアピールしてみたのに、期待値低すぎで、小沢さん以下っていうのもなー。「小沢待望論」の気持ちも解る。私も期待してるから。鳩山・仙谷・川端あたりは担いでも選挙勝てそうにないからね。むしろ、カメラ映りで決めてみたら?条件は「長身・東大卒以外(おしゃれっぽくないから、やっぱ慶応あたりか?)・素敵な笑顔、若い、イメージキャラはブレア風、英語が堪能」これで民主党内で探す。どうだろ?誰かいるだろう?

小沢さんは昔から期待してたけど、勝てたことがない将には、「負け」のジンクスがありそうで、ちょっと厳しい。あとね、時代の要求とは離れてる(見た目がコワイ)。やっぱり影のキャラなんだよね。”人形”立ててもいいから、まず「勝ち」に拘ってほしい。個人的には安倍ちゃんはどうでもいいけど、今のところ総合的な政策遂行能力では、自民党に軍配だな。好きじゃないけど。民主党頑張ってくれよ。官僚が多いんだろうが。まともな政策考えてくれー。



自民党の中から選ぶとしたら、麻生・福田は落選。大臣とか党役員として実務で頑張れ。平沼は顔がイヤだ。これでは選挙勝てないと思う。タレ顔の安倍ちゃんよりも、谷垣、高村あたりは実力や考え方を評価したい。でも、マニアな人にしか受けんだろうー。谷垣くんが笑っても、絵にならん。主婦層には人気薄な気がする。メガネ止めてコンタクトに変えるとかは?高村さんは落ち癖ついてるかもね。それに誰も担いじゃくれんだろう(多数派からは、ということです)。残念ですがね~。

こんなこと想定しても、何の意味もないんだけど、選挙もしばらくないしね。可能性は、「郵政民営化法案」が否決となり、小泉さんが一気に解散宣言(総辞職は大敗で撤退宣言だから有り得ないだろう)で、選挙突入、ってな具合だけど、あんまりなさそう。

民主党はどういう方向性・作戦なんだかねー。一枚岩になれるように、議論を尽くせよ。支持母体もね、「自らの利益」にしがみつくとよくないね。族議員とかの構図と全く同じだよ。与党を批判できないでしょ。

さっきの条件で誰か素敵な人を選んでみてね。




教育を考える4

2005年02月13日 15時36分01秒 | 教育問題
2月6日付読売新聞朝刊に、教育についてのアンケート調査の結果が報じられていた。その中のいくつかについて、少し考察してみたい。


学校教育について、概ね「満足している」と答えたのは、約20%でした。不満に思うこと・改革が必要なこととして、多い順に「教師の質」「学力低下」「道徳教育」「いじめ」「校内暴力・非行」というものでした。教育者としてふさわしくない教師が増えてきているか、という問いに対しては、「増えてきている」が約50%、「どちらかといえばそう思う」が約30%と、両者併せて8割が肯定的でした。

これは非常に重大な問題があると言えそうです。学校教育に不満が多く、その大きな原因に考えられるのは「教師の質」や「学力低下」ということのようで、その「教師の質」は益々低下しつつあると受け止められているようです。そして、教員免許の更新制については約8割が賛成しています。現状の教育改革に最も求められているのは、教師への「教育者としての教育」ということなのかもしれません。教育現場の方々にとっては、非常に厳しい意見です。主に、「わいせつ教師」とか「教え方が下手」「子供が好きではない」などが理由に挙げられています。


教育理論も大切なのですが、結局のところ教師と生徒という、人と人の関係であることに違いがなく、そういうところを根本的に作り上げていくような発想が求められているのかもしれません。また、学校と親・地域社会は「信頼関係」によって繋がっていなければならないのですが、これが壊れてしまっていると、双方に不信感や不満が大きくなりやすいかもしれません(もっと懸念されるのは、現在の社会が、あらゆる局面において「信頼関係崩壊社会」となりつつあるのでは、ということです)。

教育の方法論は、究極的には答えが出ないようなものなのかもしれませんが、「効果がある」「やり易い」などの、比較的良い評価を受けた方法について、教師間の個人差がでにくいようにトレーニングするとか、共通理解を得る努力をする、研究会などを活用していく等の、行政施策が必要でしょう。また、学校単位とか地域単位といった、現場の裁量権を確保することも必要かもしれません。マニュアル通りが必ずしもよい授業とも思わないし、そこの地域に密着した方法や実態に即した方法も必要でしょう。


アンケート結果に戻りますが、「ゆとり教育」を評価する派は約22%、評価しない派が約72%と圧倒的に差がありました(当然の結果でしたが、ネーミングにも問題があったかもしれない。「ゆとり教育」があたかも「楽にのんびり勉強」みたいな錯覚をもたらすのかな?)。また、日本の子供の学力低下には8割が不安に感じており、全員同じ教育を受けさせる(約20%)よりも、競争を取り入れ個々の能力に応じた教育を受けさせる(約60%)方がよい、という意見も目を引きました。このことは、学校教育に対しては厳密な画一性を求めているものではなく、そのことが不公平であるとは思わない人がやや多いと考えられます。これは意外な結果でした。

学習塾に賛成派は約55%と、私が思っていたより少なく、反対派が約38%もいることも予想外でした。もっと、塾の肯定派がいるのかとばかり思っていました。塾派は、「学校の授業だけだと不安」「受験に必要」「親が家庭で勉強を見られない」などが上位の理由です。どれも、もっともな意見だと思います。特に大都市部は、親も子供も大変なんだろうな、と思います。


まあ、私が子供のころには、学習塾がない地域でしたから、そろばんか習字くらいしか塾もなかったけどね。だからという訳ではありませんが、ウチの子にも学習塾に行かせたことはありません。やりたきゃ、自分でやったら?という方針で、特に必要なし。お金も無いしね(笑)。それに小学生だし、今からそんなに頑張らなくてもいいんじゃないかと。後で、大学受験前頃に頑張ってくれればいいと思います。


これらの結果を踏まえて、教育基本法や行政施策を考えて欲しいですね。