いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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日本劇的勝利!―北朝鮮戦

2005年02月09日 22時22分36秒 | 俺のそれ
今夜は運命のサッカー北朝鮮戦。気合を入れて、家族みんなで応援しました!絶叫の嵐でした。疲れた―。




開始早々得点で精神的に楽になったと思ったら、その後かなり厳しい戦いでした。前半は相手キーパーの凡プレーのお陰で助かりました。特に前半途中までは、北朝鮮は足が動いていなかった。それが日本の有利な形が作れた最大の要因であったように思う。

全体的には北朝鮮はかなり頑張っていたし、プレーの精度も日本と遜色ない感じだった。特に後半はすばやくプレスをかけてきて、その流れから得点を許してしまった。川口も一瞬逆を衝かれて、タイミングが遅れたように見えた。北朝鮮は得点する前から、日本サイドでのプレー時間が長く、日本は攻撃の形が作れていなかった。足を必死に動かして突進する北朝鮮に、完全に流れを奪われていた。

そのような厳しい状況で投入された高原・中村は流れを引き寄せた。特に中村はそれまでのリズムを完全に変えた。3人くらいの選手にプレスをかけられてもボールをキープし、的確なパスを供給して日本の攻撃陣のマークを完璧にはずすことに成功した。中村に人数がかかり、他の日本選手がノーマークでボールを動かせるようになった。これがチャンスを何度も生み出す結果に繋がった。


それでもゴールを割ることができない。
時間がジリジリと過ぎていく。
チャンスで絶叫がため息に変わる。
「ぐあー!」何度も頭を抱えた。


終了間近に、またしても相手キーパーがミスった。前半びびりまくっていたキーパーが多用したパンチングが出てしまった。キャッチできたのに、度重なる攻撃で安易に逃げようとした…。そこで日本選手の前にボールが―前に蹴ったら大黒の足元へ―大黒の振り向きざまシュート!当たってなかったが、早いタイミングだったので、ゴロゴロと転がって北朝鮮選手の足元を抜けていった。浮かさないことが功を奏した。日本勝ち越しゴール!ラスト数分の劇的ゴールだった。


相手キーパーがもっとまともだったら、かなりヤバかった。ボケキーパーのお陰で勝てたと言えるだろう。アウエー戦はまた厳しい戦いになるかもしれない。



とりあえず勝てて本当に良かった。

官邸をはじめ、外務省、警察庁等、ピリピリしたことでしょう。厳重警戒態勢で、動員された警備担当者はお疲れさまでした。書いている今現在、特に騒動もなく問題が起こっていない。勝てたことが何よりの「良薬」でした。




ライブドア再び

2005年02月09日 12時13分45秒 | 社会全般
ライブドアがニッポン放送株の35%取得で、筆頭株主に躍り出たとの報道がありました。村上氏の保有する株数と併せると、約55%となると見られており、グループの経営権を掌握される可能性さえ起こりえると考えられます。堀江社長は単独で50%以上を目指すという見解を示しており、ニッポン放送に提携を申し入れということです。一方フジテレビ側は「提携する気はない」という発言をしているようです。

たぶんグループ側は「不快」か、拒否の考えという印象です。去年の球団買収騒動の時と似ていますね。相手側からは全く望まれていない、という点が。企業側が防衛するとしたら、TOBを仕掛けて株数で上回るか、第三者割当増資をして株数を増加させ、相対的に彼らの持ち株比率を減少させるという作戦でしょうか(正確にはわかりません)。


先月からのフジテレビが開始したニッポン放送株のTOBがある中で、ライブドアが先回り買いをしていたということでしょうか。大和證券SMBCが買い集めていたようですが、ライブドア・パートナーズが29.6%も取得していたとは!大株主からの取得が堀江氏に出来てフジテレビには出来なかったということなのかな?ちょっとこの辺の事情は複雑そうで、よくわかりません。

四季報では浮動株比率がたった1.1%しかなく、他は特定株が60%、外国人と投信が残りです。大株主が売らない限り、35%取得は出来ないのです。ライブドアが密かに買い集めていて、「誰か買い集めている」という情報がフジテレビ側に気づかれたのかな?


日本企業の場合、親会社よりも時価総額も大きな子会社というのが珍しくなく、特に歴史がある会社群にそうした傾向が見られます。直接狙っている会社の株式を取得するより、時価総額が安く持ち株数の多い親会社の株式を取得する方が効率がよいのです。その意味では、ライブドアの作戦は正解ですね。

おまけに海外資本の比率が20%以下に制限されるルールによって、放送会社は外資の攻撃を受けにくいのではないでしょうか。コンテンツ狙いもあるでしょうし、映画製作の旨みもあると踏んでいるのでしょうか。どんなビジネスがあるのかよく分かりませんが(興味もあまりないですが)、この事業になけなしの大量資金を投入してきた堀江社長には、一方ならぬ決意があるのでしょう。

今後グループ側の防衛が見ものです。堀江社長の作戦が阻止されたら、株売却をするのでしょうか。現在重要な位置にいるのは、村上氏であることは間違いないでしょう。彼の動向(どちらの陣営につくか)で、決着がつくでしょう。波乱含みで、一般投資家も皮算用や連想買いが起こってくるかもしれませんね。


今日のニッポン放送とライブドアの株価はストップ高のようで(書いている時点ですが)、個人投資家も便乗参戦しているようです。TOB合戦によって株価高騰があると見ているのかな?

転換社債での資金調達によって、ライブドアの「株価創造」作戦が行われているのかもしれませんね。だって、もしもグループ側が防衛に出たら、株価が必ず上昇しますから、その時にニッポン放送株の大半を放出すればよく、買値よりもはるかに多い資金となって返ってきます。潜在株数が増えるでしょうが、転換社債なら決まった償還額がありますから、ライブドアが損することはありませんし、トータルで資金量が増えていれば、今回の「仕掛け」だけで大きく儲けたことになりますからね。