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日歯連事件――橋本・青木氏は?

2005年02月18日 18時18分02秒 | 社会全般
元会計責任者の証言で、新事実が浮かび上がってきた。ひょっとすると、検察は橋本・青木の両者に迫りつつあるのか・・・?

青木さんは、人間ドックらしいが、捜査直前の入院は「昔からの手」である。

まさか、そのための雲隠れ?検察筋から情報をキャッチしたのかな?強烈なマスコミ批判をした特捜部長が、情報漏れを封じているだろうが、何らかの事前情報があったのかも・・・?


先月の検察審査会の不起訴不当の決定を受けて、今後の東京地検特捜部の判断が注目されるが、未だ結論は不明だ。しかし、村岡さんの裁判が進展するにつれ、会計責任者が2000年9月以前から収支報告書の不記載が続いていたこと、橋本・青木両議員に裏金を報告していたこと、01年参院選で裏金から4億円以上支出したこと、幹部への報告と了承があったこと、などを証言した。元会計責任者の真実を告げようとする心が、このような証言となって顕れたのか・・・。村岡被告1人に絞って証言していないことから、意図的に村岡被告のみを有罪にしようというわけではなさそうだ・・・。


単純に考えて、この滝川証言によって、橋本・青木両氏の、「違法な裏金」の存在、収支報告書の不実記載、いずれの認識もあったと言わざるを得ない。「記憶にない」とか、「私は報告を受けていない」などの言い逃れは、もう無理だぞ。後は検察側の立件が出来るかどうかだが、滝川証人は「裏帳簿を細かくちぎって、水洗トイレに流した」と証言しており、確実な物証も存在しないのだ。滝川証言だけから起訴できるのか?でも、これは村岡被告についても同じことが言えるし、橋本・青木氏の別件起訴も有り得るのか・・・?日歯連の一億円への関与が立件困難としても、別な関与が明らかであれば、当然取調べ開始だろう。

検察も頑張ってくれよ。特捜部の名が廃るぞ。

その意味で、青木さんの入院は気になる。
郵政なのか、こちらの絡みなのか、はっきりしてくれー。


「そもそも論」の大義

2005年02月18日 12時45分45秒 | 政治って?
「そもそも論」という間抜けなネーミングも如何なものかと思うが、「オレオレ詐欺」以来、昔の番組の『連想ゲーム』(古すぎ!NHKでやってましたね)の「ワンワンコーナー」みたいなのが流行っているのでしょうか。そもそも論者は「何故、今でなければならないか」という問いかけが基本なのだが、「民営化の意義」は理解できても、時期として「今」の必然性が理解できないということなのだろう。では、いつならばよいのか?そもそも論者は、「民営化に反対しない」ならば、民営化の移行時期について、その基準を示さねばおかしいだろう。そうでなければ、「では、何故今ならダメなのか?」という問いに答えられず、堂々巡りのように思うが。反論できんだろ?


例えば郵便事業単独赤字が3期連続で出た場合、とか、そういう具体的基準で「民営化時期の適正さ」を考慮するのではないか?そもそも論者の馬鹿げたところは、民営化自体に「絶対反対」とはあからさまに言わず(野田さんは言ってたかもね)、時期の必然性についてのみ争点にしようという魂胆だ。厳しい経済環境になってからでは、相当の被害を覚悟せねばならないことは、民間企業再生の過程を見ても明らかであろう。ダイエーやカネボウをよく見てみるべきだ。切羽詰まったら、相当の首切りも起こりえるだろう。だが、今ならソフトランディングも可能だし、リストラしなくとも経営努力と人員の自然減で対応可能だ。これも理解できないとは、愚かの極みだ。



例を考えてみよう。
夏休みの宿題がある子供がいた。宿題は当然夏休み中にやってしまわねばならない。

夏休み2日目に、お母さんが子供に言った。「早いうちに、宿題をやっておきなさい」
すると子供は「『そもそも』何で今やらなくちゃいけないの?夏休みはまだまだあるじゃない」
「どうせ、やらなきゃいけないなら、余裕を持ってやっておいた方がいいでしょ」
「夏休み中に終わらせていけばいいんだからさー。何で今なの?」
「いいから、早くやってしまいなさい。屁理屈言うんじゃないの」
「だからー、どうして今やらなくちゃいけないの?」
「今までいつもぎりぎりで、前日にみんなで手伝ってあげたでしょ。どうせ、今年もそうなるんだから」
「だから、夏休み中にちゃんとやるって言ってるじゃん」
「いつもそう言ってて、一度も出来た事がないでしょ。だから、早めにやっておきなさい」
「でも、どうして今なの?」
・・・・・・




要するに、そもそも論者の愚かなところは、この例の子供と一緒であることに気付かないことだ。「やらなければならない」という結論があるならば、「いつやるか」ということについて、上述したような基準を示すべきで、それが議論というものだろう。「どうして小僧」なのか?ワタヌキ殿は。


”そもそも”民営化反対派は、「小泉内閣」と刺し違えても阻止するくらいの気構えでなければ、止められんだろう?小泉さんは構造改革の「本丸」として「内閣の命運」を賭けるといっているのに、反対派はそれくらいの覚悟がなけりゃ、両者激突以前に負けてるんじゃない?気迫負けだ。男らしく「民営化は絶対反対」の御旗を掲げろよ、「そもそも論」などで誤魔化さないで。「男らしく」などと言うと、男女差別と非難されかねないが、「男らしさ」では野田さんの方が潔いぞ、はっきり言って。明言しているからね。


それで、党内不和となって解散に突入しようが、選挙戦に負けようが、「民営化阻止」が国民生活の為に絶対必要ならば、男を賭けて戦えっての。そういう政治哲学はないのか。本気で賭けられないとしたら、「その程度の反対の意志」ということだな。自己利益、利権や保身という矮小なものしか持っていなければ、大義をかけて戦えんだろう。そういうレベルの騒動だ、ということだな。

底が浅いな、自民党議員さんは。




リーマンの思惑は?

2005年02月18日 12時39分00秒 | 社会全般
リーマンと言うと、「サラリーマン」をバカにしたような言い方で、若者などを中心に使われたりしていますね。ちょっとイヤな言葉です。今回のリーマンは「リーマン・ブラザーズ証券」のことです。ライブドアのニッポン放送株買収劇で、現時点では最もおいしい思いをしたと考えられます。大きくやられたのは、ライブドア株やニッポン放送株に高値で飛びついてしまった個人投資家などでしょうか。


リーマンはライブドアからの借受株の一部 890万株を全株売却して、既に相当の利益を確定させたようですね。MSCB発行リスクは、かなり軽減されていると思われます。ライブドア株が下限値に突っ込まなければかなりの儲けが期待できますね。やはり外資は甘くないということでしょうか。それに、誰もそうそう簡単にお金を大量に貸してはくれませんよね。MSCBには差額が一割乗っけられていますから、「といち」なみの金貸し(?)のようなものでしょうか。それにしても、やられた個人投資家は、一気に冷や水を浴びせられた心境でしょうね。私にはとても怖くて手が出せません(今までよく分らないので、情報通信関連とかインターネット関連の企業はほとんど買ったことがありません)。


ライブドア株の大量に保有することで、リーマンの旨みは何か?「値上がり益」これは単純で分かり易い。「間接的メディア支配を目論む投資家の登場期待?」これは相当分りにくい。いずれにしても、損しないように考えているんでしょうね。