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教育を考える5

2005年02月15日 20時14分23秒 | 教育問題
コメントを頂いていたのですが、続きを書くのが遅くなりました。申し訳ありません。
前回の記事で紹介した読売新聞のアンケート結果の記事には、東大教育学部の刈谷教授のコメントも記されていました。以前から「医学教育のひろば」のInoueさんからコメントでお聞きしていましたので、とても役立ちました。ありがとうございます。


また、本日付の読売新聞朝刊には中山文部科学大臣と、元東大学長で文部省大臣を歴任された有馬先生の、『学力低下とゆとり教育』という記事が載っておりました。

私なりに要旨をまとめてみますと、中山大臣は、基礎教科の時間数を増やす方向性と、特に国語を重視する、ということでした。また、ゆとり教育の否定でなく、学習意欲の持たせ方と能力のある教師の確保が問題と捉えている。時間数は長期休暇短縮や平日の時間延長などで補うことも考慮するとした。

一方、有馬先生は、総合学習の趣旨が十分理解されていない、読解力の低下、刈谷教授の指摘する”できない子”のさらなる低下傾向などに懸念されております。学んだことを大人になっても身につけている教育、内容は少なくても基礎基本をしっかり教え考える力を養成すること、全員が勉強を好きになるのは無理でも個々の好きな分野を伸ばす教育が大切と述べている。

なるほど、両者とも現大臣と元大臣ということで(両者とも東大でもある)、それなりの考え方があるようですね。共通しているのは、「読解力が低下しており、この回復が必要」(国語教育についての再考ということか)、「授業時間数不足には、5日制は維持しつつ、従来の長期休暇等でカバー」ということですね。近年、英語教育については、かなりの関心の高さが見られていますが、国語については見過ごされてきたかもしれませんね。当然のことながら、言語や歴史は国としての(あるいは民族としての)文化の根幹であり、これについての教育・理解が不十分というのは憂慮すべきことであろうと思います。外国語教育の面でも、母国語がベースにあって、その語彙や文化などが理解されていることが、他言語の習得には必須であると思います。その意味でも、国語教育を見直すべきなのでしょう。

総合学習については、中山大臣は有効に行われているか再検討が必要、教師によって差があるという見方をしている。有馬先生は、「継続」を強く訴えておりますが、問題点に「体験学習ばかりに使う」と思われていること、しばりは良くないが現場任せにし過ぎた面があること、を挙げておられる。もう一度総合学習を検討し、実際にどのような授業が効果的であったのか教師自身で研究・検証すべきでしょう。

私も以前から述べているように、通常の科目以外の時間は必要と思っておりますので、総合学習は残すべきと思っています。どのような方法がよいのかは、教師が学ぶ以外にないと思います。実践例で評価の高かった方法などをよく研究して、共通して取り入れられることはどの教師でもできるようにすべきでしょう。

教師の質という点でも同様に、全員が一定レベルに到達するように研鑽するべきでしょう。前回のアンケートでは、質の低下が8割くらいに肯定されていましたが、現実にはそういう教師が以前から存在していた(逮捕されたり処分されている教師の年齢が、20代ではなく40代・50代というのも珍しくない)のであり、それが顕在化したに過ぎないのかもしれない。


我が家の新聞考

2005年02月15日 14時36分59秒 | 俺のそれ
我が家は読売新聞をとっています。理由は私が巨人ファンだったからです(過去形になりつつある・・・)。今でも内心応援しますが、前のようにビール片手に「よーし、打てー!」とかは応援できなくなってしまいました。2年前からパ・リーグに移って、日ハムを応援しています。理由は、「何となく面白いから」です。昨年は最下位から、3位まで浮上しました。好きな選手は、小笠原と横山です。ダルビッシュは開幕に間に合わない~、残念ですが高卒ルーキーなので無理せずに、長期間活躍できる体を作ってほしいと思っています。

話が逸れました。
他の新聞は、毎日や地方紙を読んでいたことがありますが、薄くて記事の分量が少ないので嫌いでした。学生時代に朝日の勧誘がうるさく、嫌いになりましたが(絶対おまえとは契約しないぞと心に誓ったのです)、友人で読んでいる人は沢山いて、時々読んでいました。社会人になってからは読売のみですね。


投資を始めたころ(今から約10年前くらいでしょうか)、日経も毎日読みたかったのですが、お金がかかるので、飲食店に置いてあるのとかを読んでいました。当時、チャートはないし、基本的データは四季報くらいしかなく、その日の株価情報もいちいち証券会社に電話して担当者が、「あー、○○ですね。いくらいくらです」と教えてもらうので、とても不便でした。情報も、日経を読んだりしないと、手に入らないような時代でした。

こうして考えると、今は本当に便利になったと思います。日経では最終面に「私の履歴書」という欄があって、これが一番好きで、次が「交遊抄」(だったかな?)でした。ここ数年は、ネットでしか日経の記事を見ていませんね。証券会社のHPがかなり充実したことも、紙の日経を読んでいない理由かもしれません。


現在、我が家での新聞の役割は、いくつかあります。

毎朝最初に新聞を読むのは、ウチの子(春から中学)です。とってきて、自分の読みたい欄を見つけて読んでいるようです。読者の投稿欄や「人生案内」という相談コーナーも人気です。特に、本の書評欄や下段の本の広告を好んでいて、面白いのを見つけると、家族の中で話題となります(時には大爆笑の広告とかがあるんですよ)。また、「編集手帳」欄、全面広告や特集記事などでも、家族の人気の傾向があり、面白い広告とかは話題に上りますね。あと、写真や本の広告欄を切り抜いたりして、保存しているようです(何に役立つのか知りませんが)。

日曜版は、やっぱり「あたしんち」が人気あります(マイナーですが、「まるで日出夫」だったかな?字が間違えているかも。これも人気。知ってる人は知ってるかな)。政治面や経済面の話題は、まずありません。因みに、私の親くらいの世代になると、毎日見てるのは「おくやみ欄」で、なるほど、とちょっと思います。


このように、ネット情報と違って、同じ情報に接することによって、そこから家族での話題が出てくることが、とても良い面であると思っています。あとは、「切り抜き」できること。ウチの子には、朝出かける前に、「夜に切り抜くからね」と予告されます。その前に読んでくれ、という意味でしょう。私も時々切り抜くんですが(何でだろ、昔からのクセかな)、家族も切り抜いていますね。主に、囲碁欄、写真、料理のレシピや本の紹介などですね。ごく稀に普通の記事も切り取ります。かなりのアナログ一家なのかもしれない(爆)。

直接探していない情報が、すぐ傍にあったりすることも、良い点かもしれない。大して必要のない、自分には興味のなさそうな記事でも、ふと目が行ってしまい読んでみると、意外に面白かったりすることもある。そういう、「無駄」なところがあることが、逆に良い面かもしれない。


最後に、古紙として、新聞独特の紙質が”使える”という面もある。水分の吸い取りがいいし。キャンプの時には必需品です。

バレンタインデーの結果発表~

2005年02月15日 00時27分07秒 | 俺のそれ
本当は「今日の妻」シリーズにしておこうかと思いましたが、やっぱり単独記事にしました。さて、戦果はいったい…
衝撃の答えは――60秒後!
(すみません。下らなすぎ・・・)



妻から一つ。ゲット。しかし、チョコではなく、何故か「カラムーチョ」(全国的に販売されていますか?)とガム2種類、ビール、でした。

職場関係は、義理義理チョコ2こ、ゲット。こんなもんですね、だいたい。さびしさはない。チョコは好きじゃないから…

戦果は以上。戦艦2隻、駆逐艦1隻。ってな具合ですか。




関係ありませんが、本日の夜のテレビは面白かった。
いつもよく見てるWBS(テレビ東京系)に、「ホリえもん」生出演。ちょっとお怒りになる。「フジテレビ側には歓迎されていないようですし、ニッポン放送の方も…」と解説者に問われ、「だいたい、そんなこと言うなら、上場すんなって。こんな人には株主になってほしくない、とか言うのおかしいでしょ。株主になってくれるなら、誰だっていいはずで、企業として金だけ出してほしいというのと一緒で、そんなのおかしいでしょ。」

確かにそうですね。うーむ。

でも、フジテレビ社長は「株で何でも買える、お金で何でも、っていうのはねえ。そういうのっていうのは、どうかなとおもうけどねえ。私はそういうのには、戦っていくという風に思ってますから」と挑発しておるようですぞ。先日も「そういうのって、あれ?アメリカ式っていうか、向こうのやり方?日本ではそういうの通用しないよねえ」みたいなあからさまな批判をしていましたしね。ホリえもんは、野球の時と同じだな、やっぱ。与える印象が一緒なんだろうかね。




一方、TBSでは、安倍ちゃんが生出演。北朝鮮問題について、一通りしゃべった後、筑紫さんに「NHKと朝日新聞問題について…」この時、WBS見てたから、あっち見たりこっち見たりで大忙し。


因みに、TBSではこのNHK問題や朝日新聞問題、そしてライブドアとフジテレビ問題と、自局とは関係ないから、精力的に報道しています。そりゃ、ライバル会社の騒ぎでニュース作れるから、一粒で2度おいしいよなー。って非難しているわけではありませんよ。報道してくれる方が嬉しいですから。


安倍ちゃんは「朝日新聞には、真実をきちんと説明してほしい、ということを言っているんです。1月12日の記事について、その真偽を明らかにしなければおかしいでしょ。」というようなことを話していた。なるほど。筑紫さんは、「そういう問題と別に、番組に対して、圧力となるような発言をしたという見方もあるわけですが、…」と問いかけた。安倍ちゃんは少し口を濁しながら、「私は偏向してるとは言っていないですよ、心の中ではそういう思いはありましたが。公平公正にという放送法の内容についてしか言えないわけですから。説明に来た人に、番組の話されて、それじゃあ公平公正に、くらいは言うでしょう。それじゃあ、政治家は何にも言えないわけですか」みたいなことを話していた。

「予算審議という権限もありますし」との問いかけには、「政治家全員がその権限を持っているわけで、NHKは私と中川議員以外にも説明しているわけですし、今更になって、2人だけを取り上げるというのは、何かあるのかな、と思いますよ」と。ちょっと正確ではないかも。でも、概ねこのような要旨であったと思う。

忙しい夜でした。