脱線事故後の報道について、過熱報道・メディアスクラムが見られることを多くのブロガーが指摘、非難していました。これを受けてなのか、JR西の記者会見シーンや謝罪要求シーンがテレビから消え、職員の問題行動を探し出す暴露合戦(適正な報道とも言えないので暴露と表現しました)などが鳴りを潜めました。
これは、メディア関係者達の「情報感度」が私のような平凡な人間よりもセンシティブなので、ネット上のこうした批判に即応してピタリと止めてしまったかのようです。テレビ局への電話などの抗議も多かったのかもしれませんが、GW中から出ていたネット上でのマスメディア批判の高まりが影響したのではないかと思います。ドンキホーテの時もそうでしたが、報道関係者は「吊るし上げ」状態を作る時には、無類の強さを発揮するのかもしれませんね。これが普遍的な人間の行動心理なのかどうかは判りません。けれども、経験的には、特定ターゲットが見つかれば(作り上げるのかも)マスメディアの一斉攻撃が開始されるという傾向はあると思います。議員や著名人の年金未納問題の時も同じようなものでした。
マスメディアがそうした批判を受ければ自主的に「止められる」ようになったことは、以前よりも少し良くなったのかもしれませんが、それでも、報道の質・あり方とか記者個人レベルの節度という点で言えば、多くの反省点があると思う。記者会見場での、記者たちが浴びせる言葉や尊大な物言いなどは、多くの非難が集まっていたのですから、誤った特権意識というか記者の節度を越えた行動については改める必要があるでしょう。個人の資質にもよるだろうが、組織内での指導徹底が必要ではないでしょうか。
こうした報道の影響があるのか判りませんが、JRの運転士などへの嫌がらせや暴行が相次いでいます。こんな嫌な世の中になってしまったのかと思うと、本当に残念です。もっと恐ろしいのは、線路への置石事件や自転車放置などという信じられないようなことを行う連中が沢山いることです。狂った人間が存在しているということなのでしょう。「他人の不幸」を心から望むという、酷く屈折した、やり場のない鬱憤をかかえた卑怯者が少なくない、ということです。自分がもがき苦しんで海を泳ぐ時に、船に乗っている人間を溺れさせたいと願い、船底に穴を開けようとするような人間がいるのです。嫌だな、本当に。事故も悲しいが、その後に人間のおぞましさを知らされるのも悲しい。
これは、メディア関係者達の「情報感度」が私のような平凡な人間よりもセンシティブなので、ネット上のこうした批判に即応してピタリと止めてしまったかのようです。テレビ局への電話などの抗議も多かったのかもしれませんが、GW中から出ていたネット上でのマスメディア批判の高まりが影響したのではないかと思います。ドンキホーテの時もそうでしたが、報道関係者は「吊るし上げ」状態を作る時には、無類の強さを発揮するのかもしれませんね。これが普遍的な人間の行動心理なのかどうかは判りません。けれども、経験的には、特定ターゲットが見つかれば(作り上げるのかも)マスメディアの一斉攻撃が開始されるという傾向はあると思います。議員や著名人の年金未納問題の時も同じようなものでした。
マスメディアがそうした批判を受ければ自主的に「止められる」ようになったことは、以前よりも少し良くなったのかもしれませんが、それでも、報道の質・あり方とか記者個人レベルの節度という点で言えば、多くの反省点があると思う。記者会見場での、記者たちが浴びせる言葉や尊大な物言いなどは、多くの非難が集まっていたのですから、誤った特権意識というか記者の節度を越えた行動については改める必要があるでしょう。個人の資質にもよるだろうが、組織内での指導徹底が必要ではないでしょうか。
こうした報道の影響があるのか判りませんが、JRの運転士などへの嫌がらせや暴行が相次いでいます。こんな嫌な世の中になってしまったのかと思うと、本当に残念です。もっと恐ろしいのは、線路への置石事件や自転車放置などという信じられないようなことを行う連中が沢山いることです。狂った人間が存在しているということなのでしょう。「他人の不幸」を心から望むという、酷く屈折した、やり場のない鬱憤をかかえた卑怯者が少なくない、ということです。自分がもがき苦しんで海を泳ぐ時に、船に乗っている人間を溺れさせたいと願い、船底に穴を開けようとするような人間がいるのです。嫌だな、本当に。事故も悲しいが、その後に人間のおぞましさを知らされるのも悲しい。