今から大学受験を控えていたり、志望変更の可能な若者諸君は、是非とも考えてみて欲しい。
将来、高い給料を貰いたいと思っているなら、やっぱり『理系よりも文系が有利』だ!!
その理由は次のことが考えられる。
・給与の期待値は文系の方が高い(統計的にそうらしい)
・理系、特に専門技術職系はコモディティ化からは逃れられない(だろう)
狙い目は、次の職種だ。
・メディア(放送・出版)
・大学教員
他の職種に比べて給料が高いぞ。
テレビ局社員の平均年収の高さは有名だが、新聞社もかなり儲かるらしい。で、新たに出版業界でも、講談社の若手もえらく高いことが判明した。スバラシイ。
漫画家さんは超人気作家以外は、かなり厳しい状況で、そのアシスタントとかになれば、もっと悲惨な生活が待っているらしいからね。「家内制手工業」的零細産業の末端があって、そこからの生産物を吸い上げる大手出版社は、高々入社5年未満のものが年収1200万円以上「一律に」貰えるシステムになっているんですか。そーですか。こりゃ、笑いが止まらんシステムなんですな。テレビ局も似てるようだけどね。羨ましい限りです。
日本の評価システムとしては、創造者に対する恩恵が少なすぎるのかもしれないね。作家、漫画家、ライターなどの下請け部隊は、大した原稿料も貰えないが、販売者には多大な恩恵がある、というのが特殊な業界システムなんですね。こういうのを打破するには、やっぱりネットの実力を上げていくしかないのかもしれない。今は現実世界の出版物は、権威付けシステムみたいな感じだもの。有名な雑誌とか出版の流通に乗せられれば、何か箔が付いたような感じになるからね。
もしも、生産者(作家、ライター、漫画家等)がダイレクトにネット上にしか作品を出さず、途中の流通業者とか販売業者(出版社とか・・・他に何があるのか知らん)を介在させなければ、雑誌なんかはもっと安くなるはずだし、逆にそういう部分に搾取されていた金は生産者に直接入ってくるはずなんだよね。でも、それが何故かうまく機能していないかも。基本的にネットで発表して、作者ごとに単行本(コミックでもいいんですけど)で今までに近い形で販売するというのはダメなんですかね。広告業界なんかの、非常に不可思議なシステムがあるのかもしれないから、一概には言えないのかもしれんけどね。生産現場の虐げられし状況と、メディア大手の高給優遇の落差があまりに大きいので、そこに疑問を感じてしまいますね。
それと、前にもちょっと触れたけれど、文系大学教員というのは、同じく高給優遇されてる職種だと思いますね。成果がそもそも曖昧でいいし。研究費にしても、配下はあまり必要なくて一人でやってれば、科研費を使いきれない、とかもあるそうですし。週に2、3日の出勤で済むなら、別に常勤である必要性がないですね。
何でこのような状況になっているかと言うと、競争原理がきちんと働いていないから、なんではないですかね?私立の私学助成金は基本的にどの程度必要なんでしょうか?何で、論文一本も書けなくて、何十年もポストに収まっているような連中に、高給優遇せねばならんのよ?とは思うね。論文って言ったって、複数審査委員とかに査読を受けるような論文でもなくて、大学発行の自分が書きたいものをただ書いて載せる程度のものがですよ?それが教授なんですよ?文系っていいよね。
はっきり言えば、オイシ過ぎ。楽し過ぎ。そういう教員がゴロゴロいるんですよ、大学には。
やることが多い先生もほんの一部にはいると思いますけど、いい先生の下には学生が沢山集まってくるので、そういう教員には大学として高い給料を払えばいいのです。別に、大して働いてない先生の給料を払うためにまで、税金を投入する必要性はないですね。研究費は自力で応募して取ればいいんですよ。私学助成の結果、何か良い成果は上がったのでしょうか?それでは大学経営が成り立たない、というのなら、不必要な大学は退出してもらえばいいのです。いい学校には学生がちゃんと集まるはずですよね?自力で経営できてる学校は、教員にどのような給料を払おうと、大して研究しない先生に多額の給料を払おうと、勝手にすればいいのですよ。完全に自由でいいですよね。でもね、税金を大量に投入してもらってるクセに、私立大学の金の使い方は制御不能なんですよ、今のやり方というのは。ナメタ教員の給料を維持するために、助成金を投入しているような部分があるのですよ。
もしも、助成金が来なくなれば、大学としては経営を考えるから、穀潰し教員は頭数を削減するとか給料水準を下げるとかするでしょう。ぬるま湯に浸かってるうちはいつまで経っても、そういう教員を切れないでしょ?そもそも、国公立大学があるんだから(国立大学法人になっちゃったけど)、無駄な私立大学はそんなにたくさんいらないって。授業料が大幅に跳ね上がってしまう、とか心配するなら、学生に奨学金を与えればいいんですよ。学校に金を直接ばら撒いておく必要性はない。私学というのは、かなりの規制業種ではないですか?
まあ、そうは言っても、今の制度が大きく変わることは暫くないと思いますので、私立文系の大学教員ポストは狙った方がいいと思います。何と言っても、楽(あくまで相対的に、ということで)。理系は逆に大変。自分1人だけで部下とか院生がいなければ、特にマネジメントに頭を痛めたりせんでもいいし。一度なってしまえば、辞めさせることは滅多にないでしょう、不祥事でも起こさない限り。
経済学者は数多くいますが、大学教育分野での実証分析は、日本では少ないそうですよ。何でだか知らんけど。研究分野としては、チャンスがまだまだ多く残されているかもしれませんね。
将来、高い給料を貰いたいと思っているなら、やっぱり『理系よりも文系が有利』だ!!
その理由は次のことが考えられる。
・給与の期待値は文系の方が高い(統計的にそうらしい)
・理系、特に専門技術職系はコモディティ化からは逃れられない(だろう)
狙い目は、次の職種だ。
・メディア(放送・出版)
・大学教員
他の職種に比べて給料が高いぞ。
テレビ局社員の平均年収の高さは有名だが、新聞社もかなり儲かるらしい。で、新たに出版業界でも、講談社の若手もえらく高いことが判明した。スバラシイ。
漫画家さんは超人気作家以外は、かなり厳しい状況で、そのアシスタントとかになれば、もっと悲惨な生活が待っているらしいからね。「家内制手工業」的零細産業の末端があって、そこからの生産物を吸い上げる大手出版社は、高々入社5年未満のものが年収1200万円以上「一律に」貰えるシステムになっているんですか。そーですか。こりゃ、笑いが止まらんシステムなんですな。テレビ局も似てるようだけどね。羨ましい限りです。
日本の評価システムとしては、創造者に対する恩恵が少なすぎるのかもしれないね。作家、漫画家、ライターなどの下請け部隊は、大した原稿料も貰えないが、販売者には多大な恩恵がある、というのが特殊な業界システムなんですね。こういうのを打破するには、やっぱりネットの実力を上げていくしかないのかもしれない。今は現実世界の出版物は、権威付けシステムみたいな感じだもの。有名な雑誌とか出版の流通に乗せられれば、何か箔が付いたような感じになるからね。
もしも、生産者(作家、ライター、漫画家等)がダイレクトにネット上にしか作品を出さず、途中の流通業者とか販売業者(出版社とか・・・他に何があるのか知らん)を介在させなければ、雑誌なんかはもっと安くなるはずだし、逆にそういう部分に搾取されていた金は生産者に直接入ってくるはずなんだよね。でも、それが何故かうまく機能していないかも。基本的にネットで発表して、作者ごとに単行本(コミックでもいいんですけど)で今までに近い形で販売するというのはダメなんですかね。広告業界なんかの、非常に不可思議なシステムがあるのかもしれないから、一概には言えないのかもしれんけどね。生産現場の虐げられし状況と、メディア大手の高給優遇の落差があまりに大きいので、そこに疑問を感じてしまいますね。
それと、前にもちょっと触れたけれど、文系大学教員というのは、同じく高給優遇されてる職種だと思いますね。成果がそもそも曖昧でいいし。研究費にしても、配下はあまり必要なくて一人でやってれば、科研費を使いきれない、とかもあるそうですし。週に2、3日の出勤で済むなら、別に常勤である必要性がないですね。
何でこのような状況になっているかと言うと、競争原理がきちんと働いていないから、なんではないですかね?私立の私学助成金は基本的にどの程度必要なんでしょうか?何で、論文一本も書けなくて、何十年もポストに収まっているような連中に、高給優遇せねばならんのよ?とは思うね。論文って言ったって、複数審査委員とかに査読を受けるような論文でもなくて、大学発行の自分が書きたいものをただ書いて載せる程度のものがですよ?それが教授なんですよ?文系っていいよね。
はっきり言えば、オイシ過ぎ。楽し過ぎ。そういう教員がゴロゴロいるんですよ、大学には。
やることが多い先生もほんの一部にはいると思いますけど、いい先生の下には学生が沢山集まってくるので、そういう教員には大学として高い給料を払えばいいのです。別に、大して働いてない先生の給料を払うためにまで、税金を投入する必要性はないですね。研究費は自力で応募して取ればいいんですよ。私学助成の結果、何か良い成果は上がったのでしょうか?それでは大学経営が成り立たない、というのなら、不必要な大学は退出してもらえばいいのです。いい学校には学生がちゃんと集まるはずですよね?自力で経営できてる学校は、教員にどのような給料を払おうと、大して研究しない先生に多額の給料を払おうと、勝手にすればいいのですよ。完全に自由でいいですよね。でもね、税金を大量に投入してもらってるクセに、私立大学の金の使い方は制御不能なんですよ、今のやり方というのは。ナメタ教員の給料を維持するために、助成金を投入しているような部分があるのですよ。
もしも、助成金が来なくなれば、大学としては経営を考えるから、穀潰し教員は頭数を削減するとか給料水準を下げるとかするでしょう。ぬるま湯に浸かってるうちはいつまで経っても、そういう教員を切れないでしょ?そもそも、国公立大学があるんだから(国立大学法人になっちゃったけど)、無駄な私立大学はそんなにたくさんいらないって。授業料が大幅に跳ね上がってしまう、とか心配するなら、学生に奨学金を与えればいいんですよ。学校に金を直接ばら撒いておく必要性はない。私学というのは、かなりの規制業種ではないですか?
まあ、そうは言っても、今の制度が大きく変わることは暫くないと思いますので、私立文系の大学教員ポストは狙った方がいいと思います。何と言っても、楽(あくまで相対的に、ということで)。理系は逆に大変。自分1人だけで部下とか院生がいなければ、特にマネジメントに頭を痛めたりせんでもいいし。一度なってしまえば、辞めさせることは滅多にないでしょう、不祥事でも起こさない限り。
経済学者は数多くいますが、大学教育分野での実証分析は、日本では少ないそうですよ。何でだか知らんけど。研究分野としては、チャンスがまだまだ多く残されているかもしれませんね。