前にも書いたが、基本的に情報がある程度集められる体制になってないとダメでしょうね。それは米軍の傘を借りようが、自前でも努力しようが、コストパフォーマンスを考えるとは思いますが、必要なものは必要なので揃えるしかないと思いますね。なので、衛星情報を共有化するとか、在日米軍との連携などといったことは、必要な部分はやるしかないと考えています。それを全て自前で用意するとなれば、大変ですよ。
紛争回避の為には、外交努力は勿論必要です。
けれども、日常生活においても、何の落ち度もなく普通に生活してたり、道を歩いてたりするだけで、殺されてしまったりする人は現実に存在します。駅で立ってただけなのに、殺されたりするんですよ。もしも、そういう事態が生じても、決して犯人に刑罰や制裁を加えたりするべきではない、とか、身を守る為に警官は武器を所持するべきではない、とか、そういう主張の人は、「防衛力を持つな」と言うかもしれませんね。本当に多くの国民がそれを望んで選択するというのであれば、これは仕方のないことでしょう。それが民主主義の手続きで決められるということになるなら、当然そうするべきでしょう。
現状でその選択をする勇気は、私にはありません。それは怖いからです。凶暴な犯人に襲われたくないし、自分の独力だけでは身を守る術がありません。なので、警官には武装してもらってもよいし、防衛力は必要なものは用意するしかない、と思っています。多くの反対者たちは、自分が凶暴な連中の前に立ちはだかって、たとえ自分が刺し殺されても他の人々を守る、ということなどしないのに、警官には「武器を持つから危ないんだ、オマエが素手で逝ってこい。口で戦ってこい」とかトンデモナイ激励をすればよいと考えているかのようです(笑)。「ならず者」は本当に何をしでかすのかわからないのだし、もし絶対に反撃されないことが判っている場合には、どんなことをしてくるのか判らないんですよ。
当面は、既にMD構想に基づいて配備を進めるしかないでしょうね。毎日新聞だったかに、「以前地対地ミサイルの研究予算を取ろうと思ったら、ダメになったんだ」とかの防衛庁幹部の「残念コメント」が出てたようだけど、結構恨みが深いね。かなり粘着質ですね。私は勿論反対したけど(笑)。攻撃用地対地ミサイル配備を公に言ったりしたら、それこそもっと非難が来るよ?ミサイル配備後には、「いつでも核弾頭が搭載できる状態になれる」とか、変なデマを飛ばされる、って。地対地ミサイル構想は止めといた方がいいよ。将来、潜在的核脅威国に認定されるかもよ。陸上自衛隊は、海上自衛隊や航空自衛隊を羨みすぎだってば。
敵基地攻撃論ですけれども、口が滑っちゃったのは額賀長官。同じテレビ番組(日テレ系の朝の番組だったと思う)に出演していた、民主党枝野議員の「昔の解釈では敵基地攻撃は可能、そのこと(=能力を持つ)も考えるべき」というような発言(完全に正確ではないが、こんなような意味で言った)を受けて、同じく昔の憲法解釈論を出して言ったのですね。そういうことも議論していかなければならない、というようなことも含めて。そこから「先制攻撃と言った」というような感じになって伝わったと思われますね。報道が積み重なると、多少ニュアンスが変わり、安倍ちゃんも同じように言ったかのように報道されたんだろうと思います。
閣僚が言うと、これも色々とありますので、慎重に言葉を選んだ方が良かったでしょうね。今の時期に言うのは、特に不適切であったと思いました。私個人では、次のように考えています。
・日米の防衛構想上、MDは決まったことですので、これは導入・配備を続けるのは止むを得ないでしょう。政治的判断だったので、単なる防衛力ということの他の部分も含めて考えることになると思います。在日米軍再編や情報共有化等の全体のシステムとして必要、と判断するしかないでしょう。多額の金がかかりますが。米軍に守らせるコストの一部、と思うしかないでしょう。
・「敵基地攻撃力」ですが、まず、言葉が悪いのですよ。これを止めること。「阻止任務能力」とかの表現を使う方が望ましい(元々の言葉の定義は知らんが)。「弾道核ミサイル破壊兵器」とか。基地攻撃だと、無差別的にどこの基地でも攻撃するかの印象を与えるので、そうではないという意図を明確に伝える努力をした方がいいでしょうね。
・地対地ミサイルは絶対によくない。これを持つというと、国内外からの猛反発があると思いますね。
・陸上自衛隊の主力戦車とか自走榴弾砲は減らすしかない。隊員定数も。そういうのは無駄が多くなるだけ。
・とりあえず、将来の配備が決まりそうな戦闘機/攻撃機を考える必要がありそうですね。後継機種選定に絡んで、色々とあるようですけど。ASMが搭載可能な機種は必要。セットで買うことを考える。
・万が一北朝鮮がヤケクソになって、本格的にミサイルを100発とか発射したら防げないじゃん、とか言う人もいますが、とりあえず、核弾頭搭載可能な弾道ミサイルの防衛ができるように考えるしかないと思いますね。鈍重な発射台(テポドンとかの)なら、航空機からの攻撃でも破壊可能。スカッドが飛んできてしまったら、しゃあない。外れることを祈る。戦術核だったら、泣く。射程が届かないことに賭ける。
紛争回避の為には、外交努力は勿論必要です。
けれども、日常生活においても、何の落ち度もなく普通に生活してたり、道を歩いてたりするだけで、殺されてしまったりする人は現実に存在します。駅で立ってただけなのに、殺されたりするんですよ。もしも、そういう事態が生じても、決して犯人に刑罰や制裁を加えたりするべきではない、とか、身を守る為に警官は武器を所持するべきではない、とか、そういう主張の人は、「防衛力を持つな」と言うかもしれませんね。本当に多くの国民がそれを望んで選択するというのであれば、これは仕方のないことでしょう。それが民主主義の手続きで決められるということになるなら、当然そうするべきでしょう。
現状でその選択をする勇気は、私にはありません。それは怖いからです。凶暴な犯人に襲われたくないし、自分の独力だけでは身を守る術がありません。なので、警官には武装してもらってもよいし、防衛力は必要なものは用意するしかない、と思っています。多くの反対者たちは、自分が凶暴な連中の前に立ちはだかって、たとえ自分が刺し殺されても他の人々を守る、ということなどしないのに、警官には「武器を持つから危ないんだ、オマエが素手で逝ってこい。口で戦ってこい」とかトンデモナイ激励をすればよいと考えているかのようです(笑)。「ならず者」は本当に何をしでかすのかわからないのだし、もし絶対に反撃されないことが判っている場合には、どんなことをしてくるのか判らないんですよ。
当面は、既にMD構想に基づいて配備を進めるしかないでしょうね。毎日新聞だったかに、「以前地対地ミサイルの研究予算を取ろうと思ったら、ダメになったんだ」とかの防衛庁幹部の「残念コメント」が出てたようだけど、結構恨みが深いね。かなり粘着質ですね。私は勿論反対したけど(笑)。攻撃用地対地ミサイル配備を公に言ったりしたら、それこそもっと非難が来るよ?ミサイル配備後には、「いつでも核弾頭が搭載できる状態になれる」とか、変なデマを飛ばされる、って。地対地ミサイル構想は止めといた方がいいよ。将来、潜在的核脅威国に認定されるかもよ。陸上自衛隊は、海上自衛隊や航空自衛隊を羨みすぎだってば。
敵基地攻撃論ですけれども、口が滑っちゃったのは額賀長官。同じテレビ番組(日テレ系の朝の番組だったと思う)に出演していた、民主党枝野議員の「昔の解釈では敵基地攻撃は可能、そのこと(=能力を持つ)も考えるべき」というような発言(完全に正確ではないが、こんなような意味で言った)を受けて、同じく昔の憲法解釈論を出して言ったのですね。そういうことも議論していかなければならない、というようなことも含めて。そこから「先制攻撃と言った」というような感じになって伝わったと思われますね。報道が積み重なると、多少ニュアンスが変わり、安倍ちゃんも同じように言ったかのように報道されたんだろうと思います。
閣僚が言うと、これも色々とありますので、慎重に言葉を選んだ方が良かったでしょうね。今の時期に言うのは、特に不適切であったと思いました。私個人では、次のように考えています。
・日米の防衛構想上、MDは決まったことですので、これは導入・配備を続けるのは止むを得ないでしょう。政治的判断だったので、単なる防衛力ということの他の部分も含めて考えることになると思います。在日米軍再編や情報共有化等の全体のシステムとして必要、と判断するしかないでしょう。多額の金がかかりますが。米軍に守らせるコストの一部、と思うしかないでしょう。
・「敵基地攻撃力」ですが、まず、言葉が悪いのですよ。これを止めること。「阻止任務能力」とかの表現を使う方が望ましい(元々の言葉の定義は知らんが)。「弾道核ミサイル破壊兵器」とか。基地攻撃だと、無差別的にどこの基地でも攻撃するかの印象を与えるので、そうではないという意図を明確に伝える努力をした方がいいでしょうね。
・地対地ミサイルは絶対によくない。これを持つというと、国内外からの猛反発があると思いますね。
・陸上自衛隊の主力戦車とか自走榴弾砲は減らすしかない。隊員定数も。そういうのは無駄が多くなるだけ。
・とりあえず、将来の配備が決まりそうな戦闘機/攻撃機を考える必要がありそうですね。後継機種選定に絡んで、色々とあるようですけど。ASMが搭載可能な機種は必要。セットで買うことを考える。
・万が一北朝鮮がヤケクソになって、本格的にミサイルを100発とか発射したら防げないじゃん、とか言う人もいますが、とりあえず、核弾頭搭載可能な弾道ミサイルの防衛ができるように考えるしかないと思いますね。鈍重な発射台(テポドンとかの)なら、航空機からの攻撃でも破壊可能。スカッドが飛んできてしまったら、しゃあない。外れることを祈る。戦術核だったら、泣く。射程が届かないことに賭ける。