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安い麻薬でお手軽なようだね―「チーズ」

2007年06月20日 20時02分58秒 | 社会全般
危険な薬物である、と判っていても、「解禁せよ」「規制をなくせ」とか言うのかもしれんね(笑)。初めて知った、こんなお手軽な麻薬があるなんて。

時事ドットコム:新麻薬「チーズ」で若者21人死亡=1回分わずか250円-米南部

米南部テキサス州を中心に、「チーズ」と呼ばれる新たな麻薬が中学生らに流行し、社会問題になっている。1回分がわずか2ドル(約250円)と低価格なため、入手が容易な上、危険性が高く、同州ダラス地域で過去2年間に少なくとも21人の未成年者が死亡した。
 ダラス警察や米メディアによると、チーズはメキシコ産ヘロインと市販の頭痛薬「タイレノール」を粉砕して混合する。ヘロイン濃度は2~8%程度ながら、頭痛薬との相乗効果で覚醒(かくせい)作用が膨らむ。しかし、過剰摂取などで呼吸が停止する危険があるという。



次々色々な薬が出回るんだね。こんなに安く手に入るとは意外だ。

参考記事:

「ご利用は慎重に」

報道被害はいつも急増中だよ


本当に解禁して「使用者側が注意すればよい」というのはかなり問題があるだろうね。でも解禁派は経済学徒には大勢いるだろう。


金を借りるにも、自己制御できないというのが問題なのであれば、行動規制の為に免許制にでもしてみたらどうですか?>筒井阪大教授

かなり障壁もコストも高い規制だろうと思うけどね。借り手側に試験をして、合格した人たちだけ借りられるということにできるでしょ?(笑)運転免許と同じく、借り手規制を強化して金融教育を全員に施して、一定水準に満たないという人には借りさせなければいいわけで。ですよね?かなりコストがかかるが、貸金業者を救うには必要ということなんですよね?是非そういう制度を作ってみて下さい。

言うなれば、速度規制では「スピード狂」には効果がないから、最高速度は解禁して、運転者の教育と運転行動に問題のある者には運転免許を与えないということにした方がいい、ということでしょ?実際に効果がある方法を立案して制度として考えてみて欲しいですね。

金利規制では効果のない、行動に問題があると考えられる借り手が、今の貸金市場の3~4割とかいるなら、それらを市場から排除することになるから、これまでと同じ上限金利もしくは上限撤廃したとしても、ざっと1500万人中の3~4割とすれば450~600万人が市場から締め出されるね、ということですか?(笑)その人たちは行動に問題があるのだから、貸さないようにしなけりゃいかんね、と。そうですか。でも、そんだけ排除すれば、確かに多重債務者の大半は締め出せるね(笑)。大雑把に言って、3社以上から借りてる人たちはおおよそ600万人程度いるだろうからね(つまりは1~2社が限界ってこと?)。これまで「破産せずに」返せてきたのに、今後は貸せなくなる、と。経済学信奉者たちの言い分だった「何の問題もなく返している借り手」たちが、大量に締め出される、と。これも中々いい規制ですね。
まあいい、これは今は措いておく。

今後のこともありますから、実際の政策として現実的に取りえる方法を考えてみて欲しいものです。>経済学者の先生方



国税庁の頑張りとは裏腹に…

2007年06月20日 17時26分31秒 | 社会全般
国税庁は税務調査で頑張ってはいるものの、心配の種もあるわけです。

Yahooニュース - 毎日新聞 - <脱税事件>全国で231件、総額303億円 国税庁まとめ

全国の国税局が06年度に査察(強制調査)によって摘発した脱税事件は231件(前年同期比14件増)で、脱税総額は303億9800万円(同約30億円増)だったことが国税庁のまとめで分かった。手口が悪質だとして検察庁に告発されたのは166件で、うち消費税の脱税は前年度の2倍以上の23件で過去最高となった。また主婦や定年退職者による複雑な金融取引などを駆使した事件も目立った。




このように、指摘金額は300億円超なわけですが、ここから追徴された額はどの程度かわかりかねますけれども、重加算税を入れて6割くらいとしても180億円程度ではないかと思います。しかしですね、これをはるかに上回る損失ということもあるわけでして。

asahicom:追徴課税1330億円取り消し 武富士元会長の長男 - 社会

俊樹氏は99年に元会長夫妻から武富士株約1569万株を保有するオランダ法人の株式の90%を贈与された。00年度の税制改正前は海外に住所があれば課税されないのがルール。97年に武富士の香港駐在役員として赴任した俊樹氏は、贈与された当時は香港が生活の拠点だったとして税務申告しなかった。

 鶴岡裁判長は、俊樹氏が制度改正前に財産贈与を受けるよう会計士からアドバイスを受けたことは認めたが、当時は国内よりも香港での滞在が長く、現地法人の代表として勤務していた点などに照らし、日本に住所地があったとはみなせないと判断。海外赴任が税逃れの目的だったとは言い切れないと述べた。

 俊樹氏は05年に提訴。国税局の指摘に応じて延滞税を含めた約1585億円を全額納付したうえで争ってきた。原告側代理人の試算では、現時点で判決が確定した場合、国は還付加算金を含め約1715億円を返還する必要があるという。




もしもこの判決が確定しますと、約130億円多く払わねばならないことになりますからね。査察なんかで回収された額が吹き飛ぶ可能性がある訳です(笑)。となると、査察部のみなさんは一年間タダ働きと言いますか、無駄働きみたいなことになってしまいますね。
今後裁判で争うのかどうかが焦点でしょうが、もしも争い続けて最高裁とかまで行って敗訴が確定しますと、年数が相当行くので年利5%とか6%とかの利息を付けて返すことになる(?)のですよね?そうなれば、300億とか500億とかの莫大な損失を出すことになります。
大丈夫でしょうか?国税庁。ちょっと心配。
というか、かなり不安。一か八かに賭けますか?
裁判で負ければ、「500億円付け足して払ってね~」みたいになって、納めた方はかなりウマイ話ではありますな。


参考までに、国税納付の期日が遅延しますと、大変な暴利を貪られることになっていたはずですよね?(笑)
定かではないが、忘れていて1週間程度入金が遅れたりしようものなら、罰として納付額の5%くらい取られたはずではなかったかと思いますね。「トイチ」並みに厳しい取立てなんですよ(笑)。更に期日が一定期間遅れた時には、これに上乗せして遅延損害金みたいなのを納める制度ではなかったかな?違った?
これって、納付業務を無料で代行させておきながら、過誤があれば金までむしり取るという恐るべき制度になっているんだよね。社会保険庁の年金払い漏れみたいなのが「遅延損害金」の上乗せとか無いにも関わらず、だ。

どう考えても消費者契約法の遅延損害金の年利をはるかに超える罰則となっているんだよ。何で国税庁の為に、タダ働きを強いられにゃいかんのよ。本来は、代行事務手数料をくれてもいいはずだろうと思うのだけどな。その業務をイヤイヤながらも代わりにやってあげているのに、ちょっと入金日を忘れて遅れたら、ぼったくられるという恐るべき制度になっているのだ。ま、お上には逆らえないという悲しい制度で、虐げられてしまうのさ。国税というのは、「取れる所からは、どんな手段でも確実に取ってやる」という組織なのであろう(笑)。



最近の学者は人間力が足りない(笑)

2007年06月20日 11時12分17秒 | 俺のそれ
ネット上で注目を集めていたらしい学者さんの魂の叫びですが、まだまだ甘いと言わざるを得ないですね。
戦いとは孤独なものなのですよ。

厳しいことを言わせて頂きます。
10年頑張ってきたって?その程度なら、
もっと戦ってきた人たちは大勢いるわけで。

例えば熊本水俣病では、つい04年まで訴訟が続いていた。その間の戦いでは、無理解さに腹が立つことも多くあったに違いないでしょう。どうして誰も援けてくれないんだ、と叫びたくなる気持ちは分るように思えます。それこそ、気が遠くなるような、地道な努力の積み重ねであったろうと思いますよ。ですので、何かを変える、誰かを動かす、ということは並大抵のことでは達成できないのですよ。そうであっても、無力さや虚しさに苛まれながらも、前に進むしかない。一歩でも、或いは半歩でも、前を見て何かを信じて突き進むしかない。世の中の大半の人々は、そういう無力さと伴に生きている。タチコマが言った「なんて無力なんだ…」というのは、誰しもある当たり前の感覚なのだ。それが現実。

審議会で話す機会を持っていたって?
ならば、それだけでも十分恵まれているでしょう。普通の人々には、その席にすら辿り着けないのですよ。学者故に、その会議の席上にいることができたのですから、チャンスはあったわけですよ。そこで説得できなかったのは、自らに責任があるのです。誰もついてきてくれないのは、人間力が足りないからだ(笑)。

迂腐なる学者というのは、自らの失敗を感じ取ることができないのだ。だからこそ皆は離れていき、誰かの心を動かすことができず、心に響かないから説得できないのだ。それでは何も変えることができない。


というのは冗談なので本気にしないで頂きたいですが、一部は当てはまることも含まれているでありましょう。基本的には、たった独りであろうと、誰からの支援などなくても、戦い続けなければならない時はあるでしょう。


前にコメントに少し書いたが、貸金業の上限金利問題について振り返ると、自分が書き続けたのも同じようなものだったと思う。

何処にも支援する人々などいなかった。賛同者などいなくても、書き続けるしかないのである。ひたすら自分で考え、できる限りの論点提示を行い、それが届くのかどうかも判らないけれども、訴え続けるしかないのだ。どこかの誰かに届いてくれ、誰かが読んで気付いてくれ、そういうことを祈りながら(ほとんど妄想でしかないのだが)書いていくしか、私にはできなかった。それ以外の手段は持ち得なかった。

有力な反対派は多数いるわけだし、周囲を見渡せば”敵”だらけだ(笑、本当は敵とか味方とか無いんだけど)。途中で諦めかけたこともあるし、無力さを痛感することもある。わけのわからん、レモンだかイチゴだかの掲示板だったかにも、どこかの親切な人が名指しで晒してくれたりもしたようだし(これに気付いたのは、数ヶ月後であったが)。まあ、この程度ではネット世界の出来事だから、どうってことないし、大した影響力もないだろうから別にどうでもいいんだが。

それ以上に重大な影響力があったのは、現実世界での国会議員たち、貸金業界のお偉方、広告関連業界、米国関連団体、そういった部類の人々だったろう。こういう巨大な相手と真っ向勝負を挑まねばならないわけだから、普通では敵わない。到底勝てそうにない。自分1人の力ではどうしようもできない。
ただひたすら、誰かに届いてくれること、これを信じて書く以外にはなかった。マスメディアが取り上げてくれなければ、何も動かなかっただろう。マスメディアがチャンスをくれたのだ。彼らが動いたのは、弁護士団体とかの働きかけなんかがあったのかもしれないが、心を動かされたからだと思っている。

米国の年次要望書は05年以前の段階で上限金利撤廃ということを求めていたはずだし、昨年秋頃には米国商工団体?とか、ACCJのような団体が猛烈な巻き返しを図ったりもしていた(報道から推測されただけだが)。もしも関連の族議員たちがこれに同意してしまうと、大勢は決していたであろう。国会議員たちは、金などの支援を受けるのはこれら業界団体とかであって、多重債務者たちをいくら救ってみたところで何のメリットもないであろう。基本的に他人に出せる金などあろうはずもなく、国会議員に献金してくれたりはしないからね(笑)。与党内での主導権を握っているのは、こうした業界を仕切る族議員たちだからね。彼らを踏み止まらせるには、大衆の攻勢に期待する以外になかったのさ。ロビーの効果を阻止できそうな唯一の手段とは、大衆の力を動員することだったのだ。

だから、カスケードの威力に期待するしかなかった。生物の伝達機構に似ているんだよ。
最初の反応は、ごく少数だ。たった一つの酵素を活性化するというような。初めは一個のタンパク活性化でしかないけれども、正のフィードバックが働けば、川下の反応は爆発的に増加し、最終的には生成物が膨大になるのだ。この威力に賭ける以外にはなかった。大衆支持が集まっているのではないか、と相手が感じ取りさえすれば、現実にそれが起こっているかどうかは別として、国会議員たちの決定行動を左右することになる。米国の要望よりも優先すべき事項として、浮上することになる。それと、相手側主張の論点をある程度潰しておくことは、多少なりとも意味があったのではなかろうか、とは思う(妄想に過ぎないが)。


刺激を与える時、学者さんというのは、適切な形で与えられないことが多いのではないかと思う。それは学者故に難しく表現してしまったり、ということがありがちなのではないのかな、と。相手に判りやすく伝わっていない、ということなのではないのかな、と。自分は専門に研究しているのだから、用語とか理論とかもよく知っているし、全て分った上で話したり説明したりするかもな、と。でも、聞き手側(国会議員さんとか、マスメディアの人々とか…)は、みんなが細かいことを知っている訳ではないからね。なので、割と分りやすく提示しないと、伝わり難いのではないかと思う。理解されなければ、賛同も得られないのは当たり前なのですね。最初にやるべきは、何を知ってもらいたいのか絞り込んで、理解してもらうことだと思う。

それから、何かを変えるメリットというか、未来像とかみたいなものを、具体的に「こうしたらこうなるだろう」「こんな未来が開けてくるよ」というようなことを出さないと、誰も「変えてみようかな」とは思わないのではないかな。特に、多くの国民にとって「メリットが大きい」ということを提示しないと、ただ「アイツ等が利権を守って金を溜め込んでいるんだ、アイツ等が間違ったことを言ってるんだ」みたいに言っても、理解が得られにくいのではないのかな、と思う。国会議員さんだって、それなりに忙しいんだろうし、論文とか本1冊を「ハイ、嫁」とか言われても、読みたくないことが多いだろうからね。特に、自分にはあまり興味や関心の無い分野ではそうだろう。なので、できるだけ簡単に、箇条書き程度に示すことができれば、賛同してくれる人が現れる可能性はあるかもしれない。政治の世界では、「ワンフレーズ」が大事だからね。目前に迫ってきている参院選でも、何かいいワンフレーズはないのかな~ってな具合らしいですので(笑)。


後は、何とか頑張ってみるしかないのでは。信念に従って、正しい、と思うことを訴え続けるしかないのでは。孤独な戦いを続けられないのであれば、やっぱり何も変わらないかもしれない。



何と「トラ退治法」適用らしい

2007年06月20日 00時07分00秒 | 法関係
航空機での酔っ払いにキツイお灸ということのようだ(笑)。

Yahooニュース - 読売新聞 - JAL機内の酔っぱらい男を書類送検、迷惑防止法を適用


旅客機内で酒に酔って騒いだとして、警視庁東京空港署は19日、大阪府豊中市内の無職の男(40)を「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」違反の疑いで書類送検した。航空機内の迷惑行為に、同法が適用されるのは極めて異例。

 調べによると、男は先月13日午後1時前から同2時過ぎにかけ、鹿児島発羽田行き日本航空1868便の機内で、酒に酔った状態で客室乗務員に向かって「お前の対応はなってない」と大声で騒いだほか、羽田空港に到着した際にも、自分の顔をのぞき込んだ乗客の男性に「何だこの野郎」と大声でどなった疑い。




こういうことのようです。でも、書いた記者氏は勉強不足。「迷惑防止法」などという略称法令名ではありませんよ。きちんとした略称が決まっているのです。
それは…
「トラ退治法」です。若しくは「酔っ払い防止法」だよー(笑)

これまで何度か取り上げて書いたではありませんか。

これって誰が決めるの?

薬物規制の境界線


記者氏は、まだまだだね(笑、冗談です)。
結構古くからある法律なんですから。


上の参考記事に書いたように、トラ退治法の第4条規定の適用であると思いますね。

一応、再掲しておきます。

第四条  酩酊者が、公共の場所又は乗物において、公衆に迷惑をかけるような著しく粗野又は乱暴な言動をしたときは、拘留又は科料に処する。

恐らく、あまりに酷い状況であったのでしょう。
それ故、キツーイお叱り、ということになったのだろうと思いますね。


話はズレますが、昨年書いた参考記事には、「へえ~」が連発されていましたが、これが問題表現として殊更に取り上げられることもあるので、不快に思う方々もおられるかもしれませんが、過去の記事ですから、そのままにしています。

こういうのを書くとふざけてる(おちょくってる?)と誤解されるのかな?
そういう意図ではないんだが。
流行りに敏感なだけで(笑)。

家柄といいますか、野卑な血筋なのが明らかということで。
生まれ持ってるものがアレだな、先祖の影響とか。
高貴でない、というのは間違いないわけだから。
これは後天的にはどうしようもないからね。

ま、そゆこと。