いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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女性の選ぶ車とは…

2007年07月12日 18時58分40秒 | 俺のそれ
そういえば、この前、どんな車だったら買いたいか調査したことがある。
といっても、ウチの妻に聞いただけなんだけど。
すると、普段車のことなんて何も知らなさそうなのに、何故か直ぐに答えてきた。

「マツダか、ミニならいいよ」

って、全然違うじゃねーか、と。
ミニはわかるけど。
マツダって、会社名なんだけど。

(参考例として、お菓子は、例えば「きのこの山」がどこのメーカーかあまり知らないんだって。割と多くの女性が商品名でしか覚えてないんだそうだ。これは周囲の女性複数に訊いて調査してみたので、「確からしい」ですよ。笑)

こういう知識はどこで仕入れているのか、と疑問に思って、更に聞くと、次のような答えだった。
「マツダと言っても色々あるよ」
「あのね、玉木くんの出てるヤツ」
「あー、アレね。あっそう(麻生親分には関係ないよ)」

そっか、女性はCMキャラで安易に靡くんだ。
玉木くんがカッコイイから、だって。あーそうですか。
年甲斐もなくそんなことをぬけぬけと…(笑)
車がどうなのかはあんまり関係ないのかな?
でも、新型デミオは確かに気になる。


で、ミニは「かわいいから」だって。
これ訊いたのってミニの広告出る前だから、あんまり目立っていなかったのに。
よく知らないけれど、何となくのイメージで捉えているようなんですよね。
男性だと詳しく資料などを見て考えると思うのだが、女性はそうでもないのかも。
要するに、見た目?外見?
ってことなんですかねえ…


それと、もしこんな車だったら嬉しいな、というのは私の乏しい想像力で考えたことがあるよ。
それは…
話せる車?みたいなものかな。

参考までに、我が家の車には「名前」を付けて呼んでいる。
「はりお2(ツーor2世と発声する)」という、極めて安易なネーミングだ。
先代が「はりお」だったからだ(笑)。
(因みに、みなさんは車に名前を付けませんか?どうなんでしょう)
なので、車といえども「個別性」を重んじる傾向にあるかも。
ペットとかと同じで愛着がある、というようなことかな。

なので、車が個別性を持てば面白いのに、と。
昔、「ナイトライダー」というテレビドラマがあったけど、「キット」という車載人工知能が出てた。
イメージはまさにあれだ。
これなら、ドライバーが一人であっても、寂しくないぞ。
名前を付けてあげて、会話したりするとちゃんと答えてくれるんだ。
ナビのツマラナイ声よりは、格段にいいと思うんだけど。
ウザイ?

キャラを与えたくない人は、機械的な音声にしておけば従来通りのナビと同じく使えることにしておけば。
あと、持ち主が変わった場合とか、完全消去しちゃって、昔のキャラを消すんだ。

あー、でも、そういうのがあったら、タチコマみたいな感じに育ってくれ、とか願ってしまったりして。
別れが悲しいというのも、困るかな。データを移しかえられるようになっていればいいんだが。
冗談の積もりだったのに、意味なく真剣に想像してしまった。
バカだな>オレ
妄想癖は昔からだから(笑)。



社会保障改革を推進せよ

2007年07月12日 16時22分01秒 | 社会保障問題
いよいよ選挙戦がスタートらしいですが、演説は邪魔だな。交通障害でしかない。渋滞は環境悪化の原因となるよ、きっと。
それと、以前に「参院選は格差問題がないと戦えない」とか何とか言ってた人々は、ありゃ一体なんだったのよ、とは思うね(笑)。格差云々を前面に押し出しているところはあるのかね、よく知らんけど。


話変わって、私は過去に社会保障の一体的改革を行うべき、と何度も主張して来まして、これは現時点でもそう考えています。当然税制についても、抜本的に見直すということです。徴収方法を変えていかざるを得ないからです。

社会保障番号導入についても、何度もお願いして参りましたが、実現に向けての動き出しは大変鈍うございました。ですが、降って湧いた年金不安(笑)が、これまでの障害を一気に取り払ってくれそうな勢いです。政府側の意志としても、「導入を前提として進める」ということでしたので、何とか目鼻が付いてきたのかな、と思っております。私の基本的な考え方は、収入が少なく支援が必要な人々に対しては「行政サービスを付加」することで対応し、ある程度余裕のある方々については自力で色々と対応可能でしょうから、行政サービスを必ずしも必要とされなくてもいいでしょう、ということです。給食費や保育料未払い問題などについても、現金で与えると未払い金なってしまうので、住民税と相殺とかそういった形で行うのが望ましいと思っています。徴収コストも減らせますし。なので、行政サービスの現物給付の形を多くして、現金給付は減らし、住民税との相殺などを積極的に行っていくことが望ましい、ということを書いてきました。公営住宅の運営にしてもそうです。住宅補助を支給しておけば済む話ですので、順番待ちとかヤクザに占拠されるとか、そういった問題はなくせるはずです。

これらは、住基ネットの活用とか、社会保障番号導入などが必要なので、それを前提として考えています。ブログを書き始めた頃からのテーマです(カテゴリーの社会保障問題の項目に入っています)。

参考記事:
社会保障番号の導入

住基カードの使い方

いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」 年金一元化を再び取り上げる


私がなぜ一元化に拘るのか、改めて書いておきます。
厚生年金や健康保険の加入から漏れている人たちというのは、かなり存在しています。特に問題なのは、非正規雇用の人たちでそれら社会保険がない人たちだ。夫の扶養に入っているパートの主婦とかならまだいいけれども、本人単独で国民年金と国民健康保険などに加入せねばならない人たちがいるのです。しかも雇用保険もないんですよ。失業したら、終わりではありませんか。そういう人々は本当に困っている人も多いのですよ。

また例で申し訳ありませんが、大雑把に仮定してみたいと思います。
税込み年収300万円程度の独身者がいるとしましょう。フリーターの中でも、かなり頑張っている方の人です。自分で国民年金と国民健康保険に加入せねばならないとします。すると、
国民年金:13600円×12ヶ月=163200円
国民健康保険:25000円×12ヶ月=300000円
くらい払うことになります。合計は463200円となります。
推定収入300万円の15.44%が「年金保険料+健康保険料」負担ということです。

ところで、国民健康保険の保険料は居住する市町村によって保険料率が異なりますが、控除後の総所得額が250万円、均等割+平等割+所得割(9.37%)で、京都市水準くらいの保険料としました。所得割の料率は8~9.5%程度と思いますが、自治体の状況によるでしょう。

こうして見ると、収入に対する負担は決して軽くありません。この他に所得税や住民税を払わねばならないのです。
条件を変えて、200万円に届かない水準の人ではどうなるか見てみましょう。
税込み年収が180万円ちょっと程度の人を想定してみます。月収は15万円でボーナスなし、みたいな感じですね。
国民年金:13600円×12ヶ月=163200円
国民健康保険料:16800円×12ヶ月=201600円
ということになります。合計は364800円です。推定年収180万円で負担率は約20.27%となります。
(所得割の控除後年収が150万円として概算で計算してみました)

つまり、低所得者ほど「社会保障負担が重い」ということなんですよ。国民健康保険料の上限は53万円ですから、年収が2000万円の自営業者の負担額は53万円で年収に対する負担率が2.65%にしかならないのです。年金保険料を払ったところで、全然大したことありません。日本の社会保障負担は、高額所得者ほど有利になっているのです。低所得者たちは、逆に高負担の為に「払えない」ということが起こりがちになっているのです。

もしも年収180万円であっても、厚生年金と社会保険のある会社に勤めているとしたら、どうなるか見てみます。
厚生年金の保険料率は14.7%くらいですので、従業員は折半ですから年収の7.35%払うものとします。健康保険料は大企業の健保組合水準であると約8.2%くらいですから(組合毎で若干異なっており、貧乏な組合では9%程度のところもある)、折半で4.1%です。合計は11.45%の負担率で済みます。年間で206100円です。しかも、事業主負担分があるのですから、年金としてもらう時には国民年金だと6万数千円程度でしかありませんが、厚生年金になれば10万円以上もらえることになります。同じ年収180万円であっても、こんなに負担も給付も変わってしまうのです。多くの企業では、フリーターや派遣などを利用するだけ利用して、こうした負担逃れをやっているだけなのです。オカシイと思いませんか?低所得者の方が、実質負担が20%を超えているのですよ?

だったら、保険料を廃止して消費税として今の5%の他に上乗せされても、消費税率が15%くらいまでなら逆に「負担軽減」効果が得られます。保険料未納もなくなるし、徴収コストで数百億円もかけなくても済むのですよ。資格停止とかもなくせるんですよ。企業には給与総額に対する税を納めてもらい、負担逃れをなくせばいいんですよ。今でも問題になっていますが、厚生年金保険料を納付していなかった企業とあるじゃないですか。税金ならば毎年確実に取れるし、未納をかなり防げるのですよ。

所得税と住民税の納付額が不変ならば保険料と消費税の比較だけでいいので、とりあえず面倒なので除外しておきます。
年収180万円のフリーターの人の保険料負担がなくなれば、180万円全部使うとして消費税に15%払ったとしても年間27万円です。現在の制度下での負担額だと、消費額1435200円(=年収1800000-保険料364800)の5%が消費税ですから71760円、この他に保険料364800円を払っているので、合計436560円ということになります。27万円との差額は166560円となります。この分だけ負担軽減効果があるのですよ。逆に厚生年金や社会保険のある企業でこの水準の給与という方々は若干負担増となるかもしれませんが、フリーターの数に比べて少ないでしょう。なので、保険料方式を止めて税方式にするだけで、増収効果はあるはずです。低所得層に付加的サービスが必要なのであれば、例えば住宅補助を出すとか、医療費の自己負担額の一回定額制(超えた分は補助する)などの支援をするとか、いくらでもできますよ。

高額所得者たちの消費額は収入に応じて増えるのですから、特に高額商品には金を出すのですから、それらの税率を上げたとしても何らの問題もないでしょう。保険料が上限制となっていることは、負担軽減という大きな特典になっているのと同じなのです。直接税である所得税は累進性をもうちょっと強化してもいいでしょう。再分配比率を上げた方がいいと多くの国民が賛成してくれるのであれば、現在の国民負担率よりも若干上げて、今までよりも「たくさん税金を集める」ことになりますけれども、分配先を変えていけばいいのですから。

この一元化をやることによって、企業は社会保障負担は正規と非正規の区分ができなくなりますから(給与総額で税を払うので)、働き方とかで雇用条件を変えていきやすくなるでしょう。女性にしても、扶養と扶養から外れる年収の壁を気にせずに働けるようになります。社内での従業員間で正社員とパートとか、そういった区別も不要になります。雇用保険もきちんと全員に行き渡ります。働ける人たちはたくさん働けばいいし、子育てと両立で半分ちょっと働きたいとかでもいいし、夫の給料が下がったので頑張りたいとか、色々とあるはずなんです。そういう自由が、社会保障負担の有無ということで選別されてしまっているのです。今は不当に、企業に労働力を搾取されているんですって。企業負担を逃れる為に、これらの社会保障制度の間隙をつかれているのですよ。これで、将来働く女性を増やしていけますか?パート扱いの女性が搾取されていくだけのようにも思えます。ちょっと良くて、派遣とか契約ですけど、厚生年金は別ね、とか、医療保険も別で、とか言われるんですよ。


だから私は社会保障の改革を、税制改革も含めて、きちんと考えていきましょう、と何度も訴えてきたのです。
地方の財政悪化とか人口減少で市町村の国民健康保険は耐え切れないと思いますよ。何で貧乏な人たちが、恵まれた条件の人たちよりもたくさんの保険料を払わねばならないんだ。財政悪化の原因を押し付けられて、払えない者は資格を剥奪されてしまう。無保険者たちや無年金者たちがどんどん生み出される。そんな社会がいいとは思っていない。将来必ず困るよ。



車を売りたきゃ金をくれ!~補足編

2007年07月12日 11時44分44秒 | 社会全般
先日の記事にちょっと補足。
参考文献を発見したので、挙げておきます。

今週の指標 No805

これで見ると、全国の全ての地域で「小型車」のマイナスが大きい傾向が窺われます。つまり、その商品の購買層において「苦戦」が続いている、ということになるのかもしれません。かつては「セダン」から「小型車」への乗り換えとなって部分的に需要があったのかもしれませんが、その小型車もそれなりに行き渡り、中古のタマ数も増えているのであるなら、厳しくなりそうかな、と思ったりします。それと、小型車のターゲットとなっていた購買層の収入が伸びない・車にお金を回す余裕がなくなった、というようなことがあるかもしれません。

高額商品・サービスの支出額で見ると、北海道と中部地区で「新車」がマイナス寄与となっていることが窺われます。ちょっと事情が違いそうですけどね。

北海道はまだ景気回復効果が及んでいないという地域的問題が元々あるのと、自家用車への需要が割りと高いにも関わらずその購入為の収入が伸びていないということがあるでしょう。中部地区は昨年が良すぎたのではないかと思えますね(笑)。好景気の牽引役となっていたようですので、高額商品の需要は多かったのではないかと思います。でも、「買う予定」のあった人々は大体昨年あたりで購入してしまって、一巡感が出ているのではないかと思われます。新車を毎年買う人たちは滅多にいないでしょうからね。全体的に、新車を買える人たちの層が薄くなっているのだろうと思います。層が薄いので、需要が一巡すると落ち込んでいく、ということになるでしょう。


例えば、北海道なんかだと鉄道が未整備(廃線などもあったし)で、移動距離は遠いことが多いので、車の需要は割りと高い地域なのではなかろうか、と思しますが、いかんせん平均給与が低い、収入が伸びない、景気回復からも取り残されている、ということで、新車を買える人の数が限られているのかもしれません。となれば、どうするか、ということですね。


売れないのであれば、できるだけ低価格品を投入してみるとか、何かやってみるべきでは。ただでさえ、寒冷地仕様とか「北海道・沖縄価格」ということで地域的デメリットを受けているのですから。収入が少ない地域なのに、同じ商品を高く買わされるというのは、販売には不利になりそうです。売れるようにしたいのなら、低価格品を投入するようにした方がいいのでは。外見的デザインは変えないとして、北海道専用車種(それとも、ロシア・韓国向けも一緒に)としておくとか。組立工場も北海道に置けばその分輸送コストは落とせるのだし、北海道・沖縄価格の適用から外せるのであればそれだけでも価格抑制になる。内装品とか一部仕様を変えて(例えばタイとかで製造するものと似た水準であっても大して困らないのでは)低価格品を投入すれば、チャンスは出てくるのではないかな。