昨年の総選挙の時、民主党の圧勝回避を願っていた私は、民主党政権が「まずいパン」なのではないか、という危惧を書いていた。
その悪い予感というものは、現実になってしまった。
>民主党の未知数
『まずいパンを口にした時、後悔することをまず覚悟しておく必要があるだろう。』
国民としては、耐え時ということであろう。
民主党の新政権ならば、ひょっとすると乗り越えられる可能性があるかもしれない。
再掲しておきたい。
09年9月>裏切ったのは、誰か?~日米関係再考論
>新たな枠組みの模索~日米関係再考論2
dpjの方々へ、是非お願い申しあげたい。
かつての理想はどこへ行ったのか?
政権与党が一枚岩となって、国民の多数が納得し応援に回れば、対米交渉は可能である。
これまでの鳩山総理と小沢幹事長の犠牲のお陰で、あちらのやり方というものをあぶりだすことに成功したわけだから。パンチを受けて、確かにダウンを奪われたが、まだ完全決着がついたわけじゃない。ここでファイティング・ポーズをとる人間こそが、真のリーダーたる資格を有する。
今回の基地問題で沖縄回帰への矛盾を、多くの国民が感じ取ったんですよ。
それは、鳩山総理が身を挺して、犠牲を払ったからこそ明らかにできたことなんですよ。
ここでそれを無に帰してしまっては、何の為の政権交代であったか、何の為に圧倒的支持を受けて民主党政権が誕生したのか、分からなくなってしまいますよ。政権と国民が団結する限り、共同声明を覆すことは可能です。
沖縄県民の痛みを、ただ一度でもいいので、日本人全部が引き受けて、代わりに立ち向かうべきなのですよ。沖縄のみなさんに代わって、今度こそ私たちが戦うんです。
ここでまた、沖縄県民を孤独な戦いに陥らせてもよいのですか?
私たちは、それに知らん顔をして、「多少の犠牲は仕方がない」と言うのが本当に同じ日本人のすることですか?
それでもなお、沖縄の人たちだけに、日米両政府との戦いを強いるのですか?
辺野古案に戻って、当然だ、良かった良かったと勝利宣言をしていた奴らを、決して忘れるべきでない。それは、沖縄に新たな痛みを押しつけることを繰り返す、悪しき歴史の延長に過ぎない。
民主党の新政権のみなさんには、今度こそ、勇気と決断を示してほしいです。
もしも、その宣言を全国民の前で行うことができるなら、それを全力で応援します。本当に対峙すべきは、沖縄の人々に対してでもなければ日本国民でもない。
アメリカ合衆国、です。
新政権が対決するのは、USAなのだ、ということです。
ただ一度でもいい、沖縄の人たちに勝利をお願い致します。たった一つの譲歩を勝ち取るだけなんですよ。それができるのは、自民党なんかじゃない。
民主党政権なんです。
小沢さんならばきっと、この意味がわかるはずでしょう。
その悪い予感というものは、現実になってしまった。
>民主党の未知数
『まずいパンを口にした時、後悔することをまず覚悟しておく必要があるだろう。』
国民としては、耐え時ということであろう。
民主党の新政権ならば、ひょっとすると乗り越えられる可能性があるかもしれない。
再掲しておきたい。
09年9月>裏切ったのは、誰か?~日米関係再考論
>新たな枠組みの模索~日米関係再考論2
dpjの方々へ、是非お願い申しあげたい。
かつての理想はどこへ行ったのか?
政権与党が一枚岩となって、国民の多数が納得し応援に回れば、対米交渉は可能である。
これまでの鳩山総理と小沢幹事長の犠牲のお陰で、あちらのやり方というものをあぶりだすことに成功したわけだから。パンチを受けて、確かにダウンを奪われたが、まだ完全決着がついたわけじゃない。ここでファイティング・ポーズをとる人間こそが、真のリーダーたる資格を有する。
今回の基地問題で沖縄回帰への矛盾を、多くの国民が感じ取ったんですよ。
それは、鳩山総理が身を挺して、犠牲を払ったからこそ明らかにできたことなんですよ。
ここでそれを無に帰してしまっては、何の為の政権交代であったか、何の為に圧倒的支持を受けて民主党政権が誕生したのか、分からなくなってしまいますよ。政権と国民が団結する限り、共同声明を覆すことは可能です。
沖縄県民の痛みを、ただ一度でもいいので、日本人全部が引き受けて、代わりに立ち向かうべきなのですよ。沖縄のみなさんに代わって、今度こそ私たちが戦うんです。
ここでまた、沖縄県民を孤独な戦いに陥らせてもよいのですか?
私たちは、それに知らん顔をして、「多少の犠牲は仕方がない」と言うのが本当に同じ日本人のすることですか?
それでもなお、沖縄の人たちだけに、日米両政府との戦いを強いるのですか?
辺野古案に戻って、当然だ、良かった良かったと勝利宣言をしていた奴らを、決して忘れるべきでない。それは、沖縄に新たな痛みを押しつけることを繰り返す、悪しき歴史の延長に過ぎない。
民主党の新政権のみなさんには、今度こそ、勇気と決断を示してほしいです。
もしも、その宣言を全国民の前で行うことができるなら、それを全力で応援します。本当に対峙すべきは、沖縄の人々に対してでもなければ日本国民でもない。
アメリカ合衆国、です。
新政権が対決するのは、USAなのだ、ということです。
ただ一度でもいい、沖縄の人たちに勝利をお願い致します。たった一つの譲歩を勝ち取るだけなんですよ。それができるのは、自民党なんかじゃない。
民主党政権なんです。
小沢さんならばきっと、この意味がわかるはずでしょう。