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悪い予感は的中~「まずいパン」

2010年06月03日 15時47分11秒 | 政治って?
昨年の総選挙の時、民主党の圧勝回避を願っていた私は、民主党政権が「まずいパン」なのではないか、という危惧を書いていた。

その悪い予感というものは、現実になってしまった。

民主党の未知数

『まずいパンを口にした時、後悔することをまず覚悟しておく必要があるだろう。』


国民としては、耐え時ということであろう。



民主党の新政権ならば、ひょっとすると乗り越えられる可能性があるかもしれない。

再掲しておきたい。

09年9月>裏切ったのは、誰か?~日米関係再考論

新たな枠組みの模索~日米関係再考論2



dpjの方々へ、是非お願い申しあげたい。

かつての理想はどこへ行ったのか?
政権与党が一枚岩となって、国民の多数が納得し応援に回れば、対米交渉は可能である。

これまでの鳩山総理と小沢幹事長の犠牲のお陰で、あちらのやり方というものをあぶりだすことに成功したわけだから。パンチを受けて、確かにダウンを奪われたが、まだ完全決着がついたわけじゃない。ここでファイティング・ポーズをとる人間こそが、真のリーダーたる資格を有する。


今回の基地問題で沖縄回帰への矛盾を、多くの国民が感じ取ったんですよ。

それは、鳩山総理が身を挺して、犠牲を払ったからこそ明らかにできたことなんですよ。

ここでそれを無に帰してしまっては、何の為の政権交代であったか、何の為に圧倒的支持を受けて民主党政権が誕生したのか、分からなくなってしまいますよ。政権と国民が団結する限り、共同声明を覆すことは可能です。

沖縄県民の痛みを、ただ一度でもいいので、日本人全部が引き受けて、代わりに立ち向かうべきなのですよ。沖縄のみなさんに代わって、今度こそ私たちが戦うんです。

ここでまた、沖縄県民を孤独な戦いに陥らせてもよいのですか?
私たちは、それに知らん顔をして、「多少の犠牲は仕方がない」と言うのが本当に同じ日本人のすることですか?
それでもなお、沖縄の人たちだけに、日米両政府との戦いを強いるのですか?


辺野古案に戻って、当然だ、良かった良かったと勝利宣言をしていた奴らを、決して忘れるべきでない。それは、沖縄に新たな痛みを押しつけることを繰り返す、悪しき歴史の延長に過ぎない。


民主党の新政権のみなさんには、今度こそ、勇気と決断を示してほしいです。

もしも、その宣言を全国民の前で行うことができるなら、それを全力で応援します。本当に対峙すべきは、沖縄の人々に対してでもなければ日本国民でもない。
アメリカ合衆国、です。

新政権が対決するのは、USAなのだ、ということです。
ただ一度でもいい、沖縄の人たちに勝利をお願い致します。たった一つの譲歩を勝ち取るだけなんですよ。それができるのは、自民党なんかじゃない。

民主党政権なんです。


小沢さんならばきっと、この意味がわかるはずでしょう。



これもそうだな

2010年06月03日 12時42分56秒 | 外交問題
哨戒艦沈没事故の安保理協議についてブログ記事で指摘した。
やってないよね、ということを。

イスラエルのガザ支援船急襲事件


そうしたら、早速対策を出してきましたよ、と。なるほどね。

哨戒艦沈没、韓国が安保理での議論要請へ(読売新聞) - Yahoo!ニュース

さすが、読売新聞さんだ(笑)。



ああ、参考までに、これ。
沖縄・石垣島、牛1頭が口蹄疫の症状(読売新聞) - Yahoo!ニュース

何が「参考まで」かって?
いいんですよ。別にいいんです、関係なくても。

分かる人間にだけは、分かる(ハズですね??)。



unfairな国~2

2010年06月03日 12時26分30秒 | 社会全般
今になって、「アリバイ作り」の為に、フォードのフロアマットについて調査するということらしい。

米当局、フォード車も調査=トヨタと同じ問題で(時事通信) - Yahoo!ニュース

米国内で、この調査を知っている人の数なんて、全然大したことなんかないと思いますよ。痛手でも何でもない。しかも、フォードの捨てブランドが入っているわけで、屁でもないわな。


汚い謀略天国の国では、特定企業の狙い打ちを散々やって、情報戦術で大炎上を仕掛けた上、詫びを入れさせ、金までふんだくるというわけである。失われた信用は、戻らない。お陰でウハウハの大儲けだったのが誰だったのか、という話ですな。

unfairな国

米国運輸省の恣意性が明らかに

これは、「Ford Explorer」記事への報復ですか?(笑)


で、今の時期にフォードのマットを調べようとアクセルペダルを調べようと、別に大問題になって、公聴会に呼びつけられて謝罪をさせられるわけでもなけりゃ、名声に傷がつくというものでもないわけだから、どうってことありませんわな。
要するに、
「いや、トヨタだけではありませんよ、きちんと”フォードも調べました”よ」
というアリバイを残しておく為の戦術でしょう。
批判に対する回答にできるから、というだけです。
あれだ、突然のGSへの捜査とかいうアナウンスみたいなのと一緒で、別に何かするわけじゃないけど「体面を保つ為」だけにやる、という手口ですな。こんなの単なる出来レースなんだから、何の意味もないのにね。

フォードを調べたからといって、「神の御加護レクサス」や「でっち上げ疑惑プリウス」の謎が解消されるわけではないから。


まあ、やったフリ、ということで、一般人なら簡単に納得させられると考えたのだろうね。そうはイカの…。




そういえば、マツダとの関係解消、とかいうのって、昨年末くらいから報じられていたでしょう?あれも、多分偶然とかいう話ではないと思いますよ。
実際、中国の合弁は解消ということになりましたよね?

フォードさんの事業展開の事情なんかがあるものと思いますけれども、日本の自動車メーカーとの関係ということでいえば、環境は変わった、ということでしょう。トヨタ問題というのは、「日本車への攻勢」という狼煙だということです。いや、敵対、というべきなのかもしれない。そういう決意ということでしょうね、きっと。


そういう思惑なんかと利害一致のある勢力は、それなりの動きというものを一緒にやってくるわけで、戦争と同じなんだぞ、ということの意味が理解されていないのだな。一手一手に意味がある、ということなんだよ。