昨日はテレビ番組の途中で「内閣改造人事の速報」が流れ、うるさかった。
特に「速報」として流す内容ではないことは一一目瞭然であった。
ましてや、自民党の役員人事を見ていると留任・続投情報ばかりで、とはある自民党ベテラン議員が「自民党も人材不足だな」といったという話が伝わってきている。
「女性・待機組を積極登用 岸田首相、総裁再選へ多方面に配慮―安定重視も火種抱える」
岸田文雄首相(自民党総裁)が13日に行う内閣改造・党役員人事は、政権安定を最重視しつつ、女性議員と各派閥の「入閣待機組」も積極的に取り込んだ。世論の動向と各派閥の意向の双方に配慮した。年内の衆院解散・総選挙も取り沙汰される中、首相は来年秋の総裁再選を最大の目標として新たな布陣を構想したが、火種も抱えた再出発となりそうだ。 外相・上川氏、女性5人起用 松野官房長官、西村経産相が留任―13日内閣改造 再改造内閣の閣僚19人のうち女性は5人で、現在の2人から大幅増。外交の継続性の観点から続投するとみられていた林芳正外相は同じ岸田派の上川陽子幹事長代理と替わる。上川氏はこれまで3回法相に就任し、安定感には定評がある。子育て世代の加藤鮎子氏をこども政策担当相に充て、刷新感もアピールする。 |
◆小渕氏は茂木派内で一定の勢力を持ち、森氏の後ろ盾と自民内で人気があり選挙応援にも使えると思ったのだろう。説明責任も何もそれ以前に選挙民をバス旅行観劇招待は明らかな法令違反だ。秘書の証拠隠滅もあり立件できなかったが、本来であれば議員辞職が相当だった。女性登用は必要だが、現状の男女議員数とのバランスもあると思うので女性議員を増やしてから登用のほうが本来の姿に思える。適材適所に程遠い。 ◆俳優を変えても演題の中身は変わらず。ID: 7f5974通報顔を変えても政治姿勢は 何も変わらない、ただ 女性大臣を増やしただけの選挙対策。日本の憲法の上に安保条約・基地協定がある以上、日本の独立と主権 三権分立は守られず 忖度司法の国であることに変化はない。これで憲法改正?米国の為の改正にしかならないだろうね。 ◆キシダメは自分の延命に必死になっている。今回の布陣を見ると、本当によく分かる。国王にでもなった気でいるかもしれないが、この先には地獄が待っているぞ。 女性を起用するば、支持率が上がると思っているのか?世界の中の日本や日本国民の事、本当に考えているのか?更に少子高齢化は、加速するだろう‼ |
不適材不適所内閣。
— 福島みずほ 参議院議員 社民党党首 (@mizuhofukushima) September 12, 2023
暴走する河野さん、高市さん、虐殺の記録はないと言う松野さん、戦争する覚悟と言う麻生さん、なぜ続投か。新任の人もなぜこの大臣?
第二次岸田再改造内閣 顔ぶれ一覧 河野太郎氏はデジタル担当大臣留任(TBS NEWS DIG Powered by JNN)#Yahooニュースhttps://t.co/RBkIYoSWez
文科大臣に盛山正仁議員を起用するとの報道。
— HOM55 (@HON5437) September 12, 2023
盛山議員といえば、統一教会との関係について当初は全て「なし」と回答してたのに(共同通信調査)、
自民党調査には一転「教団関連団体の会合に出席し挨拶」と回答した方です。
解散命令請求を出すのにさ、こんな壺議員を起用するってありえないでしょ・・ https://t.co/XppxPFl40h
小渕優子氏を自民党選対委員長で起用へ 首相、茂木幹事長を牽制か(朝日新聞デジタル)
— 杉原航太 (@kota_sugihara) September 11, 2023
ドリル優子の重用は本来許されない。
『HDDをドリルで破壊』。
かっ飛び過ぎて『ドリル』に注目が集まるが、問題の本質『使途不明金5000万円に対する証拠隠滅』については説明不可解、今なお疑惑が残る。… pic.twitter.com/kmGOlBkdI3
内閣改造の目玉にするつもりなのだろう新しい女性閣僚たち。
しかし女性だからという時代は過去のことで、むしろ彼女たちの「出自」が気になる。
復興大臣の土屋品子の父は参議院議長、埼玉県知事などを歴任した土屋義彦。
こども政策担当大臣の加藤鮎子の父は元内閣官房長官・元自民党幹事長の加藤紘一・
地方創生担当大臣の自見英子の父は衆議院議員、参議院議員、郵政大臣、金融担当大臣などを歴任した自見庄三郎。
そして選対委員長が噂されるドリル小渕優子は在職中に亡くなった 小渕恵三の次女で、すべてすべて典型的な世襲議員たち。
内閣改造の度に組閣責任者が口走る「適材適所」はや完全に「死語」になっている。
今日の午後には正式発表され、岸田文雄の息子たちが「ゴッコ」した首相公邸の赤絨毯に勢ぞろいしたシ新閣僚たちの「晴れの集合写真」が明日の朝刊を飾ることであろう。
しかし、今度の内閣の寿命は意外と短いかもしれない。
こんな話が自民党ベテラン議員から聞こえてくる。
「10月の臨時国会の日程がなかなか決まらない。当初は今月29日説、続いて来月6日、今は16日説まである。官邸がじらしているのだろう。召集日の冒頭解散が首相の念頭にあるからだ。投開票日は10月29日、11月5日、同12日あたりが想定される。自民党は維新の勢いがつく前に解散を判断、官邸は多少の負けなら岸田降ろしは起きず、再選は可能と判断した、その結果がこの改造人事だ。選対委員長・森山裕を総務会長にし、そこに小渕優子を入れ遊説に使う。森山の三役入りで二階・菅陣営を納得させるなど細かい配慮だけでなく、自分に有利な人事にしている。人事の後は解散風が吹くだろう」
この話からすれば、今回の改造内閣は最長約3か月、最短では2か月くらいとなる。
それならば、少々難のある連中でもボロが出ないうちに解散総選挙で雲散霧消になるかもしれない、とオジサンは思う。