新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

パンデミック下の五輪は絆どころか日本人を分断する

2021年07月18日 10時39分42秒 | 東京五輪疑惑

1986年12月から1991年2月までの51か月間に及んだのがバブル景気時代。
 
しかし「呪われた五輪」で採用された「バブル方式」は開催前から早くもほころびが顕著になってしまった。
 
<新型コロナ>五輪選手村で初の陽性、海外から滞在の関係者 宿泊療養施設へ
 


そして、いま日本人に最も嫌われているボッタクリ男爵に対する「不要不急」の催しが今日開かれるという。
 
IOCバッハ会長らの歓迎会 40人余りで開催へ
 
 
           【東京新聞より】(コロリンピックの立役者たち)
 
「密を避けるためおよそ150人が入る会場が使われ、酒はふるまわれず、出席者のスピーチのほかピアニストの演奏が行われるということ」ならば、なんでこんな馬鹿げたことをやるのか意味不明である。             
 
 
ところで、大手メディアが一切報道しなかった動画がある。
 

公益社団法人日本女医会理事 青木正美医師による五輪中止の訴え
 
青木医師「これは人類の生命維持に対する最大の冒涜です。会場すべて無観客にしようがしまいが、選手や関係者が数万人も世界中から一箇所に集まるなどパンデミック下に絶対にやってはならないのことです。もしもこのままオリンピックを開けば、東京は巨大なエピセンターになってしまいます。そして選手や関係者がウイルスを自分の国に持ち帰れば、それによって多くの人命が失われることでしょう。今私達人類がしなければならないことは、皆で集まってスポーツをすることではありません。お互いできるだけ離れてパンデミックを収束させ、人類の命を守ることです。これほど簡単なことが、なぜIOCや日本の政府、東京都の優秀なリーダーたちが理解できないのか、私はとても不思議に思います。そして怒りを感じます。日本ではもともとPCR検査が全くされていません。また感染者用の病床を大きく増やすことが全くできていません。ワクチンを2回接種した人も20%にも達していません。またイベルメクチンという日本製の有効な薬があるのですが、その治験も積極的に行っていません。日本はオリンピック開催国として、最低限やるべきことを全くやっていません。しかしそれには理由があると私は思っています。日本は幸運にもあまり多くの人が亡くなっていません。ですからパンデミックの本当の怖さを知らずに、とても甘く考えているのだと思います。そして想像力も全くないリーダーは、オリンピック開催というあり得ない無謀な決断を下しました。オリンピックはCovid19という人類最大の大災害の最中に、最もやってはいけないこと、つまり人類のタブーであるのです。ことにCovid19はあらゆる意味で弱い人を追い詰めていきます。女性や経済的に弱い立場の人々が、最も先に犠牲になっていきます。こうしたことが十分に予想できるオリンピックを、私達日本人ばかりでなく世界中の人類は一致協力して止めなくてはならないと思います。」

 
「おっしゃるとおりです。五輪は中止に。 
「青木先生は、女性の立場の視点にすらこだわらす、ズバッと五輪を完全否定してくれてます。皆に見てほしい 五輪前に見なければ意味ない」
 
「日本では何が原因になっているのか?コロナ禍の対策も手抜き!
まだ間に合う。これ以上、政府による人災を大きくしないで!」
 
さて、昨夜は東京五輪代表(U24)が五輪金メダル候補のスペイン代表(U24)と親善試合を行い善戦した。
 
5日後には、グループリーグが開始され、本番に向けての最終リハーサルとの位置づけであった。
 
双方、最大6名の交代枠を使い、レギュラー選手以外にも控え選手を起用していた。
 
何しろグループリーグは日程が「密」であり、初戦は7/22(木)20時からの「南アフリカ」戦。
 
次は3日後の「メキシコ」戦。
 
そして最後は7/28(水)20時半からの「フランス」戦。
 
サッカーはプロ野球とことなり、試合が始まれば11人全員が休まず動き回るのが常識であり、国内Jリーグでも基本は1週間に1試合である。
 
したがって限られた日程の中で試合をするにはレギュラー11人だけでは到底無理があり、今回の五輪では22人が登録された。
 
試合開始が夜の8時過ぎでも梅雨明けの日本はかなり高温・高湿度の中での戦いとなる。
 
無観客試合となればサッカーファンならずともテレビ観戦で大いに盛り上がるかもしれない。
 
それでも、東京五輪は祝祭ムードのかけらもないのだが、大会組織委員会の関係者は「まさか、ここまでしらけたムードになるとは思いもしなかった。盛り上がるはずの聖火リレーは厄介者のように扱われ、イベントも次々に中止になった。期待とはまったく違うものになってしまった」と語っていた。
 

もっとも、こんなシラケ五輪にしてしまった張本人は、言わずとも知れた安倍晋三でろあろう。

 
【コメント全文】吉田麻也「何のための五輪なのか」有観客再検討を訴え」に対するアンチサッカーファンからのメッセージも決して見逃せない、否定できない内容だろう。
 
吉田麻也アスリート、「命かけて闘っている、有観客をぜひ」というが、山に登る人も命を懸けて登っている、
ぜひ24時間も守ってほしいとは言わない。
非正規雇用の人も、医療従事者も命かけて、仕事をしている、いい業態だとは言わないが、ウーバーイーツも命かけて働いている。
障害者は毎日が命がかかっているんだ。
なぜ、サッカーなんかに、拍手しなきゃいけないのか。
「お前の手柄や自己満足に興味がない」

  
このようなメッセージを発しなければならない状況を作った「パンデミック下の五輪強行」が日本人の絆を強くするどころか、「分断」する結果を招いてしまっている、とオジサンは思う。
 

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