新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍政権倒すのは草の根ポピュリズムか

2019年06月08日 11時58分58秒 | 参院選挙

大財閥の息子として生まれ育った男は78歳の老政治屋になっても、相変わらずの上から目線での物言いで、まったく庶民感情というものには関心がないように思われる。
 
退職後2000万円不足も 麻生大臣 資産形成考えて…
 
  
 
当然ながら多くの批判の嵐が舞い上がっていたが、特に野党が批判を強めたことから、自分の発言には確固たる信念を持ち合わせていないこの男は、夏の参院選を控えて、「老後の赤字2000万円 麻生氏『不適切だった』」悪びれることなく平然と火消しを始めた。 
 
年々支給額が「調整」という名の下に減額されている年金を取り仕切っている「日本年金機構」は今年も、「令和元年度『わたしと年金』エッセイ募集」を5月発末から始めていた。

こんな指摘に目もくれずに懲りずにこう宣伝していた。
 
たちどころに、ツイッター上では「#わたしと年金 」というハッシュタグが付けられた。
 
まさに国民感情がまったくわかっていないお役所仕事の典型である。
 
ところで、先日はオジサンは頼まれてこんなツイート飛ばした。 

やはり、女性の気持ちに全く無関心のアホ大臣に対しては、「#根本厚労相に履かせたい靴グランプリ」というまたもやハッシュタグで、大いに盛り上がっていた。

正面からこの厚労相を責めるよりも、本人の言った内容の理不尽さを笑いで攻める方が効果的かもしれない。
 
しかし、日本のお笑い界からは、時の権力を「笑い飛ばす」という気概がまったく失われていることは、今さら指摘するまでもない。

さて、ようやく参院選に向けて「自民公約 「早期」改憲へ4項目 消費増税は予定通り」となった。
 
   
               【東京新聞より】
 
よもや、自民党公約を無視してまで「消費税増税」の先延ばしはできず、そうなれば衆参同日選挙の可能性も薄れるのだが、財務省の強力な後押しもあり、今度ばかりは3度目の先送りとはならなかった。
 
増税必至のなかで、既成野党は「増税反対」と叫んでいればかつての「なんでも反対党」と揶揄されそうだが、中には消費税を「5%」に減税という要求もある。
 
そんな中で消費税そのものを廃止せよとは、消費税の増税を条件に衆議院を解散した当時の民主党の残党である野党連中には残念ながら言えない。
 
1週間前に、「新元号利用はいただけないが、政権打倒のポピュリズムは歓迎」の中で、朝日新聞が山本太郎参院議員の孤軍奮闘ぶりを記事にしていたが、再び紙面に山本太郎が登場していた。
 
れいわ新選組に寄付1.6億円超 消費税廃止掲げ反緊縮


政界の「きわもの」的に見られていた男の突出した政策が徐々に、「極めて真っ当な政策だ」という空気を作りつつある。
 
もはや、「ナンデモアリ」状態の安倍政権に対抗するには、草の根ポピュリズムが要求される時がやって来たのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
 


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