裏金疑惑の捜査で、当初予定(期待)されていた安部派5人衆が全員不起訴になったというが、裏金で得た金額が3000万円未満という線引きであったことが明らかにされたのだが、その一人の萩生田光一の記者会見ぶりが批判されている。
自民党の萩生田前政調会長の裏金は5年で2728万円!
— 三浦誠・赤旗社会部長 (@redbear2014) January 22, 2024
限りなく摘発基準の3000万円に限りなく近いけど、これでも見逃されるんだ。
しかも足がつく銀行口座ではなく、「事務所の引き出しで保管」だって。やましい金と認識していたんじゃないですか。 https://t.co/ykHXovjMYJ #自民
5年で2728万円を政治資金収支報告書に不記載していたと、萩生田光一前政調会長が記者会見で認める。2728万円の不記載は、立件のハードルとされた3000万円の壁のギリギリ下。検察審査会にかけらるとどうなるか。… pic.twitter.com/3MaG2tGSwz
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) January 22, 2024
国民の代表でありながら「深く考えず」に2728万円もの裏金作りをしていたということを深く考えれば、選択肢は議員辞職しかないはずだが、しないという
— 五百旗頭幸男 『はりぼて』『裸のムラ』 (@yukioiokibe) January 22, 2024
萩生田光一氏、キックバックは「深く考えず、そういうものだと…」 不記載は5年で2728万円と説明https://t.co/18ZodzYJLS
「本澤二郎の「日本の風景」(5052)」
<政治家ではない政治屋は金権脱税魔> 萩生田光一・松野博一・西村康稔・世耕弘成・西村博文・塩谷立・高木といった安倍晋三側近は、今では金権脱税魔の代表格と見られている。もう一人は五輪疑獄の黒幕の森喜朗。カルト神社神道・統一教会グループとも指摘されている。 一人も政治家がいない。利権目当ての権力亡者で、第二の安倍を目指して、真っ当な反省も謝罪もない。国民は、岸田文雄と東京地検特捜部の作・演出の見掛け倒しの「派閥解消」決定を見ても、日本の悪政が正されるとは、誰も信じていない。落ちるも落ちたり自公体制か。 安倍側近幹部は、まぎれもない金権脱税魔だ。国民は確定申告の時期を迎えて、どうすべきか躊躇しているという。 何度でも指摘したい。彼ら国会議員は世界一の高給を懐に入れている輩である。民衆の苦悩などこれっぽちもない獰猛な猪か。 <清和会幹部の不正を蓋し不起訴にした検察も共犯者> 国民は検察に一縷の望みをかけた。政治不信の元凶である永田町のドブさらいに対してだ。裏金事件は氷山の一角である。パーティー券のキックバックは小さな事件である。 もっともっと大きな事件が眠っている。財閥からの裏金である。政策のすべてが財閥向けのものである。大衆から消費税など税金で絞り上げている。金持ちからはびた一文も取っていない。民主主義が機能していない。 物価高の元凶である円激安政策を、もう10年前から継続している。そのおかげで財閥は肥え太った。その一部を賃上げに回しても、かすり傷ひとつ負わない。99%の中小企業は倒産の危機に怯えて、賃上げどころではない。1%財閥の賃上げで、日本の消費が増えるはずもない。大不況は継続してゆく。 財閥からなぜカネを取らないのか。国民すべてが分かっているが、政府も自民党もそうしない。今の自公内閣は、財閥の雇われ政府・傀儡政権だからである。それでいて野党は政権を取る気が全くない。八王子の市長選の結果を見れば一目瞭然。野党も市民も分断選挙をして一本化しない。結果的に野党も財閥に塩を送っているのである。 <自民党元秘書が爆弾発言=代議士の机の中に4000万円> 本日は自民党の元秘書がすごい事実を教えてくれた。 国会議員会館には、二つの金庫がある。一つはカネの出し入れをする金庫番が管理する金庫。もう一つが、秘書も知らない議員専用の金庫である。こちらは議員専用の大きな机の引き出し。机の右手の引き出しが、以前であれば3つあった。一番下の引き出しにはカギがついている。この鍵のある引き出しが議員専用の「金庫」。 開くと4000万円ほどの大金が詰まっている。脱税資金である。本人しか知らない。むろん、金庫番も、一般の秘書も。議員事務所の来客はさまざまだ。時には秘書も入れない議員と来客だけの時がある。その場面で、カネは直接議員の手に渡る。そうした闇・裏金が、一番下のカギのかかっている引き出しに積まれていく。領収書はない。 政治屋個人のお小遣いだ。何に使おうが自由である。申告不要の100%の脱税資金である。 <安倍晋太郎の奥座敷の大型金庫に6億円> 金庫といえば、安倍晋三の実父・晋太郎の奥座敷の大型開かずの金庫のことが有名である。清和会のベテラン秘書の仲間が、晋太郎が亡くなった時に発見したもので、中には6億円がぎっしり詰まっていた。 洋子未亡人が信頼していた秘書のお手柄である。その秘書が保証人に打ち明けて表面化した。本人から直接聞いた先輩秘書の偽らざる秘密である。晋太郎の脱税資金6億円が、息子晋三によって活用されたのだろう。昭恵は知っているかもしれない。 この大きな金庫の、今の中身に興味がある。「塀の上を歩く金バッジの面々」(ぴいぷる社)を書いた後の情報だったので、そこには触れていない。 政治屋に善人はいない。いまだに進んで議員辞職したものは一人もいない。このような政治屋による自民党の刷新本部に期待する方がおかしい。 <岸田安堵の野党市民派はバラバラの岸田選挙管理内閣> 今朝のネット情報に以下の悲しい記事が流れた。 (東京都八王子市長選は21日投開票され、無所属新人の前都人事委員会事務局長・初宿(しやけ)和夫氏(59)(自民・公明推薦)が、新人4人を破り、初当選を果たした。投票率は38・66%だった) 党利党略に徹する野党は、ネズミを捕らない猫である。中曽根同様に岸田も悪運が強いらしい。検察にも裏切られ、それでも覚醒しない野党は、自公に輪をかけて悪党であろうか。 |
残念ながら、「政治家ではない政治屋は金権脱税魔」なのだが主権者の抵抗運動としての検察審査会で「起訴相当」を勝ち取り検察に起訴させるしかないので当分は様子見といったところだろう。
さて話は変わって能登半島大地震」による甚大な被害を全国の国民が連日テレビで目の当たりに見せつけられているにもかかわらず、こんな能天気の老人がいる。
「経団連会長が今ごろ巨大リング視察で「復興と万博の同時並行」強調のリアリティー欠如」
「きょうの視察で万博のリアリティーを感じた」 日本国際博覧会協会(万博協会)のトップを務める経団連の十倉会長が18日、大阪・関西万博の目玉である「大屋根」(リング)を初めて視察。350億円もの建設費が散々批判されてきた巨大リングを目の当たりにするまで、協会トップは「万博のリアリティー」を感じていなかったらしい。 十倉会長は能登半島地震について「被災者の救援や救助、生活や街を元に戻すことを最優先でやるのは当然のこと」と言及しつつ、「それを進めながらぜひ万博を完成させ、命と連携の大切さをアピールしていきたい」と強調。被災地の復旧と万博の準備を並行して進めるべきとの考えを示した。 18日は、万博協会を監督する立場の斎藤経産相も相次いで万博会場を視察。「まずは震災復興に最優先で万全を尽くすことは強調したい」と語る一方、万博準備については「粛々と進めていく」と説明した。 斎藤氏に同行した大阪府の吉村知事は会見で、「大臣から『これ(リング)はスゴイですね』という話がありました」と明かした。のんきなものだ。 ■建設業は人員の奪い合い 十倉会長も斎藤氏も「被災地の復旧が最優先」と口を揃えるが、万博開催については「予定通り」の姿勢を崩さない。被災地が最優先ならば、万博準備に割かれている人員や資材などのリソースを被災地に振り向けるべきじゃないか。人手不足が著しいからだ。 日銀が先月発表した全国企業短期経済観測調査(短観)によると、雇用人員の過不足を示す「雇用判断DI」は全産業でマイナス35。特に、被災地の復興に欠かせない建設業はマイナス57、運輸・郵便はマイナス53と極めて深刻である。 建築エコノミストの森山高至氏がこう言う。 「万博工事も復興の工事も、現場で作業するのは下請けの職人さんです。大手ゼネコン所属の現場職人はいませんから、大手も中小も人手をめぐって競合せざるを得ません。例えば、万博工事を請け負う関西圏に行ける職人と、復興工事の依頼を受ける北陸圏に行ける職人は、福井や滋賀、岐阜あたりで奪い合いになる。したがって、万博準備と復興を切り離して考えることはできません。そもそも、被災地に行って『復興が最優先』と言うならまだしも、万博会場でそんなメッセージを出しても説得力に欠けます」 復興と万博準備を同時並行で進めるとは、それこそ「リアリティー」が欠けているんじゃないか。 |
大手ゼネコン清水建設の会長が「もうダメ、ヤバい」っていってるものを、なんで建築素人のじいさんがヤれるって勝手に言うのかわからん。
— 建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 (@mori_arch_econo) January 19, 2024
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経団連会長が今ごろ巨大リング視察で「復興と万博の同時並行」強調のリアリティー欠如 https://t.co/eUVYGp81ud #日刊ゲンダイDIGITAL…
そもそも経団連十倉、万博協会の会長でもあって、工期や計画が遅れに遅れてぐだぐだになってゼネコンをして「もうダメ」と言わしめた戦犯の一人だろ。それが今頃リングしかない万博工事現場視察して「復興と万博の同時並行」と言っても説得力の欠片もないだろ。#万博中止して被災地に回せ #万博中止 https://t.co/S4wy4QV30x
— ニヤリ本舗 (@niyari_honpo) January 20, 2024
この会長 去年志賀原発視察して再稼働しろとか言ってたよね。
— 珠 (@manmaruniikiyou) January 19, 2024
住友化学の最悪決算招いてるし、やっぱり万博は終わりだね。 https://t.co/OlGj3HW5Et
バケモノ万博やめて能登半島地震被災地救え
— 幸 (@11happygogo) January 20, 2024
日本国民が、バケモノ万博など興味ないが多数 https://t.co/jsRkBAYiXg pic.twitter.com/wULIy0V835
経団連の十倉会長のリアリティ欠如に対して、なんと岸田文雄の己の保身のためには派閥解散という究極の一手をうったのだが、さらに次の一手の可能性もあるらしい。
「【独自】「岸田の乱」の後には万博中止を発表か…怖い物なしの岸田首相が打ち出す「次の一手」」
■安倍派も二階派も解散へ 「今でも信じられません。しかしこうなったら、岸田首相の英断についていくだけです」 こう話すのは、岸田派の国会議員のひとりだ。 安倍派のパーティー裏金事件で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)で安倍派の清和政策研究会に加えて、二階派、志帥会の会計責任者ら2人を在宅起訴し、岸田派の宏池会の元会計責任者を略式起訴した。安倍派5人衆と呼ばれた幹部については、1000万円を超す高額な不記載がありながら立件されなかった。 |
「万博は被災地復興の障害ではない。北陸のみなさんにも、新たな夢や希望を持ってもらえるイベント」などとピント外れな日本維新の会、馬場伸幸の発言は我田引水的な暴論なのだが、岸田文雄の「万博の中止もしくは延期」を決断するならば多くの国民の支持を得るかもしれない、とオジサンは思う。