新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

選挙が近づくとキナ臭さが漂い始める

2019年01月23日 12時01分52秒 | 政治

オジサンはツイッターを始めて今年で6年目になる。
 
最近の若者はスマホ使用してのSNSが常識なのだが、オジサンの「ガラパコズ携帯」ではSNS仲間には入れないので、もっぱら自宅のパソコンを使用するしかない。
 
ブログは毎日1回のつぶやきは可能が、フォローしている人のツイートをチェックするのは、書斎でパソコンを使っている時間に限られてしまう。
 
今までにツイートした数も僅か6000超程度なので平均するとせいぜい日に2~3回ほどのツイートである。
 
したがって自分のツイートをリプライされることもほとんどない。
 
昨日はフォローしている人にこんなコメントを付けてリプライしたのだが、思わぬ反響があった。



 
大した内容ではなかったはずだが、共感した人がそれだけ多かったということらしい。
 
安倍晋三首相が前のめりになっている日露首脳交渉に関してはどうなっているのか。
 
こんな記事が出ていた。
 
 「なぜ今なのか、誰のためか 怪しい『日露交渉』の謎だらけ
 
専門家らしき人のコメントを抜き出してみた。
  
「安倍首相は交渉前から『容易ではない』なんて言っていました。少なくとも『説得する』というのが当たり前で、早々と敗北宣言したようなもの。ロシアは『(北方領土の)主権を含めて第2次世界大戦の結果を認めろ』と言っているのです。これは北方領土の侵略を法的に認めろ、と迫っているに等しく、日ロ首脳会談は今からでもキャンセルするのが筋ですよ。おそらく、ロシアは領土について議論する考えはなく、念頭にあるのは平和条約締結だけ。そして、日本から経済協力を引き出したい。日本にとっては最悪のシナリオが待ち受けているのです」           (筑波大教授の中村逸郎氏) 

 
「今回の北方領土交渉は過去の政権や自民党の姿勢とも異なり、安倍政権が独自に打ち出したもの。仮に領土返還なき平和条約締結などという状況になれば、交渉加速どころか後退は明々白々。もはやロシアにこれ以上の経済援助をする必要はなく、安倍政権がこれまでにロシアにいくらのカネをつぎ込んだのかについても野党は国会で厳しく問いただすべきでしょう」 
(高千穂大教授の五野井郁夫氏) 
 
「戦争」という行為は国同士の領土の奪い合いであることは、過去の歴史を紐解くほどもない。
 
まして隣国と地続きの欧州各国は領土を巡っての争いが絶えなかったわけだが、島国の日本は幸いにも欧州各国のような脅威は限りなく少なかった。
 
そんな狭小な島国根性丸出しの国の首相なので、領土問題は相手と仲良くしていれば解決できるという、典型的な「頭がお花畑」なのであろう。
 
さて、今年は亥年で12年に1度巡ってくる「参院選」と「統一地方選」が行われる年である。
 
12年前は第一次安倍内閣で「消えた年金問題」で自民党は参院選で惨敗した。
 
その後安倍晋三の「敵前逃亡」とも「職場放棄」とも批判された唐突の辞任により、自民党内での首相のたらい回しが続き、麻生内閣が解散できずに総選挙に追い込まれ2009年、民主党に政権を奪われた。
 
その時に暗躍したのが小沢一郎であった。
 
若くして自民党の幹事長になり権力を欲しいままにして「剛腕」と言われていた男が、新党を作っては壊しを繰り返し最後は民主党に入り込み政権を手に入れた。
 
しかし民主党内での「小沢嫌い」が強烈で党首にはなれず離党し、その後は売れない役者の「ドサ回り」の如く、弱小新党を立ち上げ権力奪回を幾度となく挑戦していたが、2012年の「日本未来の党」を設立した選挙で破れ表舞台には登場してこなかった。
 
そんな「過去の人」になっていた小沢一郎が選挙目当てに動き始めた。
 
自由、国民に合流へ 小沢氏と玉木氏が合意 参院野党第1会派視野
 
この記事に対するコメントをいくつか拾ってみた。
 
◆「一寸先は闇」、これが政治の世界か?
 一昨年の前原・小池劇場を彷彿させる政治劇。あのとき小沢一郎さんは途中退場。どのように政治が動くのだろうか?要注意!!」
◆小沢も民民も、本当に余計なことしかしないな。支持率ゼロパー同士がくっついた参院野党第一党なんか迷惑なだけ。そもそも自由と民民で政策が一致すんのかよ。こいつら、野党共闘の足を引っ張るとしか思えないわ。
◆脱原発1つでも相容れない両党だと思うが、これは野合ではないか。自由党って小沢さんの独断専行でコトが決まっていく政党なのか。全然自由ではないではないか。太郎さん、森さん、立憲に入った方がいいかも知れませんよ
◆「参院では野党第1会派となる」←目的はこれ
小沢氏は野党共闘に実は消極的な立民を見限っての合流と云う事か
とはいえこれで姿勢が問われるのは山本太郎議員
これまでの主張を維持するのなら合流は難しいのでは? 
 
安倍政権を退陣させるには参院選で自公勢力を3分の2未満にしなければならず、1人区はもちろんのこと複数区(2人とか4人)でも野党候補を1本化しなければ自公候補に勝つことは困難であろう。
 
それがナント、参院での野党第1党争いが裏にあるとは、有権者を全く無視している行為である。
 
その張本人が立憲民主党の枝野幸男代表だという。
 
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<参院選まで半年…野党共闘を阻む立憲・枝野代表の背信行為>
 2019/01/23 06:00 日刊ゲンダイ
・・・前略・・・
■共倒れ確実の候補者擁立
 国民民主の側は、2人区でも野党候補を一本化すべきだと主張。民主党時代にまとめた「2030年代原発ゼロ」の目標維持を表明するなど、立憲が掲げる「原発ゼロ法案」に歩み寄りを見せている。
 ところが、立憲は複数区に独自候補を立てる方針を崩そうとしない。国民民主が先に新人擁立を決め、一本化を呼びかけた京都選挙区にも候補者を立てる。京都には自民と共産の現職がいるのに、一本化しないでどう戦うつもりなのか。立憲は、国民民主の現職がいる茨城、静岡、広島の2人区でも候補者擁立を検討している。
「2人区は、国民民主と立憲が共闘して、ようやく1議席取れる。双方が新人候補を立てれば、下手したら自民党が漁夫の利で2議席を独占です。こんな単純なことが、なぜ分からないのか。立憲の枝野代表のかたくなな姿勢によって、野党間の溝は深まる一方です」(連合関係者)
 枝野氏は「すべての複数区に独自候補を立てることが野党第1党の使命」などとカッコつけているが、その態度が野党共闘を阻んでいる。枝野氏の存在が障害になりつつあるのだ。枝野氏が野党共闘を進めないのは、お山の大将でいられなくなるからだとみられている。
「立憲の中には、『何度か国政選挙を経て国民民主が消えるのを待てばいい』という声もあるくらいで、旧民主の近親憎悪は根深い。しかし、敵は自民党のはずです。野党が結集して自民悪政を倒し、新しい政治を始める気概を見せて欲しい。野党内でお山の大将争いをしている場合ではありません」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
 自由党の小沢代表が元日の新年会で「野党には後がない。ここでしっかり力を合わせなければ、政府与党の権力の前に崩壊する以外に道はない」と話していたが、本当にその通りなのだ。何をモタモタしているのか。
 統計不正などで政権がガタついている今は千載一遇のチャンスなのに、野党がまとまれないのであれば、それこそ国民に対する背信行為だ。枝野氏は国民の敵ということになる。
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確かに「何度か国政選挙を経て国民民主が消える」ことは誰も否定しないかもしれないが、国民民民主党が消える前に、安倍政権により「衆参同日選挙」にでもなったら、今の危うい野党共闘から見て、先に「野党が消える」ことになってしまうのではないだろうか、とオジサンは思う。  
 
 


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